あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

高市早苗、山谷えり子、亀井静香

2006-09-28 22:53:19 | 政治・経済
 ”高市早苗”と言えば、去年の選挙で当選して「(小泉)総理、ほめて」とのたまった方である。松下政経塾出身。

 ”山谷えり子”と言えば、ストップジェンダーフリー教育論者で、先日の朝の番組で、「天皇陛下に靖国参拝していただきたい。」と言っていたかたである。

教育基本法改正→憲法改正→徴兵制導入→「アメリカ軍といっしょに戦地に赴かれて亡くなった兵士は靖国で丁重にお祀りしますから大丈夫でございます。」などと言うことを平然と彼女達なら言うであろう。安倍氏も高市氏も子どもはいない。彼ら彼女たちの極端で乱暴な”観念論”の原因のひとつだと思う。(子どものいないひとへの差別的感情は持っていないことはお断りしておきますが。)

 先日の、朝の番組に亀井静香氏が出演していた。彼の言う事すべてに賛成するわけではないが、その話やしゃべり方には、自民党の現総理や現大臣や民主党のおぼっちゃま議員たちにはない内容と説得力があって、あの、みのもんたに、まったく口を挟ませなかった。後藤田さんもそうだったけれど、現場経験のあるひとのしゃべりはやはり説得力がある。ホリエモンなんかがかなう相手ではないという感じでした。
 安倍政権には、前原民主党と同じ臭いがする。同じだとしたら、先は長くないのではないだろうか。それが私の願っていることですけれど。

 高市、山谷両女史だけでも、私的にはレッドカードですけどね。このふたりは生理的にも受け付けない。

 それにしても日本のマスコミは、ワシントンポスト(米)やタイムズ(英)に載った安倍氏評価については、都合が悪いのか殆ど報じないですね。安倍氏は歴史認識を改めるべきだと批判されているでしょうが。そしてその認識において敵対するはずの米といっしょにそんなに戦争をしたいのだろうか。早く終わってほしい。このネオコン内閣。そして歴史に禍根を残さないでほしい。日本の自衛隊が軍隊になれば、それこそ北朝鮮は待ってましたとばかりに攻撃してくるんじゃないだろうか。

曲げ木ボックス、プラスアルファささやき

2006-09-25 01:32:43 | 日記
 通販で”曲げ木ボックス”というものを購入した。去年買った子供用百科辞典”ポプラディア”を収納する本棚として買ったのですが、これがぴったりで、とても気に入りました。カラーボックスなんかだと辞典を入れるには弱いけれど、これは、そこそこの強度がありそうだし、塗装などの臭いもあまりしないし、何より角が丸いフォルムが気に入ってます。小さいお子さんなどのいるご家庭などにも、ぴったりの形なのではないでしょうか。私が買ったのは、一番大きいタイプの真ん中にしきりのあるタイプで、二個買ったのですが、一個にポプラディアが全巻収まりました。

 と、そんなささやかなことに楽しみを見つけたりしているのですが、実はあまり元気はなくて、TVを見ても(太田光以外は)腹が立つばかりなので、みのもんたの”朝ズバッなどには特に近づかないようにしている今日この頃ですが、(占いにもまったく興味がございませんので見ないのですが)細木数子がもてはやされているのを見るに付け、こういうふうにTVは利用されていくのかと感慨深くも、腹立たしくもあるのですが、先日、一番腹が立ったのは、例の”太田総理”の特番で、石原都知事のご子息、石原長男さんが「現日本国憲法を一度もいいと思ったことがない。」とのたまっていたことです。自民党も民主党もこういう方ばかりなのでしょうね。
 
 教育基本法にしても、政治家に教育を語ってほしくない!私の県でも、問題はいろいろあるにせよ、現場では先生方のいろいろな取り組みがなされていて、一定の成果は上がって来ています。現在の子ども達の問題や荒れは、学校というよりは、社会(家庭)のほうにある場合が多いのではないでしょうか。単純に、国旗が国家が愛国心がという問題ではないと思います。

