飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

北関東の小さな旅 2日目

2022-09-30 20:42:42 | 旅(freedom person)

道の駅「あがつま峡」で目覚めた朝…。

昨日ここで知り合った、自作キャンピングカーのお父さんと、しばしお話しし、出発します。

 

北関東の旅二日目に、まず向かったのは…。

尻焼き温泉!

川すべてが温泉です!

…。でも、雨上がりのためか、かなりぬるい…。

しかし、心配ご無用!ここには、ちゃんと内風呂もあります!

もちろん、すべて無料で入れます!

ここは、居心地が良すぎて、常に常駐キャンパーの方がおられます。

そりゃそうですよね…。

先に内風呂に入ります。

これが、ちょうどいい塩梅に、ちょっと熱め!

体が火照ったところで、前の川、つまり、ぬるめのお湯に入り、体を冷やします!

これ、気持ちが良くて、いくらでも続けられます!

小一時間、そんなことを繰り返して、すっきりしたので、お風呂を出ることにします。

常駐キャンパーさんにご挨拶をして、次の目的地に向かいますが…。

途中…。物騒な名前の滝を発見!

この名前は正直怖いです!

もう少し進むと…。

八ッ場ダムです。

昔、ひと悶着あったダムですが、一番振り回されたのは、地元の方たちではないでしょうか?

 

それから、しばらく走ってついた場所は…。

榛名山!

ここも今まで来たことがありませんでした。

とても美しくていい場所ですね…。

カルデラ湖の美しさに、しばらく見入ってしまいます…。

すっかり気に入ってしまいました。

避暑地としても、とても、素敵なことろですね!

 

榛名山を堪能して、山を下り向かった場所は…。

山田かまち美術館。

ずいぶん前に一度訪れていましたが、気になっていたので、ふたたびやってきました。

山田かまちとは…。

伝説のロックバンド「BOØWY」の前身となるバンドを、高校時代に氷室京介と松井恒松で作った人物です。

山田かまちは、この二人に多大な影響を与えました。

かまちは、音楽のみならず、絵画にもその才能を発揮。

ここは、そんなかまちの、生前の絵画を展示した美術館なんです。

天体観測や、世界中の同世代の若者たちとも、文通などをしたりしていたそうで…。

「24時間では一日が足りない!」が、彼の口癖だったようです。

私より少し上の人物ですが、ほぼ同じころに青春時代を送っています。

正直、彼は怪物だと思います。

彼は、様々なものに天才的な才能を出した人物です。

幼少のころから、既に色彩感覚に優れたものを持っており、そのデッサン力もスゴイ物をもっていると思います。

ただ、かまちが幸運だったのは、すぐ近くにかまちの才能を見抜ける人物がいたことです。

そのため、かまちの絵は保存されることになりました。

…。

世の中には、かまちに負けないくらいの天才が、ちょくちょく出ているはずなんですが…。

それが見抜ける大人が近くにいないため、多くは闇の中に埋もれているような気がします…。

かまちは17歳の時、エレキギターの練習中に感電死(自殺説もあり。私はむしろこちらの方だと思います。)してしま

います。

もし、山田かまちが生きていたら…。

おそらく、ロックバンド「BOØWY」の主導的人物となり、その後出会う筈であっただろうの布袋寅泰などにも影響を与え、

BOØWYを、更にとてつもなくスゴイバンドにしていたに違いありません…。

 

じっくり山田かまちの絵を見た後は、ちょっと遅めのお昼ご飯…。

群馬県甘楽町こんにゃくパーク!

ここは、こんにゃくバイキング料理が無料で食べられます!

こんにゃくづくし!右の二皿は、ヨーグルトとマンゴーのゼリーです。

この中で気に入ったのは、右上のヨーグルトのゼリー。それと、真ん中下のこんにゃく煮。

無料でこんにゃく食べ放題というのもすごいですね!

 

今夜の宿は、このすぐ近くにある甘楽の道の駅。

本日もずいぶん楽しみました!

