いよいよディヴィジョナルプレイオフ。本当の戦いはここから始まる。
○ Indianapolis @ Baltimore
KCのRBラリー・ジョンソンを止めたコルツディフェンス。今度の相手はRBジャマール・ルイス。コルツ勝利のためにはランを止めることが必須条件となる。
表の対決は、NFL3位のコルツオフェンスとNFL1位を誇るボルチモアディフェンスとのマッチングだ。前回のスーパー制覇以降も強力守備陣を維持し続けたボルチモアは、ベテランだけでなく若手の台頭もあって穴がほとんど見当たらない。ハードヒットは健在でTOレシオも1位。いかにコルツと言えども大量得点は期待できない。
裏対決となるボルチモアオフェンス対コルツディフェンスの方が試合の展開を左右するだろう。QBスティーヴ・マクネアはプレイオフの経験も豊富。だが、パスの精度は全盛期に比べると心もとない。彼をサポートするためにもランが計算できなくてはならない。コルツがKC戦のような守備を見せれれば敵地であっても優位に立てる。
予想は20-14でコルツ。KC戦の内容を評価してのもの。ボルチモアは守備のTOやキッキングでビッグプレイを出来れば勝利へのモメンタムを手に入れられるだろう。
○ Philadelphia @ New Orleans
レビューで対戦相手を間違えて書いてしまったが、フィラデルフィアはニューオリンズでの戦いとなった。接戦をものにした勝負強さは見られたが、ジャイアンツ相手に思いのほか苦戦した印象だ。ニューオリンズは久々のプレイオフでしっかりと自分たちの力を発揮できるかが鍵となるだろう。
最大の焦点は、獲得ヤードNFL1位のニューオリンズの攻撃をフィラデルフィアが止められるかどうか。ニューオリンズはレシーバーに難があるものの、QBドリュー・ブリーズは今やNFLナンバーワンと言ってもいいくらいのパサーとなった。二人のRBを併用するなど攻撃も多彩さを見せている。フィラデルフィアディフェンスはある程度の失点は覚悟しなければならないだろう。
対して、QBジェフ・ガルシア率いるフィラデルフィアオフェンスがどれほど得点できるか。ニューオリンズは守備は11位。パスディフェンスは3位となかなかのものだが、TOレシオが-3という弱点もある。決して強い守備ではなく、攻撃のお蔭でなんとかなっているという印象だ。ただフィラデルフィアの攻撃も先週はあまりいい調子とは言いがたかった。
予想では27-17でニューオリンズの勝利。もう少しハイスコアになるかもしれない。レシーバー陣がポロポロと落球を繰り返して自滅という展開でなければ、フィラデルフィアの勝利は望み薄だ。
○ Seattle @ Chicago
シカゴはQBに致命的な弱点を抱えている。それでもNFCトップの成績を残したのは、守備とスペシャルチームの力による。負けが許されないプレイオフでは、レギュラーシーズン以上にQBの差が勝敗を分けるが、QBの差以上のチーム力の差があれば別だ。
ダラス相手に劇的な勝利を収めたシアトルだが、相手のミスに助けられたという側面は否定できない。昨年に比べチーム力も劣るし、勢いも乏しい。第4週に6-37と大敗した相手だけに、苦戦は必死だ。シカゴにも当時のような勢いはないので、これほどの点差にはならないだろうが、それでも力の差はかなりある。
シアトルが勝機を見出すにはロースコアで展開し相手のミスにつけ込むしかないだろう。そのためにはシアトルは決してミスが許されない。完璧な内容の試合をしてなお相手のミス待ちという力の差を認めて戦えるかどうかが鍵を握る。
予想は23-13でシカゴ。チャンピオンシップゲームに向けてシカゴにとっては内容も問われる試合と言えるだろう。
○ New England @ San Diego
プレイオフに強いニューイングランド。しかし、敵地ではそうでもない印象もある。格下のジェッツ相手に完勝だったが、格上相手にどんな試合ができるのか。今シーズン最も勢いに乗るチーム、サンディエゴは満を持しての登場だ。
ニューオリンズの攻撃で鍵を握るのはOLだ。QBトム・ブレイディがどれほど優れたQBでも時間がなければパスは投げられない。LBショーン・メリマンという稀代のパスラッシャーを防げるかどうかが試合の明暗を分けるだろう。ランもジェッツ戦以上に重要となる。ボールコントロールしなければ勝利は見えてこないだろう。
LTことRBラデイニアン・トムリンソンを止めることはニューイングランドディフェンスの最低条件。MVPを始めあらゆる賞を総なめにしたLTを止めることは容易ではないが、勝つためにはどうしてもやらなければならない。QBフィリップ・リヴァースは後半に入ってやや失速した。それでも頼りになるTEアントニオ・ゲイツなどパスターゲットは豊富だ。シンプルなプレイ主体のサンディエゴには得意のディスガイズ守備は通用しにくいだろう。
予想は31-24でサンディエゴ。ニューイングランドが追う展開になればもっと大差が付くかもしれない。サンディエゴにとって不安要素はHCマーティ・ショッテンハイマーがプレイオフに弱いというジンクス。変わったことさえやろうとしなければ問題はないのだが…。
