「ボブ吉」デビューへの道。

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室井滋さんの似顔絵。「14才の母」最終回「僕の歩く道」最終回

2006-12-21 14:46:04 | 有名人似顔絵【ま・や行】


●「14才の母」最終回
色々と批判も多かった「14才の母」ですが、様々な視点で見れる、
よく出来たドラマではあったと思います。
もちろんツッコミどころも多かったんですが、
キャラクターも様々で、演者もそれを消化できてたんじゃないですかね。
公式サイトのプロデューサー日記にも書いてありましたが、
実際に、このドラマのビデオを題材に、話し合いを持った
中学校もあるそうです。
どの登場人物も立場が違い、一長一短があり、守ろうとするものも違う。
討論の資料としては、とても面白いと思います。
もし可能ならば、自分の子どもに解説してあげながら、このドラマを
一緒に見るというのもいいんじゃないでしょうか。
もちろんドラマでは描ききれてない「もっとある厳しさ」も含めて。
ここまではハッピーエンドでしたが、本当に大変なのは、これからですしね。
あ、まずその前に、14才の母・父にならない方法の伝授も必要(笑)

先週の新聞記事で、このドラマで唯一まともに見えるのは
桐野静香(室井滋)だという意見が載ってたんですが、僕もそう思います。
静香というキャラクターが、一番リアルさを感じられましたよね。
それだけに、悪役を1人で背負い込まされてるようで不憫でした。
「でもね私は認めないわ。だから子どもにも会わない。
悔しかったら、本気でやって、おめでとうって私に言わせんのね。」
一の瀬家、桐野家が集まったシーンで、静香が言った言葉。
この言葉が、唯一静香のキャラクターを救ったように思います。
厳しいけど、静香らしい優しさのある言葉でした。

ドラマ後半では、本編に使用されなかったシーンや、
セリフの言い方の違うものなどを、予告に使用し、
視聴者をかなり煽ってたのは、ドラママニアとしては
残念なところでした。
社会派テーマを扱うなら、そういった小細工よりも、
もっと他に、力を入れて欲しかったなぁ。

ちなみに、未希の子どもの名前は、「そら」でしたが、
田中美佐子さんの長女も「空(そら)」。
生瀬さんも調べてみたんですが、わかりませんでした。

●「僕の歩く道」最終回
都古(香里奈)と河原(葛山信吾)さんがあっけなく破局,
都古動物園復帰、園長も職員の後押しがあって本社復帰と、
とんとん拍子で、ちょっと駆け足の最終回でしたね。
そして河原さんが「小柳徹朗」になる可能性は、否定してるわけね(笑)

「走るのは気持ちいいだけじゃない。辛い時だってある。
風を感じ、空を感じ、大地を感じながら、辛さを乗り越えた時、
そこにはどんな世界が待ってると思う?
それはロードバイクに乗る者だけが、知る事ができる世界なんだ。」
金田さん(浅野和之)の言う、ロードバイクに乗る者だけが知る世界。
それは達成感のようなものだったんでしょうが、
ドラマではそれに、「鳶」という要素が加わってたという部分が、
わかりやすくて、このドラマらしいなと思いました。

休みを利用して「グループホーム」から帰ってくる、テルを待つ大竹家。
誰もが楽しみにしてて、すごく微笑ましかった。
そこへテルが現れて、感動のラスト・・かと思いきや、
帰る時間を電話で聞く里江(長山藍子)に、「僕にだって予定がある。」とテル。
そして自転車に乗って、都古と落合うテル。
ドラマなので、どうしても「ドラマ性」を期待したり、
「感動して泣きたい欲」ってのもあるんですが(笑)、
このかわされ方は、「僕の生きる道」の「砂肝・・」を思い出しましたよ(笑)
このシリーズは完結かもしれないけど、また同じスタッフで
違う新シリーズが見てみたいですね。

◆追記◆
「僕の歩く道」って「大人の童話」みたいなドラマでした、と
自分の掲示板に書いたんですが、「大竹輝明」という名前、
「かぐや姫」を連想しませんか?
大切な授かり物という意味があったのかなと、深読みしています。
それと、このシリーズの役名は特別珍しい役名は出てきませんが、
草なぎ剛クンの役名、中村秀雄、小柳徹朗、大竹輝明ときてるんですよ。
「大・中・小」と「秀・轍・輝」って、何か、脚本家さんの
思い入れがありそう。

