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2012.08.01 つぶやきし言の葉

2012年08月02日 02時19分04秒 | Twitter



2012年7月に読んだ本

2012年08月01日 21時22分28秒 | 本と雑誌
7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2051ページ
ナイス数:90ナイス

千年ジュリエット千年ジュリエット
文化祭が舞台。これまで登場した個性的な面々が再び登場。「日常の謎」というよりもキャラクターが売りなので実質ラノベ。それだけに文化祭とは相性が良い。ただし、表題作はあざとすぎてがっかりした。叙述っぽい展開は前作の焼き直しだし、落ちも新鮮味なし。他の3編が悪くなかっだだけに・・・。(☆☆☆☆)
読了日:07月04日 著者:初野 晴
三匹のおっさん ふたたび三匹のおっさん ふたたび
今回は「三匹」よりもその周りの人々にスポットを当てた感じ。エンターテイメント性とテーマ性とのバランスは私には悪くないように思われた。高校生カップルの甘さ分がもう少し欲しいかなと思ったら、短編で十分に補えた。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:07月17日 著者:有川 浩
窓の向こうのガーシュウィン窓の向こうのガーシュウィン
おもしろくはある。「無垢」を題材とした作品。うまく読ませる腕はさすがに感じる。一方で、ちょっと綺麗すぎる印象も。そういう作品なんだけどさ。あと少し何か欲しかったかもしれない。(☆☆☆☆)
読了日:07月20日 著者:宮下 奈都
トネイロ会の非殺人事件トネイロ会の非殺人事件
ミステリ仕立てのSF2編とSF色のない表題作。エンターテイメントとしては手堅い感じ。小川一水の作品を読んで強く感じるのはとても日本的だということ。「星風よ~」で内輪で解決しようとしたり、「くばり神~」の曖昧な決着、表題作のいかにも責任回避的な作戦等、本書でもやたら目に付く。特に批判的に描かれているわけではないし、それが悪いわけではないのだが、SF作家として見た場合にどうしても気になってしまう。悪い意味での「軽さ」というか・・・。(☆☆☆)
読了日:07月20日 著者:小川 一水
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))
人は欲があるから成長できる。しかし、欲があるから道を踏み外したりもする。歳を取れば己の欲を制御できるようになるとも言うが、歳を取っても容易いことではない。ましてや若いときは。決して欲深なわけではない澪だけど、欲が身を滅ぼすかのような苛酷な試練を迎える。ようやく「心星」を見つけたというのに、本当に繰り返し試練に訪れるものだ。でも、これまで積み上げてきた澪という存在があるからこそ、必ず乗り越えられると読み手も信じることが出来る。(☆☆☆☆☆☆☆)
読了日:07月26日 著者:高田 郁
空飛ぶ広報室空飛ぶ広報室
やっぱり有川浩は自衛隊ものだね!って思ってしまう作品。ただ最近甘さ不足なのがなあ・・・。激甘希望なのに(笑)。その点だけが残念だったけど、一気に読ませる面白さはさすがの一言。(☆☆☆☆☆☆☆)
読了日:07月28日 著者:有川 浩

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター




ペースが上がらないが、なんとか6冊。有川浩様様w

小川一水は期待値が高いため評価は厳しめに。水準レベルの短編ではあるのだけどもうひとつ何かが欲しい。長編でもスケールが大きそうな設定なのになぜかこじんまりとしてしまう作品もあるが、「日本的」であることがその一因なのかもしれない。

有川浩は手堅いのにちゃんとエンターテイメントとして引き込む力があるところが凄い。甘さについては個人的希望なので、評価とは関係ないんだけどw

2012年6月に読んだ本
2012年5月に読んだ本
2012年4月に読んだ本
2012年3月に読んだ本
2012年2月に読んだ本
2012年1月に読んだ本
2011年に読んだ本




2012年7月に読んだコミック

『おおきく振りかぶって』19巻(ひぐち アサ)
『はじめの一歩』100巻(森川 ジョージ)
『生徒会役員共』7巻(氏家 ト全)
『銀の匙 Silver Spoon』4巻(荒川 弘)

わずか4冊。FF11復帰の影響がここに現れた感じ。もっと読みたいんだけどねえ・・・。


2012.07.31 つぶやきし言の葉

2012年08月01日 02時19分05秒 | Twitter