俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

焼芋屋

2009-12-09 | 俳句・冬・人事


窯に薪を入れ白髪の焼芋屋

関東では、小石を焼いた中に薩摩芋を埋めて焼く石焼芋の焼芋屋が主流である。「い~しや~きいも やきいも」と呼び声をかけながらゆっくりと車を走らせる。昔は白い息を吐きながら、煙突つきのリヤカーを曳いて売っていた。白髪の焼芋屋が窯の火を赤々と燃え立たせていた。寒いせいか、人通りが少なく、買う人はいなかった。

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十字路を曲つて行きぬ焼芋屋


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