あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

まぁよかったのかなこれで ( ソチ女子フィギュア )

2014-02-22 01:08:37 | フィギュアスケート
 ソチの女子シングルの結果について、ひと言だけ(私はどっちかつぅと男子フィギュアファンなので。。)
 
 浅田真央はFSで見事に復活し、日本中を感動させ、世界中のファンとタラソワからも祝福のコメントをもらった!!

 開催国ロシア国民は、女子シングル初の金メダルに納得、

 キム・ヨナは、もう金メダルは持ってるから、ノーミス演技ができて満足ですと余裕のコメント。

 まぁいいんじゃないですかね、この結果で。

 ”タラソワ振付おたく”の私も、もちろん感動させてもらいましたよ、真央ちゃんのフリーに。

ソチ男子フィギュア偏愛的総括 ~ もっと深い ~

2014-02-16 16:58:46 | フィギュアスケート
 ソチの高橋大輔のSP、FSの演技、

 あれこそ ”That's figure skating ”という滑りだった

 ソチの代表発表でのその人気ぶりが一般にも認知されたせいか、高橋と高橋ファン、男子フィギュアファンのことを少し皮肉っぽく揶揄する文章をネット等で、時々見かける。そこにある男子フィギュアスケート、スケーターに対する偏見に満ちた浅薄な意見を書いている文章にある、” 俺って穿ってるだろう ”っていうポーズに辟易したりするのですが。以前、さんまのまんまだったかにバレエの熊川哲也が出ていた時に、さんまがバレエに対して、一般成人男性が持ちそうな意見、バレエってなんかあのタイツが○○○○してなんかいやだ、みたいな感想を言った時に、熊川君はその失礼な意見に表情も変えずに、その意見はわかりますよというふうにうなずきながら、「 でもバレエってもっと深いものなんです 」って言っていたのを思い出す。男子フィギュアに関しても、そういうファンの歓声とかの表層だけ見て、演技にまったく関心が無いものが、世界的スケーターとそのファンを茶化す、その無知ぶり。

 ソチの高橋のフリープログラムは、スケートとファンへの感謝、愛を表現したものだった。そして、それは見事に表現されていた。まだ演技は残っているが、私が今回のオリンピックのフィギュアで観た演技の中で、最も”深い ”演技だった。イタリアの放送局の解説者が、フリーの演技前に、「誰か 高橋にもうクワドはいらないって大声で言ってあげて 」って言っていたように、4回転とかもう関係ない次元の演技だった。高橋は、全日本からソチ入りまでの間、膝の回復状態が思った以上によくなく、ソチ入りした時には、もうメダルを諦めたような達観したような表情をしていた。そんな滑り切れるかどうかもわからない膝の状態で、それでも諦めずに4回転にも挑戦し失敗はしたが、滑りではいまできることは出し切ったと思う。あの素晴らしいステップシークエンスだって、足をかばっているような用心深さがあって、本人比では、もっときれっきれのステップが踏めたと思う。それでも充分比類のない美しさだった。PCS2位( 本当は1位だと思うが )も納得の美しい滑り。滑走順が羽生とチャンの直前だったのも、滑りとスケーティングの良さを比較できてよかったと思う。滑り終わった時の笑顔は、滑りきっった安堵感と、表現についてはまずまずやりきれたという表情に見えた。でも、去年のGPF直前の怪我まで、彼は完璧な表現力とクワド3本で金メダルを目指していたし、それは今回の金銀の選手の最終的な結果からみても充分可能性のある挑戦だった。その直前での挫折。あの笑顔はその悔しさを飲み込んでの笑顔だったと思う。 
 
 今回の男子フィギュアのなかで( 下位選手のはちゃんと見てないものもありますが )、高橋大輔の他に自分のお気に入りのプロをフリーで3つくらい保存した。デニス・テン( カザフスタン )、ジェレミー・アボット( アメリカ )、ミーシャ・ジー( ウズベキスタン )の三人。 デニス・テンとアボットの演技には品がある。アボットは4回転を抜いたので、点はあまり出なかったがスケーティングがきれいで雰囲気の出し方もうまく心に残った。デニス・テンは、去年のワールドほどの切れはなかったが、4回転も決めたし彼の銅メダルに異論は無い。ミーシャは、まぁ可愛かったので。。

