バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

このところのこと

2013年01月27日 | 日記
前回の更新から二週間近く経ってしまった。

その間に、第九(4楽章のみ)の演奏会の本番が終了。もう1曲のショパンのPコンはのらず、今回は第九の2ndのみ。メンバーの方々には大変申し訳なかったのだが、仕事の都合で本番午前中のリハに参加できず、本番1時間前に楽屋入りした。ウォームアップをし、本番用のリードを選択。昨年11月の本番ラッシュの頃に用意したリードの中から選んだが、どうも響きが少なくどれも鳴らなくなってきている。本番は無事終了。といっても最後の1ページの早いところはこれまで同様に玉砕。まともに吹けたことがない。ふぅ…。

その後も、何となく個人練習に身が入らず、リード調整もうまくいかない。オケの練習に参加しても、自分の音の貧弱さに滅入る。木五の練習があり、録音して聴いてみると、自分の音がひどすぎる。音はカスカスだし、音程が悪すぎる。

これでは、いかん、と思い、気合を入れ直して個人練習をはじめた。リードも昨年末のころに用意したものは使用回数は少ないのだが、どれも響きが止まってきてしまっているので、鳴りの悪いものは思い切って使うのをやめた。

リードも久しぶりに削りはじめた。



今回は、少しサイド後半2/3を厚めに残すようにし、先端の1/3は薄めに仕上げ、先端の幅が14.5㎜以下にならないようにして、これまでと少しバランスを変えてみた。これでハート部分が厚すぎると、バリバリの重いリードになってしまいそうなので、ハート部分は慎重に削り、ハートサイドも様子をみながら慎重に調整する。

これで削ってみた1本目はわりと狙った感じの響きのリードになった。サイドが厚い分、少し音が硬めだが、鳴りも音のまとまりも悪くない。2本目は、1本目に比べると材質が硬めの分、少し薄めにせざるをえなかった。うーん、少し削りすぎたかもしれない。しばらくは、この削り方を試すことにする。

それにしても、この寒い時期の問題は、楽器が冷えきっていてピッチが上がらないこと。リードの問題もあるのかもしれないが、吹きはじめは、どうがんばっても442に届かない。木五の練習で最初に合わせた曲の録音を聴いてみると、自分の音だけがどこか別の国に行ってしまっているような感じで、気持ち悪い。毎年、この時期はこのことで悩む。うーん、この時期だけ台ワイヤーの位置も変更してみようかしら…。
コメント
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