○ Indianapolis @ Baltimore
KCのRBラリー・ジョンソンを止めたコルツディフェンス。今度の相手はRBジャマール・ルイス。コルツ勝利のためにはランを止めることが必須条件となる。
表の対決は、NFL3位のコルツオフェンスとNFL1位を誇るボルチモアディフェンスとのマッチングだ。前回のスーパー制覇以降も強力守備陣を維持し続けたボルチモアは、ベテランだけでなく若手の台頭もあって穴がほとんど見当たらない。ハードヒットは健在でTOレシオも1位。いかにコルツと言えども大量得点は期待できない。
裏対決となるボルチモアオフェンス対コルツディフェンスの方が試合の展開を左右するだろう。QBスティーヴ・マクネアはプレイオフの経験も豊富。だが、パスの精度は全盛期に比べると心もとない。彼をサポートするためにもランが計算できなくてはならない。コルツがKC戦のような守備を見せれれば敵地であっても優位に立てる。
予想は20-14でコルツ。KC戦の内容を評価してのもの。ボルチモアは守備のTOやキッキングでビッグプレイを出来れば勝利へのモメンタムを手に入れられるだろう。
○ Philadelphia @ New Orleans
レビューで対戦相手を間違えて書いてしまったが、フィラデルフィアはニューオリンズでの戦いとなった。接戦をものにした勝負強さは見られたが、ジャイアンツ相手に思いのほか苦戦した印象だ。ニューオリンズは久々のプレイオフでしっかりと自分たちの力を発揮できるかが鍵となるだろう。
最大の焦点は、獲得ヤードNFL1位のニューオリンズの攻撃をフィラデルフィアが止められるかどうか。ニューオリンズはレシーバーに難があるものの、QBドリュー・ブリーズは今やNFLナンバーワンと言ってもいいくらいのパサーとなった。二人のRBを併用するなど攻撃も多彩さを見せている。フィラデルフィアディフェンスはある程度の失点は覚悟しなければならないだろう。
対して、QBジェフ・ガルシア率いるフィラデルフィアオフェンスがどれほど得点できるか。ニューオリンズは守備は11位。パスディフェンスは3位となかなかのものだが、TOレシオが-3という弱点もある。決して強い守備ではなく、攻撃のお蔭でなんとかなっているという印象だ。ただフィラデルフィアの攻撃も先週はあまりいい調子とは言いがたかった。
予想では27-17でニューオリンズの勝利。もう少しハイスコアになるかもしれない。レシーバー陣がポロポロと落球を繰り返して自滅という展開でなければ、フィラデルフィアの勝利は望み薄だ。
○ Seattle @ Chicago
シカゴはQBに致命的な弱点を抱えている。それでもNFCトップの成績を残したのは、守備とスペシャルチームの力による。負けが許されないプレイオフでは、レギュラーシーズン以上にQBの差が勝敗を分けるが、QBの差以上のチーム力の差があれば別だ。
ダラス相手に劇的な勝利を収めたシアトルだが、相手のミスに助けられたという側面は否定できない。昨年に比べチーム力も劣るし、勢いも乏しい。第4週に6-37と大敗した相手だけに、苦戦は必死だ。シカゴにも当時のような勢いはないので、これほどの点差にはならないだろうが、それでも力の差はかなりある。
シアトルが勝機を見出すにはロースコアで展開し相手のミスにつけ込むしかないだろう。そのためにはシアトルは決してミスが許されない。完璧な内容の試合をしてなお相手のミス待ちという力の差を認めて戦えるかどうかが鍵を握る。
予想は23-13でシカゴ。チャンピオンシップゲームに向けてシカゴにとっては内容も問われる試合と言えるだろう。
○ New England @ San Diego
プレイオフに強いニューイングランド。しかし、敵地ではそうでもない印象もある。格下のジェッツ相手に完勝だったが、格上相手にどんな試合ができるのか。今シーズン最も勢いに乗るチーム、サンディエゴは満を持しての登場だ。
ニューオリンズの攻撃で鍵を握るのはOLだ。QBトム・ブレイディがどれほど優れたQBでも時間がなければパスは投げられない。LBショーン・メリマンという稀代のパスラッシャーを防げるかどうかが試合の明暗を分けるだろう。ランもジェッツ戦以上に重要となる。ボールコントロールしなければ勝利は見えてこないだろう。
LTことRBラデイニアン・トムリンソンを止めることはニューイングランドディフェンスの最低条件。MVPを始めあらゆる賞を総なめにしたLTを止めることは容易ではないが、勝つためにはどうしてもやらなければならない。QBフィリップ・リヴァースは後半に入ってやや失速した。それでも頼りになるTEアントニオ・ゲイツなどパスターゲットは豊富だ。シンプルなプレイ主体のサンディエゴには得意のディスガイズ守備は通用しにくいだろう。
予想は31-24でサンディエゴ。ニューイングランドが追う展開になればもっと大差が付くかもしれない。サンディエゴにとって不安要素はHCマーティ・ショッテンハイマーがプレイオフに弱いというジンクス。変わったことさえやろうとしなければ問題はないのだが…。
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