飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

2016年春の薪割大会!

2016-05-30 09:16:37 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
今回で7回目となる、薪焚亭さん主催の薪割大会に参加させていただきました!

「よ!久しぶり!!」っと肩をたたき合うくらい、既に常連の方たちは顔なじみになってしまった感もあるこの薪割大会。

実は、この薪割大会以外でも、皆さんお互いに連絡を取り合って、薪を作りあったりと結構活発な活動をされている方もいたりします。




今回は17名という今までで最も多い人数で開催された薪割大会。

新人の方のご紹介と、今までのメンバーの自己紹介が終わると早速薪作りです!

17名という今までで最多の参加だったこともあり、薪割機だけでも何と7台!

チェンソーの音とともに、目の前にあったナラの原木も次々と玉切りされていきます。


それにしても皆さん本当に手際が良い!

季節の暖かさもあり、大汗をかきながら、玉切りされた木は次々に運び出されて薪割機により割られていきます。

実は、特に誰がどの仕事…。と決めてはいないのですが、皆さん全体の作業を観察し、今何をすべきなのかを悟り、どんどん手の足りないところのフォローに回ります。

きっとここにいる方々は、日頃の仕事もテキパキとこなされているのでしょう。


昼ご飯は、薪焚亭さんの奥さんがわざわざ作っていただいたおにぎりとトン汁。

奥さんありがとうございました!美味しかったです。

皆さんまるで小学校の遠足の時のように、楽しくおいしそうにおにぎりをほおばっていました。

しばらく休憩を取った後に、午後の部も再開!

結局あれだけあった原木の山も、2/3程度がすべて薪になってしまいました。

最後にワンショット!



これだけの薪作りの道具が揃うことはなかなかないので、記念に一枚撮ってみました!


薪割大会の後は、おなじみの「魚紋」で親睦会…。

いつも安くて美味しい料理を食べさせていただいています。

今回も美味しいお酒の差し入れも多く、とても楽しめる親睦会でした。

今回の魚紋の料理で私が驚いた逸品を一つ…。



実はコレ、「クエ」なんです。

クエといえば冬を代表する高級魚です。

でも…。

夏だって十分美味しい魚だったんです!

でも、夏は手ごろな値段になるために、今回の親睦会に出していただいたんです。

さっとお湯に通してしゃぶしゃぶにされたクエは、確かに美味しかったです。

そして、クエの出汁が出たお湯をベースにつけダレを仕上げたソーメン。

とても上品な味で美味しかったです!


今回の薪割大会も、また新しい薪ストーブ仲間ができ、そして、魚紋の料理も大変美味しくいただけ、とても有意義な時間を過ぎさせていただけました!

薪焚亭さん、いつもありがとうございます!
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どんな形の飛行機でも飛ぶんです! その2

2016-05-26 22:17:38 | 自作飛行機(homebuild airplane )
さてシリーズ2話目は「飛行機の自立安定性」についてお話し致します。

自立安定性とは、本来あるべき正しい飛行姿勢に飛行機自身が勝手に戻ろうとする性質をいいます。

空を飛ぶ飛行機に限らず、人が利用するほとんどの乗り物にはこの「自立安定性」が持たされています。

自動車、バイク、自転車、船…。多くのものが自立安定性を持っています。

それでは、飛行機の場合の自立安定性ってどんなものか…。

それを理解するために、まず下図をご覧ください。





この図でお分かりのように、飛行機にはピッチ、ロール、ヨーの3軸の動きがあります。

飛行機における自立安定性って、このピッチ、ロール、ヨーの3軸がそれぞれもとの安定した水平飛行に戻ろうとする動きのことを言います。

で、これらはそれぞれ独立して水平飛行に戻ろうとする「仕掛け」が持たされているため、飛行機はたとえ操縦者が何もしなくても安定して飛んでくれるのです。

その仕掛けとはどんなものか?

まずはロールからご説明します。


ロールの動きの自立安定性については、上反角、そして、後退角がこの役目を持たせてくれています。

上反角とは翼が上向きに反っているものを言いますが、これがあるおかげで、飛行機が傾いた結果偏滑りに入り、下側の翼の湯力が増え上側の翼の揚力が減る結果となり、元の水平飛行

に戻ろうとします。



後退角は翼が後ろに傾いたものを言いますが、この後退角も上反角とまったく同じように、飛行機が傾き偏滑りに入っても下側の翼の揚力が増え上側の翼の揚力が減るために、元の水平飛行に戻ろうとします。

通常の飛行機は、このどちらか、あるいは両方が翼に与えられているためにロールの自立安定性を持つことができます。






さて、お次はヨーの自立安定性です。

これは今更お話しするまでもなく、垂直尾翼があるために飛行機は常に進行方向を向こうとします。

風切り羽をもつ矢がきれいに前に向かって飛ぶようなものですね!

