あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

中也の詩集

2007-02-26 17:51:53 | 
 中原中也に関するいくつかの出来事をきっかけに、彼の詩をちゃんと読んでみたくなり、近くの本屋に彼の詩集を探しに行った。今時そんなの置いているかなあと思いながら文庫コーナーに行ったら、ありました、ありました。(芥川、漱石、太宰、朔太郎なんかもあって、ちょっとほっとしました。)
 中也は新潮文庫とハルキ文庫とふたつあって、どちらにしようかと迷って、ハルキ文庫というのは、あの角川春樹さんのハルキらしくて、私はこういうネーミングはちょっとこっぱずかしくてたまらないのですが、本の装丁は新潮のほうが中也の帽子の肖像を使ったオーソドックスなもので好感が持てるし、彼のふたつの詩集「山羊の歌」と「在りし日の歌」からの詩篇はほとんど同じものが採用されているのですが、ハルキ文庫のほうには、短歌作品とランボオやヴェルレーヌの翻訳詩篇が付いているのと、町田康のエッセイが付いているので、値段は少し高いが捨てがたく、結局両方買った。解説はハルキ文庫の樋口覚氏のものがわかりやすかったです。というふうに一長一短がありました。でも、あってよかった。私はやっぱり本で読みたい派なので。
 
 ※ココログの関連記事
 汚れつちまつた悲しみに・・・・・・~現代国語的中原中也
 中也の詩の紹介
 もっと悲しみを~中也の絶対音感~

※彼の詩はインターネットの図書館「青空文庫」 作家別作品リスト:中原中也で読むこともできます。

”ハケンの品格”は観てませんが・・きのうの太田総理より

2007-02-17 01:25:13 | テレビ
 きのう(2/16)の太田総理のマニフェスト”ハケン社員は税金を免除します”を観た。このマニフェストの可否はともかく(1票差で否決されたが、)番組に出演していたハケン社員に対する金美齢氏の、”あなたたちは自己評価に比べて他人からの客観的な評価が低いからハケンの立場から抜けられない”という意味の意見に対しての太田の”現場には「どうにもできねえなこの環境じゃ」ということがあるんですよ!”という反論には説得力があった。ハケンorパート労働の問題は個人の能力の問題というより構造的な問題だからだ。

 
 私は、学生時代にファミレスでバイトをしたことがあるが、その経験から、その後ほとんどファミレスには行かなくなった。ホテルのお掃除の仕事をしたこともある。私がやっていたのは客室の掃除だったが、これがその仕事量に比して、時間と人数は絶対的に足りず、時間内に仕事が終わらず、かといって残業もできず―「どうせえっちゅうの?」という仕事で、(もっと楽な客室以外の仕事はずっと続けている大お局様達で占められていたが、客室のほうはよく人が辞めるとのことだった)上司の横暴さや人間関係も堪らず、10日間で辞めた。それ以後、あまりホテルにも泊まる気がしない。「消毒済」のラベルは当てにならないと思っている。有名な中華のファミレスのチェーン店は、安い割りにおいしいと思う。でも、その安さが、その店のパート労働者たちの労働を買い叩いた安さではないかと考えると、足が向かない。労働には、それに見合った対価がはらわれるべきだと思う。でも、わが家の経済状態を考えると、外食や宿泊などはしなくても済むのですが、衣服に関しては、ついつい安いものを買ってしまいますが、そこそこの値段のものをがんばって買うときもたまにはある。日本製はめっきり減りましたが・・。外食をしない、宿泊をしない、というのは、わが家の経済状態のせいもあるのですが・・。ハケンやパート労働者が楽な(簡単な)仕事しか任されてないというのは全く当たらないと思う。

通販&無印

2007-02-12 23:39:21 | 日記
 私の毎日の生活の行動パターンとかテリトリーは大体決まっていて(私の場合かなり狭い)、そして、ついに花粉の季節が来ました、という訳で、軽いひきこもり状態と言ってもいい私なのですが、そんな時、やっぱり通販は便利だなーと思う。時間もかけず、空間移動のめんどうくささもなく、渋滞や駐車でイライラすることもなく、豊富なデザイン、サイズの商品を見ることができる。(私はウェブ派ではなくてカタログ派です。注文はウェブからしてますが。)自分の服は殆ど通販で買ってますねー。で品質、デザインとも結構満足している。自分で探したら絶対見つからないようなものも手にいれたりりできるし 、衝動買いも無いし。不満はお気に入りの商品がセールにならないことですが、まあ元が比較的安いので、その点は我慢ですが。フォーマル服なんかも通販で買ったりします。あ、でも最近無印で買ったセーターは結構気に入りました。デザイン、品質、価格とも。最近は色もモノクロだけでなくグレーの混じった微妙な色合いのものがあったりしますし。という訳で、そのお店はちょくちょくのぞいてます。

クイーンを聴きながら冬眠してます&ピーター・オトゥールのこと

2007-02-01 14:05:11 | 日記
 例年よりはとても暖かい冬なのですが、ヒタヒタと近づく花粉の季節を前に、クイーンの大ヒット曲ばかりのベストアルバムを聴きながら、冬眠状態です。(※参考記事はこちら)と言っても、クイーンですから、適度にノリノリ状態ですが。「ウイ・ウイル・ロック・ユー」から「ウイ・アー・ザ・チャンピオン」は気分が高揚してくるので、マッチョな方々のテーマとなるのもわかりますね。(このシンプルさはわりと好きです。)それと、今回、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞をちゃんと調べて、「こんなに深刻な状況、心情の歌だったのか」ということに初めて気付きました。今までは、曲の構成の複雑さばかりに気を取られて、こんなに暗い詞だということに全然気付いてなかったです。
 で、クイーンの他に私が今興味があるのは、アカデミーの主演男優賞に、今回あのピーター・オトゥールがノミネートされていることです。と言うのも最近、ブログに彼について書きたいなあと思っていたところだったもので。
 たしか、2003年のアカデミー賞授賞式で、これまでアカデミー賞に7回もノミネートされながら(今回8回目)、あの「ロレンス」でさえ受賞できなかった彼に、アカデミー賞が敬意を表し「アカデミー名誉賞」という言わば功労者表彰のようなものを贈っているのですが、(私は彼が目当てでこの授賞式の様子をBSで観ました♥)今回のノミネート作は「ヴィーナス」(共演バネッサ・レッドグレーヴというこれも私の好きな女優さんです)という作品だそうですが、どうでしょうね。授賞式で観た時は、お爺ちゃんになったなあと少し哀しかったのですが、最近の活躍を観ると、まだまだ現役ですね。

 ※比較的最近のピーター・オトゥール

 で美しかった頃の彼は、是非映画で観てください。「アラビアのロレンス」は必見ですが、お勧めは、コメディ「何かいいことないか子猫チャン」(ピーター・セラーズ、ウッディ・アレンのおもしろコンビと共演)「おしゃれ泥棒」(オードリー・ヘプバーンと共演)の彼の洗練されたハンサムぶりもお勧めです。舞台出身なので、美貌とともに演技力も言うことなし!です。

※ココログにもピーター・オトゥールについて関連記事をかきました。
(ヒマネタですので気楽にお読みください。)