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飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

すごい人を見つけました!

2014-09-24 15:55:19 | 自作飛行機(homebuild airplane )

先日北海道を旅したときの話です。

実は、あるご夫婦から遊びに来ないかとお声をかけて頂いておりました。
コウさんみぃさんご夫妻で、このお二人、もともとは和歌山に暮らされていましたが、二人の夢であった北海道での暮らしを実現され、屈斜路湖近くの弟子屈というところで現在住まわれています。(ブログやられています。 暮らしの既存&創造)
このお二人とはご縁があり、実は、かつてはハンググライダーを通してお会いしておりましたが、残念ながら一度は疎遠となってしまいました。
ところが、お二人が北海道に移住した後、薪ストーブをセルフビルドで設置することになり、ネットでいろいろとセルフビルドの情報をとっていたところ、この「飛行中年」のブログを発見。読み進めているとハンググライダーのカテゴリーがあり、「あれあれこの人って!」と、かつて私とお会いしていたことに気づいて下さったのです!

そんなことで再びご縁が生まれて、今回はお二人のお家に誘って頂いたのですが…。

そこで私達夫婦はコウさんみぃさんのご紹介で、すごい人に出会ってしまいました!(コウさんみぃさんも十分凄いのですが…。)

最初にご紹介する方は、beeご夫妻。
なんと、奥さんが自然林とヒグマくらいしかいないような北海道の原野の土地を、ネットで「ポチっと」してしまったことからすべてが始まったとのことです。
ご主人が現地に足を踏み入れるまでに3日かかり、開拓を進めながらついにはログハウスまで建ててしまうという武勇伝の持ち主ですが、あまりに話が凄かったため、TV番組にも取り上げられてしまったそうです。(ブログやられています。ゼロから始める田舎暮らし)

そしてもう一人の凄いお方。
この方はbeeご夫妻のすぐ近くに住まわれているM田氏といいますが、北海道の原野のなかでヘリコプターのキットを作り上げ、正式に認可を得て自宅の庭先からヘリを飛ばされています。



更に、現在は「tailfirst」というカナード(先尾翼)のホームビルト機を製作中!



この機体、セスナなどの軽飛行機に使われているものと同型のエンジンを積みながら、その巡航速度はセスナより100キロ以上早いという高性能機。
二人乗りで全輪引き込み脚を採用し、カーボンのコンポジット構造という複合材主体の最先端の構造を持っています。
この構造は、一般的な自作飛行機でよく用いられている、木製や全金属製の機体に対し性能は良いのですが、はるかにその製作に熟練を要する難しいもので、正直こんなすごいホームビルド機を作る人が日本にいたことに驚いてしまいました!
ちなみにM田氏のホームページbilder's memo

同機の兄弟機は、噺家の桂文珍さんが日本で唯一所有していたと思いますが、まさか北海道の原野の工房で、しかも、ホームビルト機の形で他にも存在していたことにとても感動してしまいました!

完成した暁には、その大空を飛ぶ姿を、たとえ北海道でも是非見に来てみたいと思いました!


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達磨絵師。ハローエブリバディさん

2014-09-22 15:50:50 | うんちく・小ネタ(absurd story)

いきなりですが、これ、先日北海道を旅した際に、ご縁に恵まれ偶然に書いていただくことが出来た達磨絵です。

絵師のお名前はハローエブリバディさんといいます。
まだほとんど無名の絵師さんですが、その強烈な絵の存在感にたちまちファンになってしまいました。


この方北海道は釧路に在住の方で、現在弟子屈町と鶴居村の観光大使を務められています。
もともとは警察官をされながら達磨絵を習得され、道内で転勤の度に、各所に多くの達磨絵を残しておられる様です。
そして、昨年警察官を退職されると同時に、本格的に達磨絵師の活動を始められたとのことです。

この達磨絵と私達の出会いも本当に偶然から…。
それは、無料野湯で有名な、中標津近くにある「からまつの湯」に掲げられている看板との出会いが最初でした…。
その後、紋別の大盛り定食屋「よってけマルトミ」でもハローさんの達磨絵を発見。
実はこれ、私よりも女房の方が先にそのことに気づいてくれました。
それからというもの、夫婦でハロー達磨さん探し…。
ネットなどで調べてみるも、ほとんど情報がありません…。
強烈なあの達磨絵の印象を脳裏に焼き付けながらも、なかなかハローさんがみつからないまま数年が過ぎました。

しかし、今年の北海道の旅で、厚岸漁港の直販所と弟子屈の摩周温泉の道の駅で再びハロー達磨さんの絵を発見。
気になってネットで検索しているうちに、西福寺さんというお寺のご紹介でトントン拍子にハローさんに直接連絡をとることができたのです!