※「のだめカンタービレ」の感想はお休みします。
最終回は、必ず似顔絵とともに書きますので。


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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuko)
2006-12-21 15:21:31
わーお!静香さんじゃないですか?
さいこーです!!(笑)
14才の母、考えてみれば社会派ドラマだったんですね~。途中からよくわからなくなってしまったのが残念ですが・・・。のだめの似顔絵、楽しみにしてます!
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d(>∀< )Good! (まこ)
2006-12-21 16:56:58
静香さんのやり手っぽいイメージが良く出てますわぁ~

>14才の母・父にならない方法の伝授
そうそう!ここがあっさりスルーされてたような気がして、そこに違和感を感じてるうちに終わっちゃいました
自分自身、母子家庭で苦労して桐ちゃんを育てた静香さん。そしてかなりの人生のアップダウンを経験した人だからこそ、言葉に説得力がありましたわ~!
世間知らずの加奈子ママと未希には、伝わりにくかったようですが・・・
>田中美佐子さんの長女も「空(そら)」。
これって偶然?

●僕道
そうそう!泣く気満々、感動シーン満載のラストを
期待してたのに、いい意味で裏切られ、
やられた~~~!!!と(笑)
でも、この前向きな感じがこのシリーズらしくて
逆に印象深いシーンとして、印象付けられちゃいました!
当分この余韻に浸っていたいです
返信する
TBありがとうございました (スナッチャー)
2006-12-21 20:56:03
ボブ吉さん、こんばんは。
終わっちゃいましたね~~。
最終回は、反町効果もそれほどでもなく・・・

しかし、桐ちゃんは相変わらず「ボー」としてて
あんな子でも、戯れに?「S○X」しちゃえば、
「子供が出来る」ってことが、分っただけでも
教育的効果がありました??
返信する
14才 (きんぐ)
2006-12-21 21:27:22
確かに良くできたドラマだったとは思います。
このキャスト陣の演技力があったからこそ、そう思うのかも知れませんが(笑)

今度はこのキャストでコメディドラマが見てみたいなぁ。シリアス系ばかり出てる印象の志田未来がどんな芝居をするのか見てみたい。
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14才の母 (フレ子)
2006-12-21 23:56:13
最終回。
録画してまだ見てないんです。。。
なのでイラストだけ見ました(笑)
室井滋さん!!大好きなんです♪
口の曲がり具合がそっくりですね~
返信する
「そら」凄い! (みょうがの芯)
2006-12-22 01:01:21
ハリキリ桐ちゃんママの感じが凄く出ていて良いですね♪

知りませんでしたよ、田中美佐子さんの長女も「空」ちゃんだったのは・・・・。
そこから、脚本家の井上さんは取ったのでしょうかね?

白い巨塔など社会派ドラマでも定評のある井上さんですから、是非続編を作って、今回表現できなかった部分を深く掘り下げて欲しいです

返信する
終わりましたね (WAKA)
2006-12-22 02:00:48
室井さん似てますね!!!
個性的で好きな女優さんです。
私も今ブログを更新したところですが、同じ感想です。
14才の母は面白かったですが、後半はあまりでした。最後は綺麗にまとまりすぎていて。私も静香と同じ意見です。
>視聴者をかなり煽ってたのは
私もかなり同感!
高視聴率発進だったために過剰な予告でしたよね。
私も嫌いです。こういうの。
ただ出演陣の演技は良かったし、未来ちゃん頑張ったと思います。
いっぱい泣いて、色々と考えさせられるドラマでした。
私も母親で、娘もいるので、きちんと性教育や出産の事は伝えなければならないと思いました。

僕の歩く道も良かったですよね。
こちらは14才の母と真逆で、過剰な演出、お涙頂戴的につくられていなくて好きです。
このドラマ独特の雰囲気がありましたよね。
最終回は、長山さんの抑えた演技に泣かされました。
きっとテルに言いたい事はいっぱいあったと思うんです。あえてそれを言わない。でも、演技で何が言いたいのかが分かる。自分のところから離れていくのが寂しかったんですよね。ちょっとニクイ演出です。

ってまた熱く語ってしまいました。
長文失礼しました。
返信する
コメントありがとうございます。 (SHINGO。)
2006-12-22 03:30:33
yukoさん、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。

>さいこーです!!(笑)
ありがとうございます。
一度、1から描き直してるので、とても嬉しいです。
考えてみれば女性の似顔絵、久々です。
女性の顔は難しいです。
「のだめ」はまた男性の似顔絵になりそうですが
火曜日あたり、期待しててください。

