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飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

相方が只今世界一!

2025-07-18 09:22:42 | ハング(hangglider)

只今、スペインの南東部にある「アジェール」というところで、ハンググライダーの世界選手権が行われていますが…。

この世界選手権で、相方のIガキが、どうやら現在のところ1位となっているようで…。

まだまだこの大会は先がありますが、3日終わったところで、2位に150点ほど差を開けているので、大きなミスを犯さない限りは、この選手権で上位に入ることは、堅くなってきたようなのです。

 

まあ、ここでIガキの悪い癖、「おっしゃ~いくぞ~!」と気負いすぎてしまうことがなければいいのですが…。

…。

いい加減還暦を超えている(私とため年)ので、さんざん学習しているはずだし、そんな馬鹿なことはもうしないとは思いますが…。

何分元ヤン(40年ほど前)なので、少々心配…。

 

ちなみのこのIガキ、使っているハーネス(飛行装着具)は私の作ったものですが(部分的にIガキも作っている)、世界的にはあまり出荷していない(世界に出せるまでの生産能力が私には無い)ので、

海外の選手からは結構珍しがられているようです。

まあ、この際なので、他のメーカーの方も使える技術はどんどん使っていただければ嬉しい限り!

 

何はともあれ、無事にこの世界選手権が終わってくれることを祈りたいです!

 

Iガキガンバレ!!

 

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今年最高のクロカンデー

2025-04-09 08:32:42 | ハング(hangglider)

4月5日、今年最高のクロカンデーとなりました!

クロカンとは、ハンググライダーでどれだけ遠くに飛べるかを競うクロスカントリーを略した言い方…。

今までの日本記録は、茨城県石岡市から仙台まで飛んだ240キロ!

この記録には及ばなかったものの、数名が200キロオーバーを記録しました。

 

この日は土曜日ということもあり、大勢のハング、パラフライヤーやクロカンにチャレンジ。

ちょくちょくウチに泊まり込んで、クロカンチャレンジしている気象予報士も202キロ飛び、自己記録を更新。

これですね↓

この日は一日、大いに盛り上がったものとなりました。

ちなみに、下は山形県南陽市まで飛んだ、K坂氏の軌跡。

猪苗代湖をかすめて、安達太良山から吾妻山を越えていったことが分かる軌跡です。

 

今年のクロカンシーズンもまだまだ続きます。

ゴールデンウィークまでは、記録更新のチャンスがありです!

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このシーズン最初のクロカンは…。

2025-03-26 08:17:16 | ハング(hangglider)

先日、このシーズン最初のクロカン回収に走りました!

クロカンとは、ハンググライダーでどれだけ遠くに飛べるかに挑戦するもの。

ちなみに、現在の日本のクロカン記録は、茨城県石岡市から仙台までの240キロです!

 

LIVETRACK24(ネットで飛んでいる者の位置を知ることが出来るアプリ。コチラ→LIVETRACK24)を使って、今は位置情報

が共有できるので、とても便利な時代になりました。

この位置情報で、地上から飛んでいる選手を追いかけます。

途中、ちょっと寄り道…。

茂木の道の駅!

寄り道の目的は…。

苺ソフト!

生の苺をその場で練りこんでくれ、新鮮な苺の香りが楽しめて美味しいんです。

ちょっとより道しましたが、選手からはまだ何も連絡が来ないので、この後もひたすら北を目指します。

 

今日はなかなか連絡がこない…。と、言うことは、まだ飛んでいるということ。

出発地の石岡市から90キロ走ったところで連絡が入りました!

気象予報士Nと、S戸さん。

二人とも60キロ地点の同じところに降りたとのこと…。

今いる場所からは、ちょっと戻らなければいけません。

ここで、もう一人から連絡が!

白河市を越えたところに降りたとのこと。

こちらの方が近いので、先に迎えに行きます。

疲れ切った表情のT原。

飛行距離は約100キロ。

私がハンググライダーを始めたころは、日本記録だった距離ですが、今は当たり前のように飛んでしまいますね!

 

T原を回収した後は、戻って先ほど連絡がきた気象予報士NとS戸さんを迎えに行きます。

出発地から60キロまで戻ってきました。

ちょっと不手際があり、むかえに来るのが遅くなってすいません!

二人を無事回収します。

 

本日はこの3人だけ。

これから先の季節、田んぼに水が入るゴールデンウィークまでは、ハンググライダーはベストシーズン!

いよいよこの季節が始まりましたね!

これからどんな記録が出るか楽しみです!

 

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いよいよ今年もクロカンシーズン !

2025-03-17 08:47:09 | ハング(hangglider)

先日、気象予報士Nが我が家に泊まりにきました…。

なんか、気を使って、旨い肴に美味い酒…。

こんなの手土産に持ってこられちゃ、仕方ありませんね!

 

気象予報士Nは、一応、日本を代表する実力派気象予報士…。

その実力から、3年前に放映された、NHK朝ドラ「おかえりモネ」では…。

ヒロイン「モネ」の上司である、西島さん演じる敏腕気象予報士のモデルになった人物でもあります。

さて、それでは何故、我が家に気象予報士Nが泊まりに来たのか…。

その目的は…。

今年もハンググライダーのクロカンチャレンジのシーズンが始まったからなのです!

