あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

第三国無観客試合について

2005-04-30 14:21:37 | サッカー
 FIFAによる、日本―北朝鮮戦の第三国無観客試合の決定については、特に何も言うことはないです。
 
 まあ、両国のサポーター、北朝鮮に行くつもりだった日本のサポーターと、ホームで日本と対戦する自国代表チームを見たかったであろう北朝鮮のサポーター共々、残念でしたねと言う他はないですが。特に、北朝鮮については、この結果は、自分達の撒いた種だから仕方がないですねと言うしかないです。
 
 日本代表の立場に立ってみれば、人工芝という不確定要素が無くなってよかったかなとも思われます。あと、政治や外交問題の影響も最小限にできるので、純粋にサッカーで勝負できると思われるので、選手にとってはよかったのではと思います。

柳沢ががんばってる

2005-04-29 01:09:55 | サッカー
 メッシーナの柳沢ががんばっている。チーム内での評価もまずまずみたいだし。この間までは、代表にも呼ばれなくなって、「あの人は今」状態だったのに・・・。

 アウェイでのイラン戦で、中々点が入らない後半に、ジーコが柳沢を呼んだ時のアナウンサーの「呼ばれたのはヤナギサワデス!!」には(「オオグロではなくて」)をくっつけたいような響きがあった。正直私も「ウソーっ!早くオオグロ出せよー!」なんて頭を抱えていたが、結果は堂々のワンアシストだから、見ていた皆にかなりの好印象を与えたと思う。

 メッシーナではゴールだけを期待されているわけではなくて、他のFWを生かすような動きが評価されているようだ。そこまで知っての柳沢の投入だったとしたらジーコもなかなかやるじゃないかと思ったが、あの試合では、高原、玉田の先発ツートップよりも全然よかった。あれで、もう少し、決定力があれば言うことはないんでしょうが。とりあえず、メッシーナでどこまでやれるか注目です。

柏サポーター事件に思う

2005-04-28 13:48:57 | サッカー
 柏サポーターと名古屋サポーターの乱闘事件については、柏サポーターやチームに対しての処分が発表されたりして終息に向かっているようですが、ちょっとだけ書いてみたいと思う。
 
 事件の後で、ネット上で柏側の、”自分達も悪かったが、煽った名古屋サポーターのほうに原因がある、(だからああなったのは、仕方がない)”というような意見をいくつか見た。これは社会的にも法律的にも全く通らない言い分である。この言い分が通るならば警察は要らないということは子どもでもわかることだ。

 では、腹が立った彼らはどうすればよかったのか。私は、このことで思いだした言葉がある。

 『気持ちはどれでもオーケー。行動はオーケーのときと違うときがある』です。

 この言葉は、「なぜ人は破壊的な感情を持つのか」(角川書店)というダニエル・ゴールマンとダライ・ラマによる著書のなかに出てきます。ダニエル・ゴールマンには「EQ-こころの知能指数」という世界的ベストセラーになった著書があります。ダライ・ラマはご存知チベット仏教の精神的指導者です。これら二冊の本は、ちょっと固い本ですが、自分の中にある破壊的な感情や力をコントロールできずに困っている人は読んでみる価値があると思います。「EQーこころの知能指数」のほうが比較的読み易いです。

 サッカーから話がそれてしまいましたので、この辺で止めますが、仏教的な寛容の知恵は役に立つと思います。それが身に付けば他人の喜びに寛容になれるし、暴力を自制する力も身に付くと思う。

マスコミ経由の批判はやっぱりよくないと思う(中村発言)

2005-04-25 13:38:52 | サッカー
 イラン戦後の中村俊輔のマスコミに対しての発言、(監督に守りますか?と聞いたら、責めろ、と言われたので責めたら失点した。)を見た時は、次のバーレーン戦のことで頭がいっぱいで、その後に小笠原発言などもあったので、何となくスルーしてしまっていたが、改めて考えてみると、ジーコにしてみれば、マスコミという第3者を使っての公然たる監督批判なわけで、ジーコが怒るのも無理は無いなと思った。こういう場合、本人に面と向かって批判されるよりも頭にくるのではないかと思われるし、もうちょっとマスコミに対しては慎重に発言したほうがよいと思います。私は、本人に面と向かって言えないことは黙っていたほうがよいと思いますが。

 それにしても、柏ー名古屋戦後のサポーターの乱闘、傷害事件のニュースを知って、とても憂鬱になりました。怪我の具合も気になります。大丈夫なんでしょうか。今後、このようなことが起こらないような対策、処置が必要だと思います。
 怪我された方が、早く治りますように。

これまでの代表のベストゴールは?