まこさん、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。

>そうそう!ここがあっさりスルーされてたような気がして、
ここが、すり変わってるところなんですよね。
「命」がテーマだとは思うんですが、
それを「14才の出産」ということで描く必要性が
感じられなかった。
なんか展開的にはうまく誤魔化された感じ。
勘違いする子供が、出なきゃいいけど。。。

>そうそう!泣く気満々、感動シーン満載のラストを
僕も同じでした(笑)
ドラマ好きな人間って、勝手に妄想ふくらますでしょ?
そこがわるいクセなんですよね。
見終わった後、そうそうこういうシリーズだったと
納得してしまいました。
「14才の母」と同じくらいの視聴率でしたが、
「僕の歩く道」の方が、ひたすら描きたいものを追求し続けてて、
格の違いを見せつけた感じでした。

スナッチャーさん、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。
>しかし、桐ちゃんは相変わらず「ボー」としてて
桐ちゃんは、これからパチンコ屋さんに勤め、
そこで瑛太に出会います。
そしてアンフェアな世界に巻き込まれていきます。うそですよ。(笑)

映像だけで見れば、どっちかというと未希に誘われた感じもある
あの一夜。
それで、母親の会社が倒産・破産宣言。
冷静になれば、すごく後悔してそう(汗)

きんぐさん、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。
志田未来、もう普通の役柄で見てみたい。
現在公開中の映画でも、男の子の生まれ変わりの
女の子の役、やってますよね。
泣きの演技は凄いけど、等身大の中学生役や、コメディ
見てみたいですね。

フレ子さん、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。

>室井滋さん!!大好きなんです♪
僕も検索してて驚いたんですが、
室井さんを好きな女性、かなり多いですよね。
僕は、北村一輝さんが好きになりましたわ~。。。
あの濃い顔、たまらない(笑)
役者バカなところもいい。
室井さんも、役者バカですよね。
迫力ある演技・セリフ、たまりませんでした!

みょうがの芯さん、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。

>そこから、脚本家の井上さんは取ったのでしょうかね?
そちらにも伺って書きましたが、おそらく偶然だと思います。
1話で、桐ちゃんから教えてもらった「青空」の話があったし、
赤ん坊に会いに行くシーンで、青空を見上げてたし、
そこからとったものでしょう。

続編というか、スペシャルはあるでしょうね。
春くらいにはありそうな感じ。
また煽られるでしょうが、また見てしまうんだろうなぁ(笑)

WAKAさん、こんばんは。

>最後は綺麗にまとまりすぎていて。
ホントはこんな脚本にする予定じゃなかったんじゃ
ないかと思います。
「白い巨塔 唐沢版」「グッドラック!!」「エンジン」の
井上由美子さんらしくなかったです。
噂によると、1話増えたらしいです。
その分、後半の密度が薄くなったようにも思います。
クラスメイト、先生、それから波多野の取材部分など
もっと克明に描いてあげてもよかったと思います。
「命」がテーマだったとは思うんですが、
それが「14才の出産」というもので描く必要性も、後半は
感じなかった。ひたすら出産肯定になってましたね。

「僕の歩く道」は、「14才の母」とは違い、
描きたいテーマを、ひたすら描き続けたと思います。
ちょっと「格」が違う印象でした。
またこのスタッフでのドラマ、見たいですね。
返信する
こんにちは! (めいまま)
2006-12-22 15:08:58
室井さん大好きな女優さんです!
「やっぱり猫がすき」が好きで、それからずっとファンです。
このドラマでは一番まともで、意見がリアルだった人物に思います。
それはやはり、自分が経験して来た現実があるからなのでしょう。厳しい中の最後のセリフは静香らしい言葉だったと思うし、その通りだと私も思いました。テーマやストーリーはさて置き(置くな!)出演者は頑張ったと思います。
返信する
☆ヽ(▽⌒*) (くるみタルト)
2006-12-22 21:06:33
「14才の母」
田中美佐子の長女も「そら」ちゃんなんですね~!
田中美佐子も、未希ちゃんにそう聞いたときは驚いたでしょうねww

>厳しいけど、静香らしい優しさのある言葉でした。
はい、静香の優しさですよね。この時の台詞、しびれましたもの。

最後まで、谷村美月は、あまり活躍しなかったですね。。。
妊娠させたきっかけを与えただけでwww


「僕の歩く道」
都古ちゃんと河原さん、ほんとあっけなかったですね(笑)
でも、都古ちゃんとテルが、ほほ笑ましくて良かったです!
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