しかし、実はもう一つヨーの安定を保つ方法があります。

それは、重心位置より後ろの抵抗を大きくしている場合です。



写真はステルス爆撃機のB2ですが、ステルス性を高めるため、垂直尾翼を取る手段として重心位置より後ろの抵抗が大きくなるように設計し、ヨーの安定を維持しています。

実はハンググライダーもこれとまったく同じ理屈でヨーの安定を保っているんです!

さて、ここで面白い飛行機をご紹介します。

それはⅩ-15という極超音速実験機です。



この飛行機、B-52という爆撃機を改造したものに吊り下げられ、目いっぱい高度を上げたところで離脱。

あとは自身の持つロケットエンジンで数分間だけの極超音速飛行をするもので、だいたいマッハ6程度のスピードで飛ぶそうです。

この飛行機、機首部分に発生する衝撃波が翼に当たると翼に大きな負荷がかかるため、目いっぱい翼の位置を後ろにしています。

そうなると、重心位置より前の胴体の側面積が大きくなるためヨーの安定が悪くなってしまうんです。

そのため、目いっぱい垂直尾翼の面積を大きくしていますが、B-52に吊り下げられる関係で上には垂直尾翼が伸ばせず、下にも垂直尾翼を取り付けましたがそれでも面積不足…。

考えたあげくとった手段がクサビ形の断面の垂直尾翼をつけることでした

こうすることで重心位置より後ろの抵抗が増えるため、ヨーの安定が確保することができました。

凧のシッポと同じ理屈ですね!


残りの自立安定性ピッチについては次回ご説明いたします!




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我が家の自作車中泊網戸のご紹介!

2016-05-20 15:19:34 | 旅(freedom person)
車中泊において、網戸があればとても便利です!

夏の暑い夜を快適に過ごし、蚊や虫の侵入を防ぐのみならず、車内での調理時の換気や湿気がこもることもかなり防止できます。

これほどまでに有益な車中泊用の網戸ですが、実は、実際には使いやすいものはほとんど存在していませんでした。

市販品のものもありますが、車のオプション部品としてのものはとても高価だし、ホームセンターで販売しているものも取り付けが面

倒だったりイマイチです…。


そこで我が家は下のような車中泊用の網戸を自作して使っています。

自分でいうのも何なんですが、コレ、かなりイケているんです…。



この車中泊網戸の最大の特徴は、スライドガラスの溝にはめ込んで使用することです。



はめ込み式なので隙間が生じることもなく、蚊や虫の侵入は100パーセント防止できます。

そして、溝がないスライドガラス側の固定方法なんですが…。

まず段違いにプラスチックの板が接続されており…。



これを、スライドガラスを挟み込むように取り付けます。



最後にストッパーをまわせば完全に固定できます。



コレ、取り付けがかなりしっかりとしており、たとえそのまま車を走らせてもビクともしません!

我が家はこの網戸で、夏の車中泊をとても快適に過ごせています!

そして、作り方も比較的カンタン!

写真のものはちょっとズルをして、工業用ミシンでパパっと作ってしまったものですが…。

誰でも簡単に作れるように、ちょっと図面を書いてみました!



基本的には①と②の窓穴を切り抜いた二枚のプラスチック板を使い、その間に網戸用の網を挟み込んでしまう方法です。

それぞれの接着は、100均などでも売っている強力両面テープで良いと思います。

まず①の窓の淵に沿って強力両面テープを張り、その上に網を張り付けて、更に強力両面テープ、そして②のプラスチック板を接着という手順

です。


また、写真ではストッパーが外側についていますが、これは、写真撮影しやすくするためで、防犯を考えると内側につけたほうが良いでしょ

う。

実際、ストッパーが内側の場合、網戸が思いのほかしっかりとついていりため、外からでは簡単には外せません。


最後にストッパーの取り付け部なんですが、これはボルト、ナットで良いと思いますが、ナットはゆるみ止めのある物の方がよいと思います。

で、この材料となるプラスチック板なのですが…。

写真のものはモノタロウで購入したプラベニハードの2.5ミリ厚のものを使っています。

もっと入手しやすいプラスチック板として、アクリル板エンビ板がありますが…。

まずアクリル板はちょっと硬く、加工が大変で使用していると割れる可能性もあると思います。

そして、エンビ板なのですが、以前はこれで作ったものを使用していましたが、炎天下の車中で変形してしまいました。

他に使えそうな材料として、カバンの底板や帽子のつばの芯に使われているベルポーレンがあります。

この素材、はさみで切ることも簡単で、熱変形もなく価格も手ごろで、ひょっとしたら結構良いかもしれません。

まだまだこの車中泊用網戸は、材料などを変えていけば、もっと安価に良いものができるかもしれませんので、あとは皆さんで工夫してみてく

ださい!














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