![]() | 数えからくり―女錠前師緋名 |
田牧 大和 | |
新潮社 |
大店の娘殺し、神隠しの因縁、座敷牢に響く数え唄、血まみれの手。因果の糸を辿った先には、開けてはならぬ扉がひとつ。人の心の奥底の、〈悪〉を封ずる錠前付の――。緋名には解けないからくりなど、ないはずだったが――。誰かが嘘をついているのか? 時代小説界の俊英、大ブレイク作誕生! この才能に、瞠目せよ!』
『緋色からくり』の続。
なぜか読み残していたことに気づいて(遅い)
あまり続を書かない田牧さんにしては上手い作品だと思う。
ラスト、これでいいのかどうか。
蛇足だったんじゃないかと私も思う。