俳句の風景

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猿廻し

2017-01-08 | 俳句・新年・人事




手始めにハードル跳ばせ猿回し



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猿に芸をさせて金銭を貰い受ける大道芸をいう。







主として正月の厄払いのために家々を回り、太鼓を打ち、

猿を舞わせたり曲芸をさせた。







古くは猿は厩の守りとされ、馬と関係の深い武家や農家の

祓いをして、一年間の無事を祈るのが猿廻しの本来の姿と

いわれている。








後に正月の祝福芸となり、宮中などに出入りするようにな

った。

江戸時代には江戸城等に出入りし、大道芸、門付け芸とし

ても人気を博すようになった。







神田明神を参詣した。

神社の脇では毎年恒例の猿廻しが丁度始まるところであった。

猿廻しは手始めにハードルを三つ猿に跳ばせた。

最後に、猿は長い竹馬の一番上まで上り、闊歩した。






舞猿の乗る竹馬のながかりし



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