TV放映された、クリント・イーストウッド監督、主演作品『 グラン・トリノ 』を観た。
感想は、「 イーストウッドの映画に外れ無し! 」ってこと。見て損は無いです。作風、演技、そしてラストの主題歌のセンスまで好きです。( 主題歌の頭の部分をイーストウッドが歌っているのも、トム・ウェイツみたいな歌声に味があっていい。)
主人公の朝鮮戦争での従軍経験が、彼の心理や行動を理解するための重要なテーマとなっている。そして、そのテーマを過不足なくリアリティに溢れて描く才能には脱帽です。彼の作品を観た時にはいつも感じることですが、現実の描き方がリアル過ぎて、感動するとともに、こころがいたくなる。。
この映画の透徹したリアリズムに較べりゃ、戦争をテーマにした日本映画が、出来そこないの戦争ファンタジーみたいになってリアリティに欠けるのは、負けたほうは、そうでもしないと自分たちのプライドを保てないからなのかね?リアリティを追求しないと”痛み ”を描くことなんてできないのに 。そして出来そこないのファンタジーにうっとりしてしまう観客たち。。
感想は、「 イーストウッドの映画に外れ無し! 」ってこと。見て損は無いです。作風、演技、そしてラストの主題歌のセンスまで好きです。( 主題歌の頭の部分をイーストウッドが歌っているのも、トム・ウェイツみたいな歌声に味があっていい。)
主人公の朝鮮戦争での従軍経験が、彼の心理や行動を理解するための重要なテーマとなっている。そして、そのテーマを過不足なくリアリティに溢れて描く才能には脱帽です。彼の作品を観た時にはいつも感じることですが、現実の描き方がリアル過ぎて、感動するとともに、こころがいたくなる。。
この映画の透徹したリアリズムに較べりゃ、戦争をテーマにした日本映画が、出来そこないの戦争ファンタジーみたいになってリアリティに欠けるのは、負けたほうは、そうでもしないと自分たちのプライドを保てないからなのかね?リアリティを追求しないと”痛み ”を描くことなんてできないのに 。そして出来そこないのファンタジーにうっとりしてしまう観客たち。。
大河ドラマ「 花燃ゆ 」、我慢して2、3回見て脱落したけど、なんかこれは、ドラマを見ての漠然とした感想なんだけど、長州人って、考え方や行動が原理主義的で、見ていて息苦しくなるんですよね。それだけなんですけど。。