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北関東の小さな旅 1日目

2022-09-30 06:48:59 | 旅(freedom person)

ちょっと時間が出来たので、近場ですが旅に出ました。

考えてみると…。

家から1日で行ける場所って、いつも通過しているだけで、旅を楽しんだことがない…。

だったら、この際、1日で行ける範囲を、まとめて回っちまえ~。

…。ということで、北関東を回ってみます。

それでは1日目から!

 

道が混まないうちに、茨城を出発。

国道50号線を西に進んで、やってきたのは赤城山。

いつもよく眺めているのに、今までこの山に登ったことがありませんでした!

南側より車で登っていきますが、この道、なかなか手強い。

狭くて曲がりくねっています。

ようやく登り終えると、そこには美しい景色が…。

こんなにきれいなカルデラ湖を、赤城山は持っていたんですね。

平日でしたが、思ったよりも観光客の方が来ていました。

高原のさわやかな風の中、気持ちが良いので、しばらくまったりします。

その後、谷川岳の一ノ倉に行こうと思ったものの…。

ここ、今は途中からバスに乗り換えないと、行けなくなったんですね…。

時間的なものもあったので、諦めて、途中の「土合駅」を見学。

ここは日本一の「モグラ駅」で有名で、地上から450段くらいの階段を下って、駅のホームへと行きます。

お年寄りの乗り降りは、もはや無理な駅です。

 

もう夕方になったので、ちょこっと走って「あがつま狭」の道の駅へ…。

ここは温泉が併設で使いやすい道の駅です。

…。と、近くに気になる軽トラキャンピングカーが…。

「こんな型のキャンピングカーって、市販では無かったような…。でも、きれいな出来栄え!」

そう思ってお声をおかけしたら、やっぱりそうでした!

自作のシェルです。

全面がFRPで成形されています。素人の仕事じゃありません!

聞けば、この車で、なんと3作目のキャンピングカーだそうです。どうりで…。

一般の車で使用されている部品を多用し、実にきれいな仕上がりです。

市販品にしか見えない…。

で、一番驚いたのがコレ↓

サイドが広がり、ご夫婦が横になって寝られることです!

軽トラベースのキャンピングカーで、横に大人が二人寝られるってスゴイ!

これ、もちろん簡単に広げられて手間いらず。

これは便利だと思いました。

また、今までのキャンピングカー制作の経験から、風対策が強化されています。

むやみに背を伸ばすことなく、屋根は丸められて、横風を受けにくくしています。

あまりに素晴らしい出来だったので、ご主人としばしお話します。

名刺まで交換してしまいました!

こういうことがあるから、車中泊の旅って楽しいですね!

 

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このシーズン初焚き!

2022-09-20 20:22:36 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

9月20日の夜、とうとう薪ストーブを焚いてしまいました!

…。

と言っても、これはあくまで慣らし焚き。

慣らし焚きとは…。

新品の薪ストーブや、分解したストーブなどは、まだストーブセメントがなじんでいないため…。

少しだけ焚いて、それを馴染ませることを言います。

これをせずに、いきなりガツンと温度を上げてしまうと、ストーブセメントにひびが入ってしまう可能性があります。

まあ、なんだかんだ言って、焚きたかったというのが本音ですがね!

 

6月末に、我が家の薪ストーブ、「アクレイム」は、ちょっと大掛かりなメンテナンスを施しました。

詳しくは→こちら

これだけバラすと、それなりにストーブセメントを使ってしまうので、やはり、徐々に焚いて慣らさなければいけませ

ん。

寒くなってからでは、ちょっと遅いんですよね!

 

…。と、いうことで、久々に薪ストーブの炎を見ながら一杯…。

いよいよ、薪ストーバーにとっては、素敵なシーズンの始まりです!

 

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夕張市。まだまだ諦めないで!

