あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

柏サポーター事件に思う

2005-04-28 13:48:57 | サッカー
 柏サポーターと名古屋サポーターの乱闘事件については、柏サポーターやチームに対しての処分が発表されたりして終息に向かっているようですが、ちょっとだけ書いてみたいと思う。
 
 事件の後で、ネット上で柏側の、”自分達も悪かったが、煽った名古屋サポーターのほうに原因がある、(だからああなったのは、仕方がない)”というような意見をいくつか見た。これは社会的にも法律的にも全く通らない言い分である。この言い分が通るならば警察は要らないということは子どもでもわかることだ。

 では、腹が立った彼らはどうすればよかったのか。私は、このことで思いだした言葉がある。

 『気持ちはどれでもオーケー。行動はオーケーのときと違うときがある』です。

 この言葉は、「なぜ人は破壊的な感情を持つのか」(角川書店)というダニエル・ゴールマンとダライ・ラマによる著書のなかに出てきます。ダニエル・ゴールマンには「EQ-こころの知能指数」という世界的ベストセラーになった著書があります。ダライ・ラマはご存知チベット仏教の精神的指導者です。これら二冊の本は、ちょっと固い本ですが、自分の中にある破壊的な感情や力をコントロールできずに困っている人は読んでみる価値があると思います。「EQーこころの知能指数」のほうが比較的読み易いです。

 サッカーから話がそれてしまいましたので、この辺で止めますが、仏教的な寛容の知恵は役に立つと思います。それが身に付けば他人の喜びに寛容になれるし、暴力を自制する力も身に付くと思う。

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