笑顔浴

優しい時間

電動カートで四国遍路旅

2014年03月27日 | Weblog

出かけるたびに、心がはずむ。

HONDAのHPから拝借しました。

 

3月15日に 高知駅構内のパン屋さんでランチを食べていると

電動カートにのった初老の男性が入店してきました。

店内は狭く、混んでいましたが、店員さんが隅の椅子を移動させて

女子高校生達が席を隣に移動して、空間を作りました。

「すまんな」と声をかけながら・・・

驚いたのは、その運転技術で、

数回の切り返しで、ピッタリおさまるとは!

 

レジ横を通った時に、

「カートの運転がお上手ですね」と声をかけました。

私の声をかける能力を値引きしないでおこうと考えました。

 

男性は少し照れながら、四国八十八か所もこれで巡ったと語られたので

「お一人で、あの階段をどうしたんですか?」と訊くと

「這って登った」とのこと。

「這うと、肘や膝が痛かったでしょうね、凄いなあ」

達成感を伴った笑顔で応えてくれました。

外国の山で首の骨を折り、歩行困難となったら

電動カートを得て、行動範囲を狭めようとは考えておられません。

 

その後、乗ったタクシー内に

お遍路案内しますと掲示されていたので

運転手さんに この話をすると、「そりゃあ本当に凄い!」と感心なさって

近くの札所の階段は、駐車場から本殿まで300はあるよと教えてくれました。

それを聞いて、益々、勇気をもらう私でした。

諦めは、値引きですものね

 

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