吉田信啓氏の「岩刻文字の黙示録」のご紹介を続けます。
リンクは張っておりませんが、アマゾンなどでご購入になれます。
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(引用ここから)
「あのカチーナ山が再び火を噴く時、人類は浄化される。
その時はアメリカ中が亡びるときだ。
しかしホピとホピの血だけは残る。
なぜならここオールドオライビは宇宙の中心だからだ」
と言うマーティン氏の表情は、確信に満ちている。
「人類が絶滅状態になる「浄化の日」を避ける方法はありますか?」
と私が聞くと、
「生贄が必要だ」
と彼は私を見据えて断言した。
「ホピやナバホは、伝説に残っているように、少年と少女をナバホ山の近くの湖のそばで殺し、その血をカチーナ山やナバホー山、湖と、神に定められたあらゆる地点に注いでまわった。
その二人は部族のために進んで生贄になることを申し出、喜んで、微笑を浮かべて死んでいったのです。
インディアンは再生を信じているから、死は眠りと同じで、まもなく別の人間としてよみがえるのです。
その少年や少女のような生贄が必要になる。
生贄を捧げて神に祈るしか、「浄化の日」を逃れるすべはないのです」
とホピインディアンの長老は空を仰いだ。
(引用ここまで)
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ホピ族が伝統的に少年少女をいけにえにささげてきた、ということについては、他の本にもいくつか記述があったことを記憶しています。
あえて採りあげなかったのですが、時をあらためて、紹介したいと思います。
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