飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

8月29日。旅の終わり…。

2024-08-29 16:11:54 | 2024年北海道旅

8月29日早朝。

私は会津坂下の道の駅…。の、隣の河川敷公園で目覚めます。

うまい具合に熱帯夜に出会うこともなく、とても快適な温度で、この旅は終始過ごすことが出来ました。

家までは200キロを切っています。

おそらく、お昼くらいにはついてしまうでしょう。

 

今回の旅でも、多くの方に巡り合ったり、再開したり…。

本当楽しい旅でした!

そんな出会いの中で、夜になったら一緒に酒を飲んだりして…。

名前もほとんど知らないような方たちですが、お互いにいろいろな話をさせて頂きました。

そんな出会いの中で、私はふと、今回の旅で感じたことがあったのですが…。

人生、辛いこと、苦しいこと、悲しいことが次々に起こるものですが…。

その一つ一つの体験が、実は今の自分を作っている。

決してその体験は、無駄なものではない。

ということです。

人はとかく楽をしたいし、いつも楽しく過ごすことを望んでいます。

しかし、それがあまりに強く出すぎ、「現実逃避」するようになってしまうと、人の成長はそこで止まってしまいます。

問題が発生したならば、そのに対して正面から取り組み、対処することによって、どんどん人間も成長していくと思うの

です。

昔、ホンダの創業者の本田宗一郎は、「人生には無駄がない」という言葉を残していますが…。

これって、問題点に対して真摯に取り組んでこそ、その経験は後に生きてくるという言葉のように私には思えます。

 

今回、旅仲間のむーちんさんが、ご自身のブログでとても共感することを書かれていたのですが…。

「お金持ちになって、海外に行ってゴージャス旅をしたとしても、結局は楽しくない…。」

そんな旅なんかよりも、お金を使わない旅をして、いろいろな人に出会って、出会った仲間と一緒に酒を飲んでいる方が

よっぽど楽しい!

そんなことを言われた方と、旅先で出会われたそうですが…。

私もまさにその通りだと思います!こちらのブログですね!→青の風に吹かれて

 

旅の楽しさって、どんな人に出会うか…。そして、どんなことを学び、体験するのか…。

そのことに尽きると私は思います。

決してお金をかければ楽しいという訳ではないと思うのです。

 

今回の私の北海道旅日記。冒頭にも書きましたが…。

もう確か23回目の北海道の旅になりますが、結局、人との出会いが楽しいから、そこまで何回も来てしまうんですね!

 

さあ、お昼過ぎに家についてしまいました。

この旅も終わってしまいましたね…。

一か月ほっといたので、庭の草がかなり生えています。

洗濯物もたまっているし、掃除もしないといけない…。

やることがいっぱいです。

 

今回は特に、ブログのコメントだけでしかお付き合いのなかった「しゅんめいさん」こちらのブログ書かれています→

瀬戸内脱出計画

とも出会えて、本当に楽しかったです。(初めて出会った気が、まるでしなかった!)

しゅんめいさん、また一緒に遊びましょう!

 

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8月28日。山形より会津坂下へ…。

2024-08-28 14:18:51 | 2024年北海道旅

8月28日。舟形町河川公園で目覚めます。

ここはキャンプ禁止なのですが、車中泊では泊まれるようです。

昨夜はかなり激しい雨が降り、一時は退去も考えましたが…。

適当なところで止んでくれ、助かりました。

 

夏の車中泊を出来るだけ涼しく快適にするのって…。

一つは、なるべく標高の高いところで休むことがあると思います。

でも、もう一つ方法があって…。

この舟形町河川公園のように、山間の中の谷で休む方法もあると思います。

これ、どうして涼しく過ごせるのかというと…。

昼間、山では木々が太陽の熱を吸収し、その木々の根元は思いのほか温度が低い状態になっています。

ここにあった冷たい空気が、周りの温まった空気より重いため、夜になると、まるで水が流れるようなイメージで、谷を

降りてきて河川を流れ下るようなのです。

コレ、体感してみると結構分かります。

地図で探すと、この谷あいで車中泊できる場所って、それなりに見つけることが出来るので、夏の車中泊にこれを活用す

るのも手だと思います。

 

まあ、超大容量のバッテリーを備え、一晩中エアコンがかけられる、超高級キャンピングカーに乗られている方は問題に

ならないでしょうけどね!

