俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

牡丹の芽(2)

2010-02-26 | 俳句・春・植物


日の差せば赤深まりぬ牡丹の芽

牡丹の芽は、寒さのまだ残るうちに麗らかな日和が続くと、燃えるようにして出てくる。わずかに出た牡丹の芽があった。曇っている時はくすんだ色をして目立たないが、日が差すと俄に燃えるような深い赤が点る。初春の植物の生命力をそこに見た。

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生き役といふ言葉あり牡丹の芽


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