あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

鹿島ーマンU戦

2005-07-29 15:53:23 | サッカー
 鹿島がマンUに2-1で勝った。相手のコンディション、モチベーションなど諸々考慮に入れたとしても、素直に喜んでいい結果だと思う。本山の2ゴールは素晴らしかったし、あのマンUの豪華攻撃陣に対して1失点という結果は、ラッキーな面もあったけれど誉めていい結果だと思う。ラフプレーもちらほらあったけれど、試合自体はベルディーレアル戦のような険悪な雰囲気にならずに終わったのもよかったと思う。マンUで印象に残った選手というか、好きだなーと思ったのは、やっぱりファーディナンド。フェアなプレースタイルや試合に臨む態度等、トータルに見ていい奴って感じです。豪華攻撃陣は、ファン・ニステルローイはやっぱり怖かったけれど、彼らでも鹿島にリードされて焦りがあったのか、あと一歩のところでシュートが決まりませんでした。鹿島のように負けないゲーム運びができるチームってことは、リーグ戦の優勝を狙ううえでも大事なことだと思う。

 それに比べて、FC東京ーバイエルンは0-4で負けですか・・。ドイツ人はどんな相手にも手を抜かないと聞いてますが、それにしても去年の代表と言い、日本はどうもドイツとは相性が悪いですね。Wカップ本選で当たらないといいのですが。

戸田VSベッカム事件orレアルの日本巡業

2005-07-27 01:01:28 | サッカー
 レアルがヴェルディに3-0で惨敗し、その試合中、戸田がベッカムに唾を吐いたことがレアルサイドやベッカムファンの間で問題になっているらしい。私は、この試合、いまひとつ関心が持てなくて、やっているのは知っていたが見なかったので、この件については、どういう状況だったのかはネットで検索して知っただけなのですが、唾吐くのはよくないと思うし、親善試合でエキサイトし過ぎるのもどうかなーと思うが、唾吐きに至るまでの経過で、レアルサイドの意見だけ聞くのも戸田がかわいそうかなという気もする。その後、戸田はレアルの報復行為によって負傷退場しているみたいだし・・。まあ、戸田らしいと言えば戸田らしいと思うが、そういうところを、トルシエは買っていて、ジーコはそういうところ―目立つラフプレー―が余り好みでは無いので代表には呼ばないのだという気がする。まあ、戸田に対しては、「相手が悪かったね、ベッカム様ですから」と言うしかないですが。彼をあからさまに削るとひどいことになるということでしょうか。
 どっちにしても、レアルの日本での営業活動には何の興味も無い私ですが。ジュビロ戦はおもしろくなるでしょうか。全くつまらなくなるということも考えられますが。

’76年生まれ続き、福西

2005-07-24 16:25:37 | サッカー
 いずれ劣らぬ個性派ぞろいの76年~’77年組の中でも、福西の存在感は独特なものがある。元FWの決定力、器械体操をやっていたことによる身体の柔軟性、恵まれた身体能力などによって、ジーコからも絶大な信頼を得て、気が付いてみれば代表レギュラーの座を、いつの間にか不動のものにしていた。前にも書いたけれど、福西は不思議な選手だ。その魅力を何と表現したらいいのか、「風のように爽やかな顔をして(相手チームから見れば、)悪事を働き、敵を削る、捉えどころが無いだけにファールも受けにくく、(敵に回すと)厄介な選手」といった所だろうか。
 今季のマリノスとの開幕戦で物議を醸した例の「福の手ゴール」事件にしても、マリノスサポーターの大騒ぎにも関わらず、「何処に当たったのか覚えていない」との本人の涼しげなコメントには思わずにやりとさせられた。そういうところを”マリーシア”と呼んで嫌うひとも多いと思うが、サッカーの醍醐味は、そういう清濁併せ呑む太っ腹を楽しむところにもあると思うので、彼は、ジーコジャパンにとって無くてはならないひとりであると思うし、コンフェデ後、ヨーロッパの代理人に、印象に残った選手として、小笠原と共に名前が上がっていたのもうなずけるところだという気がした。

個性豊かな’76年生まれ

2005-07-22 01:38:09 | サッカー
 現日本代表選手を生まれ年で見てみると、’76年~’77年と79年~’80年生まれのふたつのピークがあると思う。出ているか出ていないかは別にして、アトランタオリンピック世代とシドニーオリンピック世代(’99Wユース組)に分けられると思う。
 
 このふたつの年を比べてみると、三歳位しか違わないのに、かなり違う印象を受ける。
 
 ’76~’77生まれは、鈴木、福西、中田(英)、久保、松田、宮本、楢崎・・。
 
 ’79~’80生まれは、小野、本山、小笠原、高原、稲本、加地、中田(浩)・・。
 
 こうやって並べてみると、’76~’77生まれの方に、それぞれの選手に一筋縄では行かない個性の豊かさ(アクの強さ)を感じる。
 それに比べると、’79~’80生まれの方は、テクニックはあるのだろうが、優等生的というか、突出した個性のある選手が少ないような気がする。
 これ以上、くわしい分析をする気はないのですが、育成環境の違いとか色々な理由によるのだろうが、私が見ていておもしろいのは’76~’77生まれのほう。それに比べて、Wユース世代はいまひとつ小粒感は否めない。この感じは世代が下がる毎に強くなるような気がするのですが。これは、育成環境が整うと、規格外の才能は生まれにくいと言う事なのかなあと思ってしまう。その規格外の部分で、私たちは、選手を好きになったり、プレーにより引きつけられたりしていると思うし。優等生ばかりでは物足りない部分がサッカーでもあると思う。
 
