あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

高橋大輔君世界選手権銀メダルおめでとう!

2007-03-23 02:39:13 | フィギュアスケート
 高橋大輔君、世界選手権銀メダルおめでとう!! 欲を言えば、あなたの実力と今回のプログラムなら金も充分射程内だったと思うけれど、地元開催のプレッシャーを考えると、銀メダルは、ほんとうによくやったと思います。特にフリーのテクニカルエレメントがランビエールやジュベールよりも高かったのが凄いと思いました。採点の専門的なことは私にはわかりませんが、ジャンプ以外の要素が評価されたのだとしたら、私的にはうれしいことです。私が感動するのはジャンプ以外の要素なので。芸術性は今でも世界のトップにあると思うので、これで4回転が安定してくれば世界チャンピオンも夢じゃない!ですね。
 他の選手で目についたのは、ランビエールのスピンがとても変化に富んでいてきれいだったことですね。まあでもとにかく、今日はほっとしました。全日本の演技ができていれば、金は間違いなしだったと思うけれど、それは次のお楽しみということにしましょう。

 追記:安藤美姫のフリーもよかったですね。(特にストレートラインステップ!)そして、金メダルおめでとう!

男子SPの結果&最終回高視聴率ドラマについて

2007-03-21 23:41:52 | フィギュアスケート
 フィギュア世界選手権、男子SP観ました。高橋選手、最初のコンビネーションがちょっと残念でしたね。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲、プログラム的には、私は一番品のある洗練されたプログラムだと思いました。ジュベールの007やジェフリー・バトル君のプログラムよりも。それだけに完璧に出来なかったのが残念でした。1位のジュベールとは、かなり点差が開いてしまったので、金はちょっと難しいかな。ランビエールもこのままでは終わらないだろうし。地元開催のプレッシャーもあったんでしょうね。私はジュベールのプログラムはあんまり好みではないですが。負け惜しみっぽく聞こえるかもしれないけれど。みんなの実力が拮抗しているので、ジャンプでミスするとメダルが遠ざかりますね。

 で、最終回、高視聴率ドラマですが、最終回の木村君は熱演してたと思いますが、何だかなあー、原作に忠実に作られたことで、私的には、納得のいかない最終回で、「お前は生まれて来てしまった」なんてことは思っていたとしても誰に対しても言ってはいけない言葉で(ひとの親なら猶のこと)、それを言った人間の幼稚さに呆れ、言われたほうが自殺して(親を追放した大河の晴信とは対照的でしたね)、しかもそれによって実の子どもであることがわかるという結末にも白けるばかりでした。ドラマのラストの大介の表情には、鉄平の死という十字架を背負ったようには見えなかったし。ハッピーエンドで終わる必要はないんですが、あの後味の悪さは、特筆に値します。


 ※ココログに「アラビアのロレンス[完全版]」についての記事を書きましたので興味のある方は訪問してみてください。

きょうの太田総理&映画 「 トロイ 」 (追記あり)

2007-03-09 22:09:04 | テレビ
( きょうの太田総理は、ふかわりょうのマニフェスト”レディスデーを廃止します”だった。まあ、あんまりこの件についてくわしく書くつもりはないけれど、太田は、女性問題ではあまり発言しないほうがいいと思う。つまり、”いい芸人=常識人であることと、フェミニストであることは両立しない”から。今の日本の常識人から、フェミニスト的考えが出て来るはずがないから。太田は、このマニフェストに賛成の立場から、「普段は平等と言いながら、都合のいいときだけ権利を主張するのはおかしいのではないか。」と言っていましたが、金教授が言うように、一部の(東京の)大企業サラリーマンや医者や高額所得者の妻たちを見れば、女性を優遇する必要はない、なんて意見も出て来ると思いますが、社会(東京だけでなく)全体として見た場合の男女間格差は、やはり厳然としてあるわけだから。まあ、きょうもっともよかったのは、相方の田中の意見、「ぼくはレディスデーに不満を感じたことは一度もない。男性が優遇されている場合もいろいろあるわけだから、両方あっていいんじゃないか」という鷹揚な発言。この問題になると、なぜだか知らないが、男女ともに、ヒステリックにケンカごしな発言が多くなる、男女の対立を煽るような演出になる、のが苦手だ。それと「女の敵は女」という言い方があるけれど、あれは「女対”男の視点に同一化した女”」じゃないかと思う。”グラビアアイドルを認めるか否か”という太田の意見にしてもねー、あれは男の趣味、嗜好に合わせてるだけですからねー。本来の日本の女性の服の趣味は、欧米や韓国に比べても、色彩は地味、露出もあまりないなど全てにおいて地味で、よく言えば”シック”なものが好まれる傾向がありますからね。(グラビアなどの美意識とは180度違うと思います。あれは彼女達の趣味ではなくて”仕事服”ですから。)まあでも、あまり対立を煽るような発言、話し方は聞いていてつかれるし、”持てる”男性は田中くらいの鷹揚さを持ってしゃべってほしいと思う。
 