 

クロカンとは、クロスカントリーの略で、要はハンググライダーでどこまで遠くまで飛べるかに挑戦するもの…。

この挑戦には、懸賞金などは一切なく、あくまで自分が日本記録を塗り替えてみたい!

その名誉だけを求めて挑戦するものです。

 

ちなみに現在の日本国内のハンググライダーのクロカン記録はというと…。

私の住む茨城県石岡市から、仙台のちょっと先まで飛んだ240キロです!

この記録は4年前に、私の友人でもある静岡県の岡田氏により作られました。

実はその時の動画も公表されていて、ネットでも見ることも出来ます。

コチラをクリック↓

 

気象予報士Nは、毎年こうやって、自分がクロカン記録を作りたいがために、我が家に泊まり込みに来るのです!

どうやら彼は、会社との約束で、このシーズンだけは好きなことをやらせてほしい!ということで、会社に出なくても良

い契約を結んでいるよう…。

我が家にはWiFiが飛んでいるので、最低限必要なことは、リモートで仕事をしてるんですね!

(あまり大きな声では言えませんが、東京オリンピックの運営なんかでも、リモート会議出来ることをいいことに、私

の家に泊まり込みながら、我が家のWiFi使ってやっていました…。)

 

まあ、何はともあれ、今年もクロカン記録目当てに、日本中から友人が集まるにぎやかなシーズンが始まりました!

 

さて、240キロのクロカン記録は、今年は破ることが出来るでしょうか…?

 

 

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飛行禁止空域(CTR)…。

2025-02-27 06:51:52 | ハング(hangglider)

先日行われた、茨城県は足尾エリアでのハンググライダーの大会ですが…。

最終日に20名もの選手が、飛行禁止空域(CTR)に入ってしまう出来事が起こりました!

飛行禁止空域(CTR)とは一体何か…。

今夜はそんなお話です。

 

上の図は、茨城県のパラグライダー、ハンググライダーの各団体が自主的に定めた、飛行禁止空域(CTR)を表したも

のです。

図に書かれた数字は、高度(メートル)を表しており、これ以上の高度へは入ってはいけません。

何故このようなものが定められているかというと…。

羽田空港へ進入する旅客機とのニアミスを防ぐためなんです。

この数字が書き込まれた場所の上空は、羽田空港へと進む旅客機の飛行コースなのです。

しかし、数字の高度以下には、旅客機は入って来ないため、この下であれば、パラグライダー、ハンググライダーは飛行

することが出来ます。

(ちなみに右の赤でぬられた飛行禁止の表示の場所は、航空自衛隊、及び、茨城空港の飛行機が低空で飛行するため、全

面的にパラグライダー、ハンググライダーでの飛行は禁止されています。)

 

この飛行禁止空域(CTR)は、パラグライダー、ハンググライダーのフライヤーが、先にも述べたように、自主的に旅

客機とのニアミスを防ぐために決めました。

特に茨城県界隈のパラグライダー、ハンググライダーのエリアでは、羽田空港への旅客機の進入路が変更され、茨城県上

空を飛ぶようになったことから、取り急ぎ決められたものです。

 

これ、ぶっちゃけ言ってしまうと…。

パラグライダー、ハンググライダーは、こうやって自主的に空の安全を守って、事故が起こらないように管理していま

す。だから、お願いなので、社会に迷惑をかけない範囲でならば、自由に飛ばせて!

そういうことなんです…。

 

そんな事情があるため、もし、この飛行禁止空域を守らずに、旅客機とのニアミスという事態に陥ったとしたら、パラグ

ライダー、ハンググライダーは自由に空を飛べなくなってしまう事態に陥ってしまうんです!

だから、是が非でもこの飛行禁止空域(CTR)のルールは、未来永劫守り続ける必要があります。

 

しかし、今回の大会では、選手全員がそんなことは百も承知で大会に臨んでいるにもかかわらず、20名ほどの選手がこ

のルールを破ってしまいました。

この理由は、この日の気象条件が大きな要因になったと考えられます。

この日はコンバージェンスと言われる、風と風がぶつかり、上昇風帯が多く存在する気象条件でした。

このため、選手たちは飛行禁止空域の高度制限を分かりながらも、その上昇風帯から抜け出せなかった事例が多く発生し

てしまったのです。

 

このことについては、今後、私たちフライヤーは肝に銘じて覚えておく必要があることだと思います。

高度を守るつもりで飛んでいても、リフト帯がずっと続いてしまい、予期せずに上がってしまうこともあるのですか

ら…。

 

数年前から、ドローンの商業利用が具体的になり、空の世界がぐっと狭くなってしまいました。

ラジコン飛行機ですら、現在は届け出をしないと飛ばせません。

自由に飛ばせるのは、全備重量100グラム以下の模型飛行機、あるいは、ドローンだけです。

そんなご時世なもんだから…。

私たちパラグライダー、ハンググライダーは、いつ自由に飛べなくなっても、おかしくないんです!

このことをよ~く肝に銘じて、ルールを守った安全なフライトを心がける必要があるんです!

 

 

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