飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

ハング界を活性化するには!フライヤーの呼び戻し

2010-05-26 21:04:02 | ハング(hangglider)

今まで、一日体験等でハングスクールへと着てくださったお客様を、そのまま定着させる重要性を述べさせてもらいましたが、実は、もうひとつ私が重要視したいことがあります。

それは、せっかくハングの楽しみを知りながらも、残念ながら山から去っていったフライヤーを再び山に呼び戻すことです。

ハングの楽しみをせっかく知りながらも、山を去っていくには、それになりの理由があります。

そのことを、今、ハングのスクールやこの業界で生計を立てている人間は、じっくり考えてみる必要があるのではないでしょうか?

そして、その改善策を打ち出してみるべきではないでしょうか?

私はそう思うのです。

そのほうが、新しく講習生を探すよりも、以前の付き合いもあるし、連絡先等も分かっていることも多いため、ずっと効果的にハング界を活性化できるように思えるのです。

実際、ウインドスポーツさんでは、山から去っていたフライヤーの方たちに「同窓会」の形でパーティーを開き、再び何人かの方を山に呼び戻すことに成功したと聞いたことがあります。

このように、何らかの努力で山から去ったフライヤーを呼び戻す事が出来ないものでしょうか?

私はこのことについて考えてみたのですが、フライヤーが山から去っていくには、大きく分けて三つ原因があるのではないかと考えています。

ひとつは、生活環境の変化。就職したり家庭を持ったりして、今までのように自由に山にこれなくなったことが原因でハングを辞める例。

二つ目は、怪我をしたり怖い思いをして、ハングを続けるのがつらくなり辞めてしまう例。

三つ目は、金銭面の理由でハングを買うことにためらいを感じてしまい辞めてしまう例。

ハングを辞めていくのには、各自いろいろな理由はあると思いますが、多くはこれらの例の中にあると思います。

それならば、これらのハングを辞めることになった要素を改善していけば、山を去っていったフライヤーを再び山に呼び戻す事ができるのではないでしょうか?

また、今ハングを楽しんでいるフライヤーも、上に述べたことがこれから改善されていけば、この先ハングを辞めてしまうこともなく、ずっと飛ぶことを楽しんで行ってくれるのではないか?

私はそう思うのです。

コメント (8)
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