 で、男子のプログラム全体に言える特徴として、最近のジャッジ傾向を反映したジャンプ、特に4回転のみ目立ち、その他はのろのろとした省エネ演技でスピードもなくそれらしく動いてスピンして終りみたいな、つまらないプログラムがほんとうに多かった。今季で引退を示唆しているベテラン選手が多数いるなか、現在のジャッジが続く限り、ジャンプ以外スカスカのろのろの傾向は続くだろうし、もう男子フィギュア見ないかもって思うほど私にはつまらなかった。

 高橋が切り開いた男子フィギュア初のアジア人オリンピックメダリスト、そしてワールドチャンピオンという苦闘の道の延長に今回の金メダルもあるということはみんなに記憶しておいてほしい。

 高橋の演技の前に祈ってくれたステファン・ランビエル、
 
 高橋が滑り終わった後に、アメリカの実況で、「 彼は日本人が日本を誇れるようにしてきました。」と言ってくれたジョニー・ウィアー、

 こんなにもライバルだったスケート選手たちや解説者たちに愛された選手がいただろうか( 涙 )


 
   

正直に言うとほっとしてます。。

2014-02-14 20:00:03 | フィギュアスケート
 本人には、怪我はお気の毒にと思いますが、

 ベストオブぷるしぇんこを見せらなくてすむことと、

 あのプロに4回転と名前だけで高得点が付けられるところを

 見なくてすんでほっとしてます!

 正直なところ。

 ロクサーヌも4回転のコンビネーションだけのくねくね変てこステップの休憩の多いプロでしたけどね。

ベストオブぷるしぇんこ。。

2014-02-11 23:13:14 | フィギュアスケート
 他国の選手のことをあれこれ書くのはいかがなものかと私も思うが、どうしても辛抱ならん感じなのでひと言だけ書いときます。

 プルシェンコのフリープログラムのことです。団体では後半ジャンプ失敗して点数もあんまり出なかったのですが、それでも町田選手を抑えて1位でした。なんだかなぁです。バンクーバーの時も、既にそんな感じはありましたけど。彼は記者会見で他選手( 主にライサチェク選手 )への牽制発言をしましたが、結局金は取れなかった。そしてメダルセレモニーでの”俺様が金だぜ ”パフォーマンス等、銀メダルでも出来過ぎな、わたしから見たら既に退屈な演技でしたのに、今回は、さらに「 ベストオブプルシェンコ 」などという、ふざけてるのかという( 私がジャッジなら絶対認めたくないタイトルです )”お笑いプログラム ”を五輪のフリーで滑ろうとしているところにはったり臭がぷんぷんする。ほんとうは変だと思っているのに、みんながすごいすごいっていうので誰も変だと言えない状況だと思います。プルシェンコの人柄は嫌いじゃないですけど、演技については、公平にジャッジして欲しいと思うばかりです!ほんとうに自らの言葉通り4回転だけの選手になってしまったと思う。表現なんてどうでもいいって感じのやっつけプログラムって感じが、ベストオブからはぷんぷんすると思うのは私だけでしょうか?

高橋大輔に関する呟き( 続き )

2014-02-08 10:32:53 | フィギュアスケート
 男子団体SPのプルシェンコのプログラム、「 ロクサーヌ 」は、高橋大輔の代表的名プログラム( モロゾフ振付 )です。プルシェンコのプロは、コンビネーションジャンプ( 4回転 )は素晴らしかったけど、ステップは速く動いているだけだし、曲の解釈も少し俗っぽさを感じる。最後の曲の盛り上がりのところも、まぁほとんどスピンで、大輔プロが、リンク全体を使ってダイナミックに盛り上げていくのと比べたら、曲の表現としては物足りない。このプロの動画は、スケートアメリカ、トリノオリンピック、EX等いっぱいアップされて、最近も演技していたのでよかったら、プルシェンコのプロと比べてみてください。大輔とばかり比べたら反感を持たれる方もおられると思うので、ヤグディンとプルシェンコを比べると、やはり表現の面では、ヤグディンの方が芸術性においては格段に優れていたと思う。タラソワ振付の力もあったと思うが。