 追記:ファッションについて少し付け加えると、センスのいい女優さんということで名前の挙げられるオードリー・ヘップバーンですが、有名な”サブリナ”なんかの彼女のファッションは、過剰さや派手さや露出の多さとは対極のものですが、やはりとてもシックと言えると思います。私は、ヘップバーンはヘップバーンでもキャサリン・ヘップバーンのファッションが好きなんですが。彼女のスタイル、パンタロンにサンダルにシャツにトートバッグなんか、今見てもまったく古くなくてとてもシックです。彼女たちのファッションは日本的な美意識にも通じるものだと思うし、サブリナ風なものやキャサリン・ヘップバーンのシンプルな着こなしなどは、定期的にリバイバルしているのを見ると、現在においてもファッション関係者達にとって、彼女達の着こなしは、バイブルって言ってもいいほどの決して古びない魅力を持っていると思う。そして、彼女達のシックさがどこから来ているのかというと、それは引き算の魅力で、過剰さというのは、まったくシックではないのだ。叶姉妹のでかすぎるダイアモンドや露出過剰なファッションはシックとは対極のもので、何度も言うように滑稽ささえ感じさせる。彼女達は欧米的グラマラスという価値観への過剰なまでの同一化からああいうことになってしまったと言う点で、その価値観への完全主義的なこだわりを絶対視するという点で、ある意味生真面目な人々と言えるかもしれないが。そして、ファッションというある意味女性的な感性の世界における、男性の意見、好みなんてのは、コスプレ的過剰さを感じさせるシックとは対極のもの(=滑稽)であることが多い。あるところに過剰さがあるのなら、どこかで引き算しないとシックさは生まれてこない。モンローなんかは、そのあたりがよくわかっていたひとで、彼女は肉体的にとても過剰なので、普段の服装なんかは、アクセサリーなんかもほとんどつけず、シンプルなファッションでバランスを取っていた(シックだった)と思う。だからねー、あまり”コスプレ的センス”でファッションを語ってほしくないんですよね。それは、ファッションとかセンスとは別のものだから。


 女性の気持ちを感覚的に理解しようと思えば、”少女マンガ”、それも少し前の時代の(―おすすめは大島弓子です)を読むのが一番じゃないかと思います。

 
 ところで、DVDを借りて、映画「トロイ」を観ました。目的は、トロイのプリアモス王を演じたピーター・オトゥールを見ることだったのですが、は~、キレイでした・・・・・。白髪にブルーアイズ。ブラピもオーランド・ブルームも目じゃありませんでした。映画は、いまひとつでしたが、彼を見られただけで満足です。新作「ヴィーナス」も観てみたいです。映画では、彼のほかには、トロイの王子ヘクトルを演じたエリック・バナがよかったです。そんなわけで、私はトロイ側に肩入れして観ていましたが。それにしても、あとさき考えずにヘレンをさらったパリスって、ほんまにおバカっていうか、そのせいで、兄が死に、父も死に、国が滅びるわけで。アキレスのブラピのルックスは、なんかハリウッドすぎて、こういう歴史劇には合わない気がしました。


ココログのほうもよかったら訪問してみてください。

最近のテレビから

2007-03-03 00:06:42 | テレビ
  前々回の「さんま御殿」にあの岩本輝雄が出ていた。現役時代(オファーがあれば、まだプレーしたい気持ちがあるみたいなので、この言い方が適当かどうかはわかりませんが)に出会った意地の悪いサポーターについて激白していました。自分のことが嫌いなひとは、どんなに活躍しても絶対に認めない。例えばゴールした時でも、あとでわざわざ、嫌味にしか思えない文句や分析を言いに寄って来る。選手はそういうのは傷付く。(どんなゴールでも)”ゴールはゴールなんで!”(認めてほしい、)と。
 そういう執念深いとしか言いようのない意地の悪さは、ネット上にも氾濫しています。何でそこまで?っていうようなひと(言葉)が多いですよね。
 真顔で率直に力説している岩本は可愛かったです。この件に関しては、かなりうっ憤がたまっていたのか、さんまの(笑いながらの)制止を振切ってしゃっべっていました。

 
 もうひとつは、前回の「おしゃれイズム」に熊川哲也が出ていました。他愛のない話ばかりでしたが、司会者の「セレブとのお付き合いとかもあるんでしょうね?」という質問に、「エリザベス女王とかマーガレット王女とか・・」と答えて、上田がセレブの次元の違いに度肝を抜かれていたのがおかしかった。彼のこういうひとを食ったような態度のでかさが好きです。それは傲慢さや意地の悪さではなくて、自分のやってきたことに対する自信から来るもので、質問者の期待する答えを裏切る、越えるような、次元の違いを見せるような会話です。こういうところは日本では誤解されるかもしれませんが、彼には誤解なんてへっちゃらなマイペースさと精神的な強さがあるので、誤解されようがまったく心配はないのですが。お気に入りの時計のコレクションのことを「時間が無いので」という司会者の制止を振切って、説明していたところは可愛かったです。岩本君もでしたが、何かについて、必死にしゃべり続けるひとは好きですね。


 ところで、今年のアカデミー賞の結果は、なんかいまひとつぱっとしませんでしたね。ピーター・オトゥールが主演男優賞取るとは思ってなかったけれど、作品賞は、なんかねえー・・・。ところで、「アラビアのロレンス」のDVDをツタヤで見つけたけれど、あの映画はやっぱり映画館で観るべき映画ですよね。家庭用テレビではあのよさは味わえない。


※ココログに中也の詩の紹介記事を書いてます。