俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

木守柿

2015-11-30 | 俳句・冬・植物




空壕のありし辺りや木守柿



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柿の収穫も終り、葉も落ちつくした枝に一つだけ柿が残されてい

るものをいう。

来年もよく実るようにという願いが込められている。

川越城の空壕がかつてあったところが、埋め立てられて住宅地

になっていたりしている。

そういう地に木守柿がぽつんとあった。

青空のもと赤々と灯っていた。






古の道を歩きぬ木守柿



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