 

本日はゆっくりと南下していきます。

急ぐ旅でもないので、ちょっと寄り道!

銀山温泉です!

ここ、千と千尋の神隠しのヒントになった場所とも言われています。

(ちなみに、この映画の中の初めのシーンで、神々が夜になって客船から次々と現れるシーンは、先日いた北海道洞爺

湖の、夜のライトアップ観光船を模しているらしい。)

 

古い大正時代の旅館がそのまま活用されています。

もう今の消防法では、到底認められない建て方ですね!

何かあったら、もうこの風景は再現することは出来ません。

とにかくノスタルジック感にあふれ、美しい風景です。

ここでは、当時の漆喰職人の技の高さも見ることが出来ます。

コテ一つでこれだけ正確に漆喰細工が出来るってスゴイと思います。

 

今日はゆっくり進んでいきます。

天童の道の駅で、野菜なんかを物色…。

軽くお昼を食べて、高畠の道の駅で休憩…。

しかし、暑い…。

ここまで降りてきたんだから、当然ですが…。

本当は、この後峠を越えて、太平洋側に行くつもりでしたが…。

このまま進んでしまうと、今晩大変なことになりそうなので…。

山ルートに変更します!

その前に、瓜割石公園をちょっと覗いていきます。

これだけきれいに石を切り出していると、神秘的!

 

途中、浜田広助資料館に立ち寄ります。

童話泣いた赤鬼の作者です。

今年のゴールデンウィークの旅で、泊まった旅館にたまたまこの方の名前が使われていたので、気になっていました。

このお話し、赤鬼が人間と仲良くなりたかったばかりに、大切な友人の青鬼を失ってしまうというものです。

誰も悪い人はいないのですが、悲しいお話です。

 

米沢方向に進みますが、結構暑く、エアコンをかけて進みます。

でも…。

福島県に入ってみると、意外に暑くない?

これならこの辺で泊まれそうです。

 

今夜の宿は、会津坂下の道の駅…。の、隣の河川敷公園かな?

ここ、静かですが道の駅がすぐそこなので、便利なんです。

 

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8月27日。青森から山形まで南下…。

2024-08-27 05:30:47 | 2024年北海道旅

今朝は青森県の碇ヶ関の道の駅で目覚めます。

ここは、昨日もお話ししたように、クーラーの効いた部屋に、電源とFreeWifiもあり…。

更に温泉も併設された、とても便利な道の駅です。

そのためか、遠くのナンバーの車中泊の車が、多く泊まっていました。

本日はこのまま南下していきます。

 

早朝は青空も少し見えていたのですが、現在雨雲がほとんどになってしまいました。

台風10号がこちらに向かってくる予報なので、それが来る前に家に着くように考えて行動します。

 

途中ちょっと寄り道…。

何やら、そば畑の中にビニールハウスがありますが…。

ここは八九郎温泉!

秋田県小坂町にある、地元の方が管理されている温泉です。

この奥には奥八九郎温泉、更には奥奥八九郎温泉がありますが…。

そちらは今の季節、凶暴なアブが飛び回っているため、入るにはそれなりの覚悟が必要です。

ちょうど良い湯加減で、しっかり楽しませていただきました!

…。と、ここで足元をふと見てみると…。

ハッチョウトンボ!!

キレイな水のところでしか生育できない、絶滅危惧種のトンボです。

確か、日本のトンボの中では最も小さい種だったと思います。

こんな生物、大事にしたいですね!

 

更に進んで鹿角へ…。

ここでちょっとスーパーに入って…。

しょっつる!

それと、比内地鶏スープも買ってしまいました!

東北でしか手に入らないんですよね

冬場に鍋をすると美味しいので、ここで買っていきます。

 

更に八幡平を越えてたところで、そろそろお昼ご飯の時間…。

 

やってきたのは、大曲にある回転寿司さこう

ここはコスパが高く、珍しいネタがあります。

今日の珍ネタは…。

アワビの肝!

もっと生臭いのかとが思ったら、意外や意外、甘くて美味しい!

他にも、今日のおすすめのシラウオ!

美味しく頂かせていただきました!

 

昼食後の昼寝の後は…。

増田町のまんが美術館!

釣りキチ三平の作者、矢口高雄さんの出身地ということで建てられた施設です。

無料で入れるにも関わらず、いろいろな漫画家の方の原画がそろっており、その数はひょっとして日本一かも?

