キリスト像の上の晴間やゼラニューム
フウロソウ科の多年草。
南アフリカ原産。
品種が多く、世界で最も多く栽培されている花の一つ。
日本に渡来したのは幕末の頃とされる。
観賞用に栽培される。
五~六月頃、長い花柄の先に、赤、白、桃色、絞りなどの
五弁花を多数つける。
出津教会
長崎県外海にある出津(しつ)教会を訪れた。
1879年、ド・ロ神父が赴任し、出津教会の設計に着手、
1882年に完成した。
この教会にはステンドグラスがなく、窓は透明ガラスの片開
窓となっている。
また、出津教会は大野教会とともに世界遺産候補に指定
されている。
朝の雨が上がり曇であったが、ここにきてキリスト像の上だ
けがぽっかりと雲が空いて、青空が覗いていた。
手を広げるキリスト像の前の道端に、ゼラニュームが真っ赤
に咲いていた。
ゼラニューム信仰の地を歩きゐて