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飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

私、実はこの人大好きなんです。

2014-04-16 21:07:23 | うんちく・小ネタ(absurd story)

今回は、ちょっといつもの私のブログのイメージとは違うのですが、私の大好きなミュージシャンをご紹介いたします。

Photo 名前は伍芳(ウーファン)。上海出身の古筝の奏者です。

古筝とは日本の琴の原型となった楽器で、ともに現在まで進化し続けたため、ほとんど日本の琴と同じと思ってもらっても良いと思います。

まずコンサートなんてシャレたものには 縁のない私ですが、たまたま近くで彼女が出演するコンサートがあったため、どうしても見たくなり先日行ってしまいました。

そこで彼女の古筝の演奏を初めて生で見たのですが、音楽もさることながらその演奏をする姿がとにかく美しい!噂は以前より聞いてはいたのですが、これほどとは思いませんでした‥。

伍芳は上海で生まれ。難関の上海音楽学校を首席で卒業した後、先に日本に来ていた姉伍鳴(ウーミン)の薦めで来日しています。

その後、東芝EMIよりデビュー。

その後はずっと日本で音楽活動を続けていますが、実は彼女はその後、日本で数奇な運命の中で生きていくこととなります‥。

来日してしばらくした1995年1月17日、あの阪神淡路大震災で被災し、同居していた姉の伍鳴を亡くしています。

伍芳はこの震災に遭いながら、姉が亡くなった神戸の街の復興を願い、チャリティーコンサートを続けています。

そんな活動もひと段落し、日本になじんだ頃、今度は彼女の生まれ故郷の上海にて反日運動が勃発‥。

この時も伍芳は上海に帰ることなくそのまま日本で音楽活動を続けています。

現在の彼女の活動はというと、あまり大がかりなものはなく、小ぢんまりとしており、古筝の普及活動や、ここ数年前からはフォークソングで有名な南こうせつ氏のコンサートのお手伝いなどをしています。

で、肝心な彼女の音楽なのですが、ソロでの古筝だけの演奏も素晴らしいのですが、それにもまして、私はとにかく他のミュージシャンや他の楽器などとのコラボレーションが素晴らしいと感じています。

音楽の幅も、古典の古筝の演奏から、あらゆる楽器とのフュージョン、ジャズなどとにかく広いですのですが、彼女の演奏の特徴は、すべてにおいて 「調和」していること。

聴いていて、伍芳と演奏を共にしている奏者の方々が、とても演奏しやすそうに聞こえてしまうのです。

また、彼女は様々なミュージシャンのバックでの演奏も行っていますが、その演奏も「え!いたの?」とういうくらいその存在感を隠してしまい、決してメインの奏者の邪魔をしない演奏をします。

そんなところが、また彼女の粋なところなのかもしれません。

また、彼女のスケジュールなどを見てみても、普通に行うコンサートの他にも、両親を日本に招いてファンと共に食事会を行ったり、中国への旅行を企画サポートしたりと普通のミュージシャンでは行わないような活動などもしています。

私は彼女とは直接話したこともないし、彼女がどのような人なのかも知りませんが、客観的に見て、ミュージシャンである彼女が音楽以外の上のような活動をしているのは、やはり、日本と中国の友好を考えて行動しているように思えるのです。

彼女は既に日本で多くのアルバムを発表していますが、その音楽のどれもが美しいのですが、曲によっては「背負うもの」を感じることがありました。

しかし、ひとつ前の「JASMINE FLOWER」ではすべて曲調が明るくなり、更に、最新アルバム「神戸チャイナ倶楽部」では、解き放たれたような明るさでまとまっています。そして、この神戸チャイナ倶楽部では、「祝福」という曲が2回、最初と終わり近くで収録されていますが、これは、彼女自身がこの「祝福」という言葉に強い思い入れがあったからのように私には思えます。

ちょっと聴いてみたら面白いかもしれませんよ!

 

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ウチのセルフビルドの失敗をご紹介!

2014-04-08 20:21:47 | 薪ストーブのセルフビルド(for woodstave builder)

前回のブログでは、外気導入の必要性についてお話させていただきましたが、これについて、何名かの方の貴重なご意見をいただきました。

これについて、ご意見をいただいた方はすべて正論を言われており、そのため、私もどのようにすればこれから薪ストーブのセルフビルドに挑戦する方々にベストなアドバイスが出来るか悩みました‥。

正直、外気導入についてはプロの方でもかなりその判断は難しいと思いますし、そんな判断基準をおいそれと私が説明できるわけがありません。

で、出た結論は「ご自分でご判断ください!」という簡単なもの‥。

一番責任逃れ出来る回答ですね。(笑)

でも、それではこのブログが面白くないので、ちょっと私なりに考えてみました。

ウチは正直薪ストーブとの相性が悪い家で、何かの要因があると家の中が負圧になりやすく、そのために薪ストーブ導入時はちょっと苦労してしまいました。

そんなウチのような薪ストーブと相性が悪い家だからだこそ、何かよいヒントがあるのではないかと、過去にどのようなことが起こっていたか考えてみたのです。

で、お!と思い当たることがあったのです!

それは‥。

家の窓を全部しっかりと締め切った状態で、換気扇をしばらく回し続け換気扇を一度止めます。その後ちょっと時間をおいて、どこかの窓をほんの数ミリだけ開けたとき、「ヒュー」という空気が入る音がしていたことです。

これは、家の密閉度が高くないと起こらないと思います。

その他にも、やはり換気扇を回し続けると、サッシの下の方から負圧によってサッシが押さえられて小さくミシミシと音がしていたりだとか、やっぱり換気扇を長時間回し続けると、そのうち換気扇の回転が重い音に変わってきたりなどの症状もあったように思われるのです‥。

ちょっとあやふやな説明で、あまり参考にはならないかもしれませんが、これから薪ストーブを設置される方は、このようなことに気を付けてみても良いのではないでしょうか?

で、思い当たるところがあったところで、初めて外気導入について考えられても良いように思えます‥。

尚、上に述べました薪ストーブと相性が悪い家の判断基準は、まだ薪ストーブを設置していない家のみでしか言えないことだと思います。

薪ストーブが既にあるお家では、ストーブからじゃんじゃん空気が入ってきますからね!

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