俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒禽

2019-02-01 | 俳句・冬・動物




寺の木に寒禽鳴かず止まりをり




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山野、水辺を問わず、冬に目にする鳥のことをいう。







これに対し、「冬鳥」は冬に渡って来る渡り鳥のことになる。







「寒禽」は寒さに縮こまっている鳥や、寒さとたたかっている

鳥であって、必ずしも寒中に限る必要はない。







寒さに悴んだ姿を特に「かじけ鳥」という。







寺の境内の木に寒禽が止まった。

辺りを見回して、鳴くことはなかった。






寒禽や襟立てて階(はし)上りゐて




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