飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

鎧ができるまで その86

2010-03-31 21:22:12 | ハーネス(HG harness)

Dscf0074 前回で組み立てたバックプレートを、ハーネスに組み込んで、いよいよ完成!!と、思いきや…。

いえいえ、まだまだ。

ハーネスが正常に機能してくれるか、実際に使用してチェックする行程が残っています。

実はこのとき、改善点がないかも含めて注意深くチェックしていきます。

更に、オーダーしてくださったお客様にあわせて、調整もしていきます。

よほど小柄な方以外は、ウチのハーネスは最初から調整が完全な状態で出荷されているとお考えください。

私たち夫婦の無謀なヨーロッパ旅行記。ただ今公開中!

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鎧ができるまで その85

2010-03-31 08:51:55 | ハーネス(HG harness)

Dscf0073 バックプレートに、以前にご紹介した金属部品を取り付けていきます。

前後のジョイント部は、自前で7N01材から削りだしたもの。それにスプリングがつきます。

スライドレール部は、同じく7N01材の角パイプ製の台座。レールはステンレスSUS202材と7075材のハイブリット構造のものを使っています。

これに、ジュラコン製のスライダーが入り、メインラインをスライドさせます。

私たち夫婦の波乱に満ちた旅行記、連載中。

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鎧ができるまで その84

2010-03-29 20:24:19 | ハーネス(HG harness)

Dscf0072 本体ができたハーネスに、いよいよバックプレートを取り付ける作業に入ります。

写真はバックプレートにまだ部品が取り付けられていない状態のものです。

このバックプレートは、外注にて板さんに製作を依頼しています。

バックプレートは整形後、型にあわせてカットされますが、ユーザーの身長にあわせて大きさは変えられています。

このバックプレートに、以前にご紹介した金属パーツを取り付けていきます。

完成までは、もうすぐ!

私たち夫婦の、無謀なヨーロッパレンタカー8000Km旅日記連載中!

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鎧ができるまで その83

2010-03-24 20:26:42 | ハーネス(HG harness)

Dscf0071 一月からストップしていましたこの連載、久々に復活させます。

終わりまでもう少しなので、お付き合いお願いします。

さて、前回ではメインラインとサブラインをハーネス本体につなげるところまでご紹介いたしました。

前回でご紹介したように、ハーネスは、たとえメインラインの取り付け部のレールやハーネスバックプレート等が壊れても、絶対に人間が落ちないようにサブラインが取り付けられています。

更に、そのサブラインが取り付けられている場所も、肩ベルト、レッグストラップ、胸バックル等全てがハーネス内でつながっており、更に更に、それら全てがつながったラインにパラシュートのブライダルラインがつなげられている構造になっています。

わかりやすく言えば、ハーネスの生地が全部なくなっても、肩ベルト、レッグストラップ、胸バックルなどが体を保持し、それにパラシュートがつながっている構造になっているわけです。

写真は、メインラインがつなげられたもので、ここまでくると、ハーネス本体も出来上がり。

後はバックプレートや金属部品等を取り付ける作業になります。

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バッサノ訪問記 最終回

2010-03-15 22:43:07 | ハング(hangglider)

七回にわたりご紹介してきた、イタリア、バッサノのモンテグラッパエリア。

ここのエリアには、日本のハングスクール、ショップが目指すべきものがあると感じて、ご紹介してきました。

本来、ハングのスクールやショップは、お客様が居心地の良い場所、空間を提供していかなければならない場所と、私は常々考えていました。

ハングを楽しみにくるお客様はいろいろなタイプの方がいると思います。

コンペティター、サンデーフライヤー等タイプはさまざまです。

しかし、皆さんに共通していることは、エリアやショップに自分の居心地の良い空間があるからとびに来ているのではないでしょうか?

フライヤーも、社会に戻れば普通の人。

社会の中では当然いろいろなことがあるはずです。

そして、当然、いろいろなことに悩みながら日々を送っているはずです。

ハングエリア、ショップというものは、飛ぶことだけを教えるだけでなく、そんな人をやさしく受け入れ、そして、癒してあげる…。そんな場所を提供することも重要であると私は考えています。

そうすることにより、お客様は新しい自分を取り戻し、社会に帰っていくことができる…。そして、再び山にも飛びに来てくれる…。

それを数多く繰り返すことにより、私は、たくさんのハングフライヤーが山に来てくれるものと考えています。

そのような、私の考えていた理想的なエリア。それが、バッサノのモンテグラッパだったのです。

日本のスクールを見ていると、正直、社会人の方が居心地の良い場所になっているショップが少ないのではないでしょうか?

学生も、いつかは社会人になります。

その社会人が居心地の悪いスクールでは、正直、スクールを継続していくことは困難になっていくであろうと私は考えています。

社会が、そして、多くの人が自分の居場所を求めてくる「居心地の良い場所」を作る事が、私は、今、日本のハングスクール、ショップが一番やっていかなければならないことのように思えるのです。

Cimg0073写真は、モンテグラッパのテイクオフの風景です。

当日きていたのは、ドイツからきたツアーの方たち。

写真のフライヤーは引率のイントラの方ですが、私たちが日本から来たと聞いて、「ナオキは知っているか?」といきなり聞かれてしまいました。

知っているも何も…。(笑)

フライヤーの世界は、みんなどこかでつながっているのかも知れませんね…。

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