オシムジャパンに熱くなれない私、ジダンのプレーを思い出してみた

2006-09-19 15:14:27 | サッカー
 最近、私の中のサッカー熱は、ひゅるひゅる~と言った感じで下がってしまっている。オシムジャパンにも、さして関心が持てない。皆それなりの選手なのでしょうが、まだまだこれからの選手をよいしょするスターシステムは大嫌いですが、特徴が無いというか、そこそこの選手ばかりでつまらないというか、そして何試合か見て、日本の弱点は選手が代わってもそのまま残っているなあという感じだし、これがオシムサッカーだあと言うような面白さは私にはまだ見えて来ない。何より、選手に個性が感じられない。(付け加えるならば、知性もですけれど。)

 と言うわけで、ドイツWカップのことを思い出してみようと思う。
 やはり、一番印象に残っている選手はジダンなので、彼のWカップで一番印象に残っているプレーを思い出してみたい。
 彼のプレーで一番記憶に残っているのは、勝つ気満々だったスペインにとどめを刺した、よろよろしながらの三点目のゴールと、彼が準決勝と決勝で蹴ったふたつのPKだ。このPKには、ふたつとも、「うーん・・・(凄い。)」と低くうなってしまった。ふたつのPKは、対照的なものだった。準決勝のポルトガル戦のPKは、殆ど助走をとらずに、強く足を振りぬいたもので、GKの読んだ方にボールは飛んだのだが、ボールのほうが有無を言わせぬ速さでネットに突き刺さっていた。そして、決勝のイタリアのブッフォンとの対決では、意表を突くようなループシュートをゴールラインぎりぎりに決めた。決めた後の、彼の傲慢にも見える、当然だろうとでも言いたげな様子にも感心した。そのふたつのPKの”迷いの無さ”は、自分の技術への絶対的な自信から来るものだったと思う。その静かな凄さに、静かにうならされた。(ブッフォンの方も、悔しそうな顔を見せなかったのはさすがだと思いましたが。)


 今の日本には、勿論、ジダンもいないし、カカもロナウジーニョもアンリもいない。でもピルロになら、ちょっと頑張ればなれそうな気はする。そういう訳で、日本の目指すのはイタリアのようなチームなのかもとも思ったりする。でも私の好きなのは、見ていて面白いオランダサッカーですけどね。
 ジーコの退任会見の「フィジカルが弱い」というのには、カチンときた人が多いと思うけれど、現在のオシムジャパンを見て、「さらにフィジカルが弱そうですね。これでは・・・、」とため息をついているのは私だけでしょうか。唯一強烈な個性を感じるのが(私の苦手な)ツゥーリオだけと言うのも何だかなあー・・・。


追記:昨日のニュース23に3人の首相候補が出ていたのをちらっと見たが、しゃべり方、物腰とも一番心もとなかったのが、安倍氏だった。あとのふたりを支持するわけではないが・・・。





「美しい」という言葉に感じる怖さ

2006-09-04 17:55:01 | ニュース
 某次期総理候補が立候補の演説で語った「美しい日本」という言葉が、その底にある彼の戦前そのままの歴史観から出てきたことに対する怖さを感じる。あの、小泉さんでさえ、タテマエ的には、否定していましたよね。行動は矛盾していましたし、本音はどうだか知りませんが・・・。「美しい○○」という言葉からは、国民を煽って、ユダヤという敵を作り、アウシュビッツという暴挙に進んでしまったナチスの第三帝国構想のヒステリックさを想起してしまいます。

 ココログに、映画「ゲド戦記」についてのその後のメモのような記事を書きましたので、興味のある方は訪問してみてください。

  映画「ゲド」の感想に「グロい」と言うものがありましたが、グロい現実や醜い現実から目をそむけ、「美しい」という言葉で糊塗しようという心理こそ危険なのではと思います。偽悪的、露悪的な表現がいいというのではありませんが。

 この点については、以前に書いた拙記事参考にしてください。