2005-04-24 00:58:40 | サッカー
 私にとって代表戦のベストゴールはどれだろうかと考えてみた。親善試合も入れると、やっぱりイングランド戦の小野のゴールだろうか。イラン戦の福西のゴールもかなり良かったと思うが。

 私は、どっちかというと、マラドーナタイプの(五人抜きのような個人のパワーや能力に依存した)ゴールよりも、組織で崩していく得点のほうが好きだし、日本の持ち味でもあると思う。

 しかし、それはあくまで理想で、親善試合と最終予選では話は全く違ってくるので、最終予選では、それが勝利につながるのであればどんなゴールでもベストゴールだと言えると思う。 

北朝鮮代表についてのコラム

2005-04-20 01:54:46 | サッカー
 日本のホームでの北朝鮮戦は、日本代表サポーターにとっては不満の残る内容だったと思うが、結果的には勝ち点3が取れたし、試合中、試合後のごたごたも無く、北朝鮮代表も負けはしたものの自分たちの戦いぶりに、ある程度の手応えを感じて帰国したような感じだった。しかし、その後の北朝鮮のホームでの二試合目のイラン戦後の混乱は、日本のサッカーファンや関係者全てに不安を抱かせる状況となってしまったのであるが・・・。
 私が、北朝鮮代表の試合について書かれた文章で、一番印象に残っているのは、 。「アジアの悪役、北朝鮮代表の真実」という黄慈権さんのコラムだ。彼はこの中で、北朝鮮代表チームの良さと駄目な点の両方を挙げつつ、冷静に描写している。そして、文章の最後を「だから、絶対に安全なんて言えないけれど、日本代表と、そして日本人サポーターには北朝鮮に来てもらいたい。」という言葉で締めくくっている。

 昨今の、中韓両国の反日デモを見るにつけ、複雑な気分になってしまう今日この頃ですが、去年のアジアカップでの日本代表の健闘ぶりと優勝は、中国のサッカーファンにも、何らかのインパクトを与えただろうと思う。(それを、表立っては言えない状況があるから表面化はしないと思うが、ネット上では日本チームのファンになったというコメントもちらほら見かけた。)

 だから、6月の北朝鮮戦でも、日本代表は、アジアカップの中国戦のようにアウェイで堂々と勝ってほしい。

 まあ、その前に、バーレーン戦がありますが

フィレンツェと京都と中田について

2005-04-17 02:48:20 | サッカー
 中田英寿の所属しているフィオレンティーナのあるフィレンツェという街だが、私の印象では京都に似ていると思う。花の都と呼ばれて、世界的な観光都市で。だから、気質も似ているんじゃないだろうか。独特のしきたりがあって、よそ者を気軽に受けつけてくれないようなプライドの高さがあるような気がする。京都人の難しさのようなものがフィレンツェ人にもあるような気がする。

 次季、中田がもしイタリアでサッカーを続けるのであれば、彼にはボローニャに行ってもらいたいと思う。去年、中田がボローニャで活躍できたのは、マッツォーネがいたことが大きいと思うが、彼の性格にボローニャの街が合っていたということもあるんじゃないかなと思うのですが。

 それにしても、Jリーグでは代表と違って、がんがん点が入っているような気がするが、Jリーグで活躍→代表での活躍に即つながるかというとそうでもない。サッカーの質が違うのか、それともDFのレベルが違うのか・・・。

 

Number 625号&ナカタのホームページ

2005-04-09 17:26:44 | サッカー
 Number 625号を読んで感じたことを、一言コメント風に書いてみたい。
 
 宮本、大変だったんでしょうね。精神的にも。(今日の浦和戦もスタメンではないみたいだし・・・。)彼の苦労は中間管理職のそれとでも言ったらいいのか。ほんとにお疲れ!

