1期はギャグ・パロディベースで作られていたが、スタッフが変更された2期はラブコメベースとなった。原作は未読だがより原作に近いテイストのようだ。
1期は『らき☆すた』と時期がかぶったりで、インパクトには欠ける印象があった。4クールという長丁場で、かなり弾けた回もあり、出来が悪かったというわけではないが。それに比べると2クールとなったこの2期はストーリー的にはうまくまとまった内容ではある。前半はメインヒロインに桂ヒナギクを擁し、1期では出番の少ない(毎回どこかには出ていたが)西沢歩もヒロイン格となって、綾崎ハヤテとの三人の関係が軸となっていた。後半は三千院ナギがメインとなったため、ヒナギクとハヤテが絡むシーンが減り、話の焦点がややぼけてしまった感がある(ナギの話自体はそれなりにまとまってはいたが)。
ラブコメというジャンルについて言えば、特に少年誌でのそれは一種のはしかみたいなものかとも思う。制約が強く、展開は様式化されている。キャラクターの個性などで差別化する以外新しさを提示しにくい。それだけにラブコメから卒業すると、新鮮さを感じられないためもう楽しむことができなくなる。
本作ではギャグやパロディの要素とキャラクターのバリエーションによってある程度緩和されているが、それでもラブコメという展開自体は入り込みにくい要素となっている。その意味では1期の方が好みとも言える。ただ桂ヒナギクがフューチャーされたことで2期の方が好きということになるけれど。
展開的に3期の可能性を強く匂わせている。どういう展開になってもエンターテイメントとしての質を保ってくれれば楽しめる作品となるだろう。キャラクターの多彩さや演出的仕掛けは安心して見ていられるレベルにあるのだから。
1期は『らき☆すた』と時期がかぶったりで、インパクトには欠ける印象があった。4クールという長丁場で、かなり弾けた回もあり、出来が悪かったというわけではないが。それに比べると2クールとなったこの2期はストーリー的にはうまくまとまった内容ではある。前半はメインヒロインに桂ヒナギクを擁し、1期では出番の少ない(毎回どこかには出ていたが)西沢歩もヒロイン格となって、綾崎ハヤテとの三人の関係が軸となっていた。後半は三千院ナギがメインとなったため、ヒナギクとハヤテが絡むシーンが減り、話の焦点がややぼけてしまった感がある(ナギの話自体はそれなりにまとまってはいたが)。
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