写真撮影が禁止なので、実際に行って見てください。

 

この後は、道の駅十文字によって、ちょっと買い出し…。

ここ、秋田の美味しいものがいろいろ販売されているんです!

 

そして今、新庄市のツルハドラッグで、FreeWifiを使わせていただき、このブログを書いています。

 

今夜の泊りは、この先のあゆっこ温泉くらいかな?

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8月26日。鶴亀屋食堂をナメてはいけません…。

2024-08-26 15:26:42 | 2024年北海道旅

8月26日。大間崎キャンプ場で目覚めます。

暑くもなく寒くもなく、快適な朝です。

曇り空ですが、ところどころから青空ものぞいています。

ここのキャンプ場は、北海道の玄関口ということもあり、まだまだ旅人が集まっていますね。

 

本日は、徐々に南下していく予定です。

 

さて、皆さんは車中泊と聞くと、「疲れる」とか「不便」なんてネガティブなイメージを持っていませんか?

確かに、まだ車中泊に慣れていないうちは、その通りだと思うのですが…。

一通り要領を得てしまうと…。

疲れもためず、ストレスもなく、夜もぐっすり眠れています。

実際、私の旅も、もう一か月近くたとうとしていますが、全く疲れをためていません。

慣れた…。というよりは快適に過ごせる技を身に着けたという感じですね!

ただ、最初に注意していただきたいのは…。

寝床は平らであること。

傾きには注意した方が良い。

ということはあると思います。

あとは、うるさい場所は避ける…。かな?

 

ちなみに、今の私の車中泊の夜の様子…。

結構明るくて、家にいるときと変わらないくらいです。

意外と、ダイソーで買った照明が、いい仕事をしています。

 

目覚めてすぐ、大間崎を散歩してみます。

あれ?と思ったのですが、石川啄木のこの有名な歌は、ここ大間崎で読まれたんですね!

 

朝食を終えて出発です。

しばらく走って、下北半島の横浜の道の駅で小休止…。

この近くには、250円コインランドリーがあるので、洗濯も済ませます。

調べ物や小仕事を、道の駅のFreeWifiを使わせていただき、片付けます。

 

ちょっと走って、今日のお昼ご飯は鶴亀屋食堂に入ることにします。

ココ、マグロ丼の超大盛りで有名な店ですが、今の私の胃袋には絶対におさまらない…。

でも、「マグロカレー」という私にも食べられそうなメニューがあったので、これを試したいと思います。

 

…。で、やってきたのは…。

超大盛カレー!!!

普通のカレーの2人分くらいありそうです…。

しかも、ルーの半分はマグロの肉です…。

大盤振る舞いすぎ!

当然食べられるわけがありません。

半分ちょっと食べたところでギブアップ!

お店の方に謝って、そそくさと退散します…。

 

基本的にここのメニューは大盛りのようなので、普通の人は二人で一人前を頼むのが良いかもしれません。

…。でも…。

こんな女の子と一緒の皿のカレーライスと食べると、楽しいし美味しいとは思うのですが…。

間違っても、こんなおやじたちと、一緒の皿のカレーを食べる気にはなれません…。

 

腹がいっぱいになってちょっと苦しい…。

直ぐ近くの浅虫温泉の道の駅で、ちょっと休憩がてらお昼寝です…zzz。

 

目覚めて少し進み、嶽きみを買います。

コレ、嶽きみという種類のトウモロコシがあるわけではなく…。

岩木山の中腹で採れるトウモロコシは、すべて嶽きみと言います。

夏の終わり、寒暖の差が厳しくなる岩木山の中腹は、トウモロコシに一段と甘みを与えてくれます。

だから特別に嶽きみっていうんですね!

これは、今夜の酒の肴です。

 

嶽黄みをゲットした後は、田舎館村の田んぼアートへ。

…。でも、今年はハズレ!

稲の生育が悪く(地元の方の話では、植える時期が遅かったらしい)はっきりとは現れていません…。

まあ、長年やっているのだから、こういう年もあるでしょう。

 

そして、今夜の宿へと向かいます。

今夜は碇ヶ関の道の駅で泊まります。

ここ、クーラー付きの電源付きでFreeWifiが楽しめ、しかも、温泉併設の神がかった道の駅です。

 

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8月25日。フェリー乗船の日…。

2024-08-25 07:33:51 | 2024年北海道旅

8月25日。本日はフェリーに乗ります。

とうとう北海道ともお別れ…。

今年もいろいろな方に出会えて、そして、楽しみました。

ありがとう北海道。また来ます!