実際にお話してみると、これまたトントン拍子に会っていただけることになったので、私達は知床から急遽ハローさんがいる北広島市(札幌の少し下)へとむかいました。
(ちなみに本州で言うと、東京から名古屋くらいの距離です。)
北広島市に北海道で唯一という達磨寺で待ち合わせし、私達夫婦は本当にハローエブリバデェさんいお会いすることができたのです!

この日はハローさんは、わざわざ半日わたしたちのために時間を作ってくださったので、いろいろなことをお話しながら3枚の達磨絵を書いていただきました。



手際よく、一枚3分ほどで見事な達磨絵を描き上げてしまいます。
ハローさんは絵を描きながら、「とにかく筆で書くということを大切にして欲しい。今の人は筆で物を書くという本来日本人が持っていた素晴らしい文化を忘れてしまっている。書くものなんて何でもいいんだから、もっと筆に親しみを持って欲しい…。」
そんな事を話させていました。
確かに、筆なんてずいぶん長く握っていないですよね。深く反省です…。

今回ハローさんに書いていただいたこの絵は、当然ウチの家宝です!

ハローさんは今後絵師としての活動を進めていく予定とのことで、10月には群馬の少林寺訪問されたり、その他達磨様や筆に係る場所も出来るだけ多く旅してまわりたいと私達に話してくれました。







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焚く気満々!

2014-09-17 23:25:24 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
いよいよ秋も深くなってきました。
こう涼しくなってくると、決まって薪ストーバーはそわそわし始めます。
そう。薪ストーバーは誰も薪ストーブを焚きたくてしかたがないのです…。

でも、その前にやっておくことがあります。
それは、休眠状態の薪ストーブを焚ける状態にすること…。
その代表的なものに、ストーブに昨シーズンの灰を再び戻すことがあります。

薪ストーブはオフシーズンに入ると、その労をねぎらいいろいろとメンテナスを施していきます。
その中でも最低限やることとして、灰を取り除ききれいにストーブ内を掃除して、夏の間に錆びたりしないように内部に薄ーく油を塗っておいたりします。
外回りはクラシックブラックの薪ストーブならばストーブポリッシュで磨きをかけ(琺瑯仕上げは必要ありません。)、ポリッシュが使えないところはオリーブオイルを薄く塗ったりしておき、とにかくストーブが湿気の多い夏の間に錆びないようにしておくのでず。

そして、いよいよ薪ストーブシーズンに入る時、昨シーズンにとっておいた灰を再びストーブに戻すのです…。
もちろん灰がなくても薪ストーブは十分燃えますが、燃焼が安定しないことやストーブ本体に負担がかかり易いなどの理由により、やはり灰はあったほうが良いと言われています。



そして、我が家の場合、もう一つのやっているちょっとした「工夫」があります。

それは、煙突の口元にガスケットを新しく巻き付けておくことです…。



煙突はその密閉度が高ければ高いほどストーブが調子よく燃えてくれます。
その煙突の密閉度をより高くするために、口元管にガスケットを巻いているのです…。
このガスケットは、市販のガスケットをほどいて一本ものの細くなったものを使って、ただ巻き付けただけのもので、特に耐火セメントなどで張り付けなくても落ちてこないため、後々のメンテナンス性を考えてわたしはこのまま使用しています。
結構高温にさらされる場所でもあるので、毎年チェックしています。

新しくガスケットを巻いた後は再びストーブに装着しスクリューを締めておきます。

ちなみに、もう一つ我が家のやっている工夫で、毎年以下の方法でストーブの密閉度もチェックしています。
ご参考までに述べさせてもらいますが、意外に簡単で、台所の換気扇をしばらく回し続け、家の中が負圧になる状態を作りだした後、ストーブのなかで軽く物を燃やしてすぐにドアを閉めます。
ストーブに隙間があれば見事にそこから煙が出てきます。
ただし、ストーブの吸気口や二次燃焼空気取り入れ口からも煙はでてきますが、それらは煙が出てきても全く正常です。
これは あくまで私流の調べ方ですが、いずれにせよストーブに隙間があれば、耐火セメントなどで補修しておいた方が無難でしょう。
でも、あまりにも隙間がある場合はオーバーホールも考えないといけないでしょうね…。

薪ストーブのメンテナンスに必要な物は、薪ストーブ屋さんや、最近では薪ストーブを置いているホームセンターなどでもある程度は手に入りますが、ネット販売のありがた屋さんでポチっとすると、必要な物が簡単に手に入りとても便利です!





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