読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

パンドラ’S ボックス

2008-03-18 |  北森鴻
パンドラ’Sボックス (カッパ・ノベルス)
北森 鴻
光文社

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『画壇の若き寵児が突然、不可解な焼身自殺を遂げた。その死に秘められた驚くべき秘密とは?(「仮面の遺書」) 大阪府警に届いた殺人を告白する手紙。少女の死体を古墳の陵墓に埋めたというのだ。捜査は、専門家による発掘調査を終えてからと命じられた刑事は……。(「踊る警官」)
 大胆な着想と鮮やかな謎解き! デビュー作を含む初期短篇7作と、エッセイ7編を収録。』

"デビュー作を含む初期短篇7作"などと書いてあると眉唾ものだけど、なかなか双葉より芳し。
北森鴻の過去など知らなかったが、雑文(?!)書きだったようで、そのことを笑い話にできるのはそこからのし上がった人だけなのかもしれない。そうでない人にはイヤミな文章だと受け取られるに違いない。ファンだけが読むべきエッセイである。
雑文書きだったからこその過不足のない文章だったのだと改めて思う。

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