 

今朝は随分冷え込みました。

おそらく前線が過ぎて、秋の空気に入れ替わったのでしょう。

朝目覚めて、キャンプ場を散歩します。

今朝の湯の沢水辺キャンプ場の風景です。

ほとんどが地元の方ですね!

空には羊雲がいっぱい出ています。

本当は、ジョギングでもやりたかったのですが…。

ここ湯の沢水辺キャンプ場は結構山のなか。

早朝は熊が活発に動いているので、こちらもうかつに動かない方が無難です。

 

時間があるので、朝はキャンプ場でまったりとします。

日も高くなってきたので、そろそろ活動しましょう。

 

函館方面に走ります。

途中、ツルハドラッグを見つけたので、FreeWifiをつなげて、ちょっと小仕事…。

 

まだ函館空港へ行ったことがなかったので、ちょっと覗きに…。

B-737型機とボンバルディアですね!

私、地方の空港見物も結構やっているんです。

 

函館市内に戻る途中…。

なんで滋賀県名物の「飛びだし君」がこんなところに??

 

函館山の麓の緑島が無料で車が停められるので、そこに車を置いて、函館朝市探索です!

 

ラッキーピエロとハセガワストアが並んだところ。

北海道大好き人間の間では、有名な場所ですね!

 

目ぼしい海産物はないか物色します。

日曜ということもあって、スゴイ人です。

一通り回った後、お昼ご飯にします。

ラッキーピエロで焼きそばです!

ラッキーピエロというとハンバーガー屋さんのイメージですが…。

実は、カレーやオムライスに焼きそばと、他のメニューの方が多いんです。

 

お腹がいっぱいになったところで、昨日も行った立待岬でお昼寝…zzz。

目が覚めたところで、時間があるので快活クラブへ行ってシャワーを浴びます。

 

さて、フェリー乗り場に行く前に、最後のお仕事が…。

モダクラブカードに入金した分、すべてを使い切らなければなりません!

モダとは、北海道だけに展開するガソリンスタンド。

このモダ石油のクラブカードを作っておくと、燃料が安く手に入るのですが…。

当然、北海道を出るときは、このカードに入金した分すべてを使い切らなければなりません!

…。で、問題なのが、スロット割引分までは使いきれないこと!

これ、夏場北海道で過ごすのが当たり前となってしまった方たちの悩みだったんです…。

つまり、どういうことかというと…。

モダクラブカードで最後に40リッター入れたとしましょう。

ここでスロットが周り、「一等賞おめでとう!リッター5円割引です!!」となったとしても…。

200円が割引として、モダクラブカードに残ってしまい…。

その後、その分を給油しようとしても、入金してください!と、受け付けないのです!

つまり、200円分損をしてしまう!!

これが北海道を旅する者にとって、大問題だったのです!

しかし…。

フッフッフ。フが三つ…。

今回私、この対処法を見つけたのです!

どうするかというと…。

最後の給油を二回に分ければいい!

なんです。

例えば、モダクラブカードに、あと40リッター分のお金が残っていたとします。

そして、燃料を入れるときに、39リッターの寸止めで、一度入れてしまいます。

そうすると、スロットが周り、一等で5円割引になったとして…。

この場合、195円が割り引かれ、モダクラブカードにプラスされます。

この後に、正規で残した1リッター分を、もう一度入れてしまうんです!

このやり方でも、スロット割引があると、少しだけお金は残りますが、せいぜい10円ほど…。

どうだモダ石油。参ったか~!!

 

モダ石油でのセコいやり取りの後は、津軽海峡フェリーの乗船ターミナルへ…。

今回も往復共に、最安値のスーパー海割りチケットが取れました!

これで旅費が随分節約出来ます。

港に停泊していたナッチャンworld…。

半沈下船という速度の出る船で、スクリューはなく、水をジェット噴射することで進みます。

残念ながら、今は運航していません。

運航費が割高になってしまうからですね!

再び動くことはあるのでしょうか?

 

ありがとう北海道!

今年もお世話になりました!

 

只今、フェリーの中でブログを更新しています。

大間に着いた後は…。

時間も遅いので、今夜は近くの大間崎キャンプ場に宿泊します。

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