 因みに、この二つの年以外では、川口と田中(誠)が’75年生まれ、中澤、中村が’78年、そして、大黒、玉田が’80年生まれ、その下にアテネ世代。

あれこれ カズ、中田

2005-07-19 23:37:00 | サッカー
 神戸のカズがJ2横浜FCへ移籍とのニュースはちょっと驚きだった。カズがJ2に行ってまでサッカーを続けるようなタイプの選手だとは思ってなかったので。私は、特にカズファンというわけではないが、カズのメディアへの対応には感心させられることが多い。例の、フランスWカップで代表落ちして帰国した時なども、悪びれたりすることなくきちっと対応していた記憶があるが、今回、本人の会見を見たわけではないが、よい条件なのだろうし、J1昇格も視野に入れてのことだと思うけれど、このカズの選択にはある種の潔さを感じる。何があってもカズはカズということなのだろう。頑張ってほしいとは思う。

 それに比べて、中田フィオレンティナに残留のニュースは「マジ?」って感じ。中田の移籍は、まあ結果論ですが、いつも?な感じで、ファンとしてはすっきりと喜べないことが多い。よりによって、あの天敵ブランデッリが追いかけてきたフィオレンティナに残留なんて、悪い予感しかしないです。中田のクラブでの状況は即代表にも影響すると思われるのに、よりによって、ぶつぶつ・・・。私には、彼の移籍は、彼の辛抱強さが却ってマイナスになっている気がしてならない。こうなったのも、元をたどればあのガウッチのせいという気がしないでもないが。

ジーコとマラドーナ

2005-07-16 23:20:13 | サッカー
 このブログの以前の記事を読んでくださってる方なら、私が、ジーコとマラドーナのどちらが好みであるか(選手として)はもうお解かりだと思いますが、勿論、私はジーコ派です。日本ではどちらが人気があったでしょうか。多分、全盛期がちょっとずれているので単純な比較はむずかしいと思いますが、マラドーナのほうが、マスコミの扱いも派手だったし、W杯でも優勝しているので人気が高かった気がします。私はあんまりマラドーナのサッカーには当時も今も興味がないんです。何故なら、マラドーナのいたアルゼンチンのサッカーは、マラドーナのサッカーでしかなかったから。私はああいうスーパープレーやチームには、あんまり熱狂できないんです。今でも。だから、サッカー番組のシュートシーンだけを編集したスーパーゴール特集みたいなコーナーを見るのもそんなに好きではない。というか、見てもそんなに感心したりしない。―どうも、私のサッカー観戦の原点の’78W杯でオランダを破ったアルゼンチンのケンペスのような身体能力抜群の体力系フォワードに対するトラウマのような気持ちがあるのかもしれないけれど。日本人の参考にもならないし。やはり、シュートシーンだけでなく、そこに至るまでの課程、パスのつながりや選手の連動した動きなどを見るのがサッカーの醍醐味ですからね。去年のイングランド戦の小野のゴールの時のような。

追記:昨夜のTBSスーパーサッカーのアルゼンチン代表のアイマールのインタビューは、なかなか感じよかったです。サッカーで一番大事なことは「楽しむこと」、そして、パスがつながって入ったゴールが一番好きなどと答えていました。

さらに追記:今日(7/17)帰国したジーコは「オールスター優先」の考えを示した模様。余裕の発言とも取れますが、東アジア選手権、イラン戦の結果次第では、状況は変わってくることも考えられるし、私の、フル代表で遠征に行ってほしいという気持ちは変わらないですが。

しつこいようですが、

2005-07-14 11:50:05 | サッカー
 しつこいようですが、前にも書きましたが、東欧遠征よりもオールスター戦優先というサッカー協会の考えに変化は無い様子という記事を見たので、改めて、東欧遠征の方を優先させるように要求しておきます。W杯を来年に控えた代表選手にとって、国内のオールスターのぬるま湯的なお祭り試合に出るよりも、シェフチェンコと対戦したいと思う事に何の疑問も無いのですが・・。サッカー協会は一体代表の強化について、何を考えているんだろうか。サポートする気があるのだろうか。早くジーコが帰って来て、この問題に決着が着く事を願ってます。

 こういう記事を読むと、改めてサッカー協会の体質に疑問を感じるし、「2006年の次のW杯では日本人監督で、」と協会が考えているのであれば、その事にも反対しておきたい。協会の言いなりになる日本人監督では、絶対に代表チームの強化は望めないだろうから。