 大黒の顔を見ると、何故か笑ってしまう。(ゴメン!)その緊張感のない自然体な感じがいいのでしょう。

 福西って不思議なタイプの選手ですねー。(イラン戦のシュートは本当にナイスでした。)中田に対して、ものおじしないところも貴重な存在だと思います。

 楢崎の「今回は、ポジションを奪い返そうという気持ちは全くなくて、チームに勝利をもたらすことだけを考えてました。親善試合なら自分のアピールの場としてやってもいいけど、最終予選なんでね。」というコメントに納得。(彼らの証言。楢崎正剛 より)

 一番おもしろかったのは、西部謙司氏の「ナカタというベストポジション。」という記事です。中田という選手の特徴を適確に説明してくれてます。この記事や宮本の「今のチームは誰かひとりの力に頼るチームじゃないと思う」(彼らの証言。宮本恒靖 より)という意見を見たりして思うのは、この二試合での宮本や福西のように、中田を生かすには、廻りが中田と積極的に自分の意見を言ってコミュニケーションをとっていくことが大事という気がしました。

 それで、中田選手のホームページの4.07のメールで、彼が珍しく自身の感情を率直に吐露しているのを見て、今回の予選ニ試合やその前後の合宿などを通じて、いろいろと感じるところが多かったんだという気がしました。本当に珍しく感情を露にしています。でも、ドイツのWカップには最後のチャンスなので出たいという気持ちが強いということも言っていました。

 Numberにもどりますと、現マリノス監督の岡田監督のインタビューも載っていまして、仏Wカップの時は、ほんとうに大変だったんだなあと今更ながらに思いました。インタビューで印象的だったのは、岡ちゃんが、最近は勘を大事にするようになったと言っていたところ。仏での岡田監督は、理論にこだわりすぎるあまり、勘の鈍さが感じられたので。

 この号には、カズとゴンのインタビューも載ってます。
 

大丈夫だろうかジュビロは

2005-04-08 01:41:01 | サッカー
 ジュビロがACLで完敗したらしい。試合を見てないので、どこまでチーム状態が良くないのかとかはわからないのだけれど、選手のコメントの覇気の無さから想像するのに、かなり危機的状況のような気がする。色々な要因があるんでしょうけれど、選手の高齢化とか、期待の若手の伸び悩みとか・・・。

 でもって、山本監督。どうなんでしょうか。私がこのブログの(2/18)の記事で心配していた二人、高原と山本さんですが、私の勘が当たってしまったんでしょうか。(「選手&監督にとってナイーブさとは?」の記事参照)

小笠原発言について

2005-04-06 02:04:08 | サッカー
 マスコミ経由でつたえられている小笠原発言について、いろいろ思うところはあるけれど、あんまりマスコミ相手にいろいろ言わないほうがいいのではと思う。でも、ほんとうにあのとおりのことを言ったのだとしたら、(中田より)自分が出たほうが強くなるという自信なのか、それとも本人(ジーコ)に直接話しても駄目だと思い、マスコミ経由でアピールする戦術にでたのか・・・。うーん、でもやっぱりそういうやりかたは好きになれない。
 
 レベルが違うので比較の対象にならないと言われるかもしれないが、2002年のW杯のブラジル代表チームには、現在ACミランで大活躍しているカカがいたと思うが、彼にはW杯での出番はなかった。でも、ブラジルの優勝が決まった時は、レギュラーの選手達に混じって大喜びしていたと思う。代表チームというのは、個人の夢を達成する場所ではないと思う。これまでも自分個人のことにこだわりすぎる選手は結果を出せずに脱落していくことが多かった。黙って努力し、与えられたチャンスにしっかり結果を出せば、道は必ず開けるもの。カカのような選手が控えに甘んじているブラジルに比べたら、日本代表なんてとっても甘い状況なのでは。