飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

ハング界を活性化するには! 最大の問題3

2010-09-20 20:08:50 | ハング(hangglider)

わたしは、とにかく今はスクールそのものが変わっていかなければいけないように思います。

今は、インターネットを使用すれば、遠く離れたスクール間でも情報交換できるのですから、それぞれのスクールがアイデアを出し合い、お互いに意見交換をして、何をすればハング界が活性化するか話し合っていくべきだと考えています。

私もそれを期待して、このようなブログを始めてみましたが、残念ながらスクールさんからの書き込みは「ゼロ」でした。

しかし、これからのことを考えれば、それぞれが何かしらの「アクション」は起こさなければならないはずです。

そのアクションが失敗しても、それを他のスクールに公開して、そして、意見を求めて、改善できるところは改善していく。それを繰り返して行ってこそ、本当に良い方法が見つかるのではないでしょうか?

何も行動を起こさないで「何をやってもダメだから…」と、最初からあきらめていては、何も始まらないと思います。

正直申しまして、現在は「失敗例もないくらい無気力な状態」になっているように思えるのです。

次回から、一部今までの書き込みと重複するところは出てきますが、私なりに考えたスクールの改善方法について、少し述べさせていただきたいと考えています。

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ハング界を活性化するには!最大の問題2

2010-09-14 20:54:33 | ハング(hangglider)

さて、今更なのですが、皆さんは私がこのブログを書くことについて、お気づきでしたでしょうか?

実は、私は「メーカー」であり、インストラクター業を営んではいないことについてです。

本来、このようなブログは、人にハングを教えている方が書くことが適任であると思います。

しかしながら、なかなかそのような活動をしてくださる方がいないので、思い切って畑違いではありますが、今回、このようなことを書いてみることにしました。

今の日本のハングスクールを見てみると、もちろん、大変努力されているスクールさんもいます。いるのですが、しかし、多くのスクールさんは、講習の方法をそれほど変えずに、40年も前の方法をそのまま使ってきたのではないでしょうか?

時代はどんどん変わっていくのに、ハングのスクールが変わっていかないことには、正直「無理」があります。

無理があるからこそ、地方のスクールは講習生が集まらなくなり、経営ができなくなったように私には思えます。

このことは、前回も述べさせてもらったように、スクールがなければハングを始めたくても始められない→はじめる人がいなくなる→ますますスクールが少なくなる。の、悪循環へと陥ってしまったのだと思います。

前回、私は大きな都市でもハングスクールがなく、ハングを始めたくてもはじめられない方は、2割と言いましたが、厳密には、九州、北海道、そして東北にスクールがなく、日本の人口で言うと、おそらく4割程度の方がハングを始められない現状になっていると考えています。

そこまで、現在の日本のハング界は危機に陥っているのです。

だからこそ、インストラクターの方は力を出し合って、いろいろと意見を交換し合って、新しいスクーリングを築いていただきたいのです。

日本のハング界を変えていきたければ、まずは、インストラクター自身が変わっていかなければいけないように私には思えるのです。

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ハング界を活性化するには! 最大の問題。

2010-09-06 21:39:02 | ハング(hangglider)

いまさら述べるまでもなく、ハング界は縮小の一途をたどっています。

この現実に対し、さまざまな意見を述べさせてもらいましたが、実は、私自身、もっとも改善していかなければいけないものがあると、常々考えていたことがありました。

それは、自分を含め、この業界を暮らしの糧としている人間が、本当にハング界の活性化を考えて努力しているか?と、いうことです。

実は、客観的に世間を見てみると、空を飛びたいという欲望を持った人は、結構たくさんいます。おそらく、世間の中で、3人に一人くらいはそう思っているでしょう。

しかし、いざ、本当に空を飛ぶとなると、やっぱり「敷居」が高いのです。

私たちこの業界で生きている人間は、とにかくこの「敷居」を低くする努力をしなければなりません。

今までのような、体育会系の講習、それに、怪我のリスク、金銭的な負担…。このようなものを無くす努力をしなければいけないのです。

しかし、一部のスクールさんでは大変努力されていると思うのですが、多くはこのような努力がなされず、結果、経営が悪化し、スクールを辞めていってしまう例が多く発生してしまった…。と、私は考えています。

客観的に、現在活発に活動しているスクールは日本には10数件程度しかなく、札幌、仙台、福岡といった大都市およびその近郊には、現在ハングのスクールは一軒もない状態です。

これだけでも、日本の人口の2割程度の人が、ハングを始めたくてもはじめられない(スクールがない)状態なのですから、もったいないとしか言いようがありません。

そうなのです。今は、たとえハングをやりたくても、地方によってはスクールがない常態になってしまったです。

そこまで、今の日本のハング界は、縮小してしまっている現実があるのです。

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