 で、今回の出場選手プログラムのなかに、このムーランルージュの他にも高橋が過去プロで使った曲がある。浅田選手のラフマニノフと鈴木明子選手のオペラ座だ。探せば他にもあるかもしれないし、過去にもいくつかあったと思う。

 高橋が今回SPに選んだ曲がクレジットが問題になってしまったが、結果的に無名の日本人作曲家の曲。過去にも eye とか Luv Letterとか世界的にはほとんど無名の日本の曲を使って名プロに仕上げている。いずれも宮本賢二振付で、今回のソナチネもそういうふたりのチャレンジ精神から来る選曲だったと思う。ぜひ、この騒動をのりこえてオリンピックで滑りきって欲しいと思う。高橋の演技には、曲が表現しているもの以外の物語なんて、全く必要ないのだから。。

高橋大輔に関する呟き

2014-02-08 00:29:51 | フィギュアスケート
 昨日の団体の男子のSPをまったり( 大輔が出てないので )見ましたが、やはり自分の大輔愛(= 演技へのです )を再認識しました。

 そして、例の事件のせいで昨日からうつうつとしていましたが、いろんな選手の演技を見たあとで、ニュース等の動画で流れている高橋の演技映像を見て、これほどの演技をできる選手について、あれこれ心配するのはもうやめようと思いました。

 彼が、ロシアに出国していて、日本のこの騒ぎに直接には巻き込まれなかったことはよかったし。。

 きっと本人的には去年の全日本前のほうがたぶんもっと辛かったのだろうし。

高橋大輔についての呟き

2014-02-06 18:25:54 | フィギュアスケート
 今期の高橋大輔のSP曲については、以前に”The 高橋大輔 ”の曲ではないという感想をアップしました。
 その時には、曲そのものについてもですが、作曲者のエピソード=感動の美談が大きく紹介されていたことにも危惧を感じていました。こんな感動物語をからめられたら、このプログラムで点が出なくても、プロ変更ができないではないかという危惧でした。本人はインタビューでプログラム曲は本人が選曲するわけではないと言っていましたから、曲の内容以外の部分をからめて選曲したことは、それも引退を表明しているオリンピックプロに、チーム高橋の明らかな戦略ミスだと私は思います。

 ファンとしては、利用されたこと、それをソチ直前のこの時期に発表されたこととか、いろいろと腹立たしいですが、彼が、もうあの曲で行くと決めたのなら、このことをのりこえて、オリンピックの舞台で滑りきって欲しいと応援するのみですが。

NHKスペシャル・金メダルへの挑戦を見ての呟き「世界最高得点をめざせ~日本フィギュア男子(2/2)」

2014-02-03 17:48:04 | フィギュアスケート
 昨日のNHKスペシャルを見ての呟きです。

 あらためて思ったのは、今の男子フィギュアのこの状況は、バンクーバーのあの ”プルシェンコの記者会見”によって仕掛けられたものだなぁということ。

 高橋はその会見で、怪我以前に自分が4回転を飛べていたという意地もあってか、プルシェンコの意見にほぼ同意する意見を述べていたと思うが、あの時にもう少し、表現の重要性をアピールしておけばと思った。その後、ここまでジャンプ&4回転至上主義、( PCSの得点の割合を減らされる、ステップ減らされる )の採点方法になるとはね。。ステップのルール改正は、まるで高橋狙い撃ちみたいだしね。

 それはさておき、高橋のトリノからこれまでの道のりを振り返って、バンクーバーの銅とトリノワールドの金がまぁ最高の結果だけど、あと最低でも3~4回チャンピオンになれたよねって思ったりする。僅差で負けたオペラ座のシーズン、自爆したヒップホップスワンのシーズン、演技中の靴トラブルのあったピアソラシーズン、そしてブルースのニースワールド等。それらでタイトルを取れなかったのは、メンタルもあったしいろんな不運もあったけど、ニースの場合は、このジャッジの改正が大きく影響したと思う。。

 以上、これは、ただの呟きです。。