2022-09-08 20:44:24 | 旅(freedom person)

先日の北海道旅で、私は以前より気になっていた「夕張市」を訪れてみました。

同市は、皆さんもご存じのように、「破産した街」です…。

でも、夕張市に今なお住まわれている方は、そんな破産した街にも係わらず、明るい笑顔で皆さん暮らされていた姿が、

とても印象的でた。

そんな姿を見ていたら…。なんか私ごときでも何かできることはないのか…。と、ずっと考えていたのですが…。

少しアイデアが浮かんだので、ちょっと今夜はそんなお話をしてみたいと思います…。

 

夕張市…。

もともとは、石炭の採掘で潤っていて街ですが、時代が石油に移行したことにより、急速に人がいなくなった街で

す。

夕張メロンのブランド品を作ることも出来ましたが、今となっては、正直、他の産地の物に押されています…。

昔は、名画「幸せの黄色いハンカチ」の舞台としても名を馳せましたが、今となってはその撮影場所に訪れる人もまば

ら…。

そんな夕張市を何とか変えたいと、市は遊園地を作ったり、大きなホテルを立ててみたり、移住者が増えるようにアパー

トを立ててみたり…。

そんなことを借金をしてやってしまった結果…。

更に深みにはまってしまい…。

自治体として、破産を受け入れざるを得なくなりました…。

 

普通で考えれば、当然、この街の再建は難しいと思えるのですが…。

これ、ちょっと視点を変えて工夫すれば、まだ可能性が残っているのではないか…。

夢物語かもしれませんが、そんな風に、今、私は思えているんです…。

 

これ、どういうことかというと…。

今のままの、失敗に終わってしまった投資対象の建物、例えばホテルやアパートなどをそのままにして…。

夕張市を、失敗を学ぶための会社の研修所として利用できないかと思ったのです。

 

つまり…。

失敗してしまった投資対象の建築物を、いろいろな人たちに見てもらい、なぜ、夕張市が失敗してしまったかを、多くの

人に考えてもらう。

それを、会社の研修として実施することで、多くの人に夕張市に来てもらうという案なのです。

 

夕張市が多くの間違えた投資をしようという考えに至る前には、おそらく、そのような投資に対する反対意見があったは

ずです。

そんな反対意見が、なぜ受け入れられずに、借金を重ねていく結果になったのか…。

それを多くの人に知ってもらい、ここに来た方々の、それぞれの会社の将来に生かしていく…。

そんな研修の場として、夕張市はうってつけの場所ではないでしょうか?

 

普通は、そんな街の恥を晒すことは、ネガティブなイメージが付きまとってしまうと思うのですが…。

それを、敢えて逆転発想で、夕張市の失敗を見ることにより、多くの人に失敗をしない方法を知ってもらう場所とする

のです。

 

この案、まず、新たな投資はほとんど発生しないはずです。

今既にある、使われなくなった大きな建物がある夕張市の姿が、十分な説得力を持っていると思います。

ただ、必要と思えるのは…。

優秀なガイドさんの存在だと思います。

なぜ、夕張市が破産への道を辿ることになったのか…。

それを、わかりやすく説明でき、更に、どうすれば破産への道を食い止めることが出来たのか…。

更に、未来に向かって夕張市は、どのように進んでくべきなのか…。

そんなことが、上手に説明できるガイドさんがいれば、私は、夕張市に人が集まってくるんじゃないか?と思えるんで

す。

 

もし、この案で人が集まってきたとしたら…。

既に夕張市には、そんな人たちを受け入れることができるホテルなどの設備があります。

ホテルなどを利用する人が増えれば、自然とそれをベースとして、夕張市の中でお金が動き始めるはずです。

 

更に…。

夕張市といえば、「高級メロン」が昔から有名ですが…。

会社の研修などで人が集まった場合、普通、お世話になっている取引先などに、贈り物として高価なものを買い求めるの

ではないでしょうか?

つまり…。

夕張の高級メロンも売れ始めると思うのです。

 

「失敗」は、そこで諦めてしまったら、本当に失敗に終わると思いますが…。

失敗した理由を考え、次に進むことが出来れば、それは「失敗」から「経験」に変わると私は思います。

 

僭越ながら、何とか夕張市には前に進んでいってもらいたいため、敢えて失礼を承知の上で、このようなブログを書いて

みました…。

 

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