稲本・・

2005-07-10 12:20:35 | サッカー
 稲本については、キリンカップのペルー、UAE戦とコンフェデのメキシコ戦でのプレーについて書かせてもらったので、もうそれ以上書くつもりはなかったのですが・・。
 最近報道されていることを見て思うのは、私生活の怠慢さはプレーにも反映されるなということだ。彼の不幸は、2002年のW杯前後に、騒がれ過ぎ、持ち上げられ過ぎたことにあると思う。現状を見ると、周囲に助言をしたり、苦言を呈してくれる人もいなさそうだし・・。
 とりあえず、今はサッカー云々より、今の生活を見直し、もっと人間としての幅を広げ、普通の人間関係を築く努力をするべきだと思う。説教臭くなるのでこれ以上書くのは止めますが、今の状況は、あまりにも怠慢過ぎるし、福西からポジションを取り返すのも絶対に無理だと思う。

「サッカーとは、汗と自己犠牲のスポーツである。そして・・・」ジーコ

2005-07-08 00:46:15 | サッカー
 Number631号の木崎伸也氏の記事「中田英寿 エゴイストの革命。」のなかにジーコがコンフェデのブラジル戦前の会見で言った言葉、

 「サッカーとは、汗と自己犠牲のスポーツである。そして、それを楽しまなければいけない。私は常にそれを心に抱いてきた」
 
 が、引用されている。この言葉を見て私は、この記事の内容については取りあえず置いといて、この言葉を他でも聞いたなと思った。それは、あのヨハン・クライフの言葉だ。彼はM・サントスの著書「ヨハン・クライフ スペクタクルがフットボールを変える」の中で、そのことを繰り返し述べている。
 
 「『トータルフットボール』の概念を―『すべてのために責任を果たしたうえでの自由』と、私は要約できると思いますが―皆完璧に理解しました。それがキーポイントでした。われわれの一人一人が他のメンバーと働くうえで、協力しあうことが絶対でした。 (同書 49ページ)

 自己犠牲精神と闘争心が大きいほど、より多くの勝利を勝ち取ることができることを、選手たちは知らなければなりません。                   (同書 269ページ)

レギュラーの座を失ったからからといって怒ったりせずに、チームが個人に優先することを理解しなければなりません。
 最も大切なのは、自分がチームに貢献できなくても、チームが機能し続けることなのです。危機を乗り越え回復した時こそ、今度は失ったポジションを奪回するように目標を定め、再びはつらつとトレーニングに励むのです。チームのすべての構成員が、チームがいかなる個人主義にも優先することを理解していれば、成功への道を歩むための条件が揃ったことになります。
                                 (同書 274ページ)

 このように、クライフは、同書で彼の一貫したフットボールのフィロソフィーを述べている。そして、さらに、

 フットボールのフィロソフィーとは、彼にとっては常にひとつの言葉で表すことができる。それは「楽しむ」ことである。                     (同書 259ページ)

 とも。まさに、ふたりのフットボールのフィロソフィーは一致している。(年齢から考えて、ジーコがクライフの考え方の影響を受けたということは多いに考えられるが。)

 ジーコの選手選考を疑問視する意見は多いが、私は、彼は、彼のフットボールのフィロソフィーを重視して選手を選んでいるのだと思う。つまり、テクニックも大事だが、どれだけチームのために自己犠牲精神を発揮できるかという点が重視されての選手選考になっていると思う。そして、若手が起用されにくいのも、若手起用のマイナス点―結果を出そうと自己のアピールに必死になり、チームのためにならないひとりよがりのプレーに走ってしまう―を考えてのことだと思う。

 Numberの木崎氏の記事については、私も彼のファンではあるし、代表にとって不可欠な選手であることには異論はないし、そして彼の意識も前の二回の大会の時とは変わってきたと思うが、最終予選中、しばしば”劇薬”と評された彼の本質自体が変わったかどうかについては、まだ判断できない。しかし、日本がさらに強くなるためには、中田自身のさらなる変化が必要だという気はしている。 そして、そのためには、クラブでもよい指導者に恵まれる必要があると思うのですが。

「代表よりオールスターを優先 Jリーグ」の記事にあきれました

2005-07-05 00:51:49 | サッカー
 「代表よりオールスターを優先 Jリーグ」の記事を見てあきれました。折角の東欧遠征を蹴ってオールスター戦に出たい選手なんていないでしょう?オールスターを優先してくれたと喜ぶサポーターがいるんだろうか?そもそもこの時期のオールスター戦にどれほどの重要性があるの?こんな記事が出るということだけでも信じられない。Jリーグも協会も何を考えているのだろうか。ガセ記事ですよね、田嶋さん?「われわれとしても重要な試合」=ラトビア戦、ウクライナ戦を優先してくださいね。

追記:某掲示板で、この件に関して、「東欧遠征に行って欲しくない選手に投票しよう」という後ろ向きな書き込みがされていますが、オールスターの投票がそんな不健康なものになってもいいんでしょうか?

さらに追記:それにしても、中田の移籍情報が中々入ってきませんね。まさかあの天敵ブランデッリの来たフィオレンティーナに残るんじゃないでしょうね。誰か、情報知っている人いませんかー?