
日本人のノーベル賞受賞、続いてますね。
下村脩さんは、ほぼ半世紀前に書いた論文に対しての受賞。
受賞理由は、「GFPの発見と開発」。
下村さんのコメントで「昨日の物理学賞は当然もらう人たちだが、
私は偶然の幸運。」とありました。
オワンクラゲのかさのふちから、緑色蛍光タンパク質(GFP)を抽出。
その蛍光の光る構造を解明するまでが、下村さんの仕事だったようですね。
その時点では、緑色に光る不思議なタンパク質に過ぎず、
何の利用法もなかったそうで、そこから遺伝子工学の発展に伴って、
バイオテクノロジーに欠かせないツールとなったそう。
そういうもんなんですね、研究って。
こうやって日本人が受賞することによって、僕らも興味を持ち、
わずかながらですが、勉強になる。
からくりはさっぱりわかりませんが(笑)、有り難いことです。
それと物理学賞を受賞されたお三人。それから化学賞の下村さん。
どのお方も、外見は年相応なんですが、内面にすごく若々しさを
感じません?
受賞自体も暗いニュースを吹き飛ばしてくれますが、
4人の方々の純粋さというか、少年っぽさも、
ちょっと元気をもらえますよね。