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飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

薪ストーブ点火!

2011-10-26 20:54:02 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

002 またまたハングネタから外れてしまうのですが、今年の春よりセルフビルドで進めていました、ウチの「薪ストーブ」計画が、ようやく実を結び、ストーブに火を入れることが出来ました。

薪ストーブは金額的にも敷居が高いため、業者には頼まず、自分で勉強して、設置はすべて自分で行ったおかげで、費用は業者に頼んだ時の半額程度で設置することに成功しました。

ちなみに、ウチの薪ストーブはアメリカのバーモントキャスティングス社のアクレイムという機種で、煙突はイギリスのパワーマティック社というメーカーのものを使っています。この組み合わせですべて業者に工事を依頼した場合、おそらく、トータルで140万円は下らないと思います。

実際ストーブに火を灯してみて、予想はしていましたが、本当に温かいです。

その温かさも、ストーブの性質からでしょうか、遠赤外線がとても多いようで、体の芯から温まれる性質のものです。

本当に心からくつろぐことが出来ます。

薪ストーブは、安いものでは煙突込でも10万円ほどからあり、国内産の高性能なものでも、煙突セットで30万円ほどから手に入ります。

後はその人の生活スタイルでどれを選択するかです。

ハングスクールのクラブハウスなんかにあると、おそらく、お客様は週末山に行くことが楽しみになってくると思います。

もし、このブログをお読みの方で、薪ストーブを試してみたい方がおられましたら、喜んでご相談にのりますので、ご連絡ください。

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さすがはトノヤン!!

2011-10-16 21:27:05 | ハーネス(HG harness)

003 先日の日本選手権で、トノヤンの安全に関する知識の豊富さに敬服してしまう一コマがありました。

ウチよりテスト依頼したX-RACERに対し、マニュアルに記載していないパラシュートの取り付け方をしていたのです。

と、言っても、これは確かな知識の上で行っていることです。

そのパラシュートの取り付け方とは、ブライダルラインを指定のハーネス側のラインにつけるのではなく、昔のハーネスと同じくカラビナに取り付けていたのです。

正直、これは「正解」だと思います。

今の時代の流れで、レーサーハーネスはなるべく空気抵抗えを抑える目的で、メインラインを細くするためにパラシュートをハーネス本体につなげています。

しかし、製品作りをしながらも、正直、私はこの方法に疑問を持っていました。

なぜならば、このつけ方は、パラシュート開傘と同時に人間が思いっきり後ろに引っ張られ、機体に激しくぶつかる可能性があるからです。

更に、パラシュートが付く位置の反対側の腕(右パラシュートならば左手)でパラシュートを投げ、運悪く前方方向でパラシュートが開くと、「首つり状態」になる可能性もあるのです。

EXEのハーネスでは、このへんも考慮し、なるべくそうならないように、ハーネスにつくパラシュートブライダルラインは、出来るだけ後ろに取り付けています。このようにすることが、より安全性が高いからです。

しかし、なんだかんだ言っても、やはり「カラビナ取り」にはかないません。

そのため、実はEXEのハーネスは、よく見ると、X-RACERも含め、すべてカラビナ取りにも出来るようになっているのです。

さすがはトノヤン!安全を考えてしっかりカラビナ取りを選択していました。

この方法については、マニュアルに載せるかどうか未だに思案中です。

しかし、どちらかというと私もトノヤンの意見に賛成!

正直、私も「カラビナ取り」をおすすめしたいところです。

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EXEハーネスのマニュアルを改定

2011-10-16 17:31:54 | ハーネス(HG harness)

X-RACERの発売に際し、マニュアルを改訂いたしました。

それに伴い、今までのマニュアルに記載がなかったドラッグシュートの取り扱い、フロントファスナーが閉めづらい時の対応方法なども、追加して記載しています。

弊社ハーネスのみならず、他のハーネスでもほぼ応用が出来るため、ご参考のためにブログに掲載しておきます。「exe.docx」をダウンロード

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新ハーネスへの挑戦 8

2011-10-02 10:59:11 | ハーネス(HG harness)

006_2 こうして、新ハーネスが誕生しました。

今回は久々に大きく変更したため、また、覚えてもらいやすくするため、名称は「X-RACER」にすることにしました。

足回りは居住性を最優先にし、ヨーロッパハーネスで現在はやっている、つま先を立てる、いわゆる「バレリーナ」の足はやめておきました。やはり足が痛くなってしまうからです。

無理をせず、5時間でも10時間でも疲れることがなく飛べることが大事と考えたからです。

ハーネス本体の立体裁断ももちろん変更はしていますが、ほんのわずか‥。

前作「RF」でも十分な居住性があり、5時間以上のフライトは何度も経験しましたが、ハーネスが原因で疲れることは、すでに無くなっていました。

今回の立体裁断の変更は、どちらかというと「味」を追求したようなものです。

現在いくつかの試作品を経て、プロトフライトモデルとして、私と外村氏の二着で最終的な試験を行っています。

既にバックオーダーもいただいておりますが、正式な量産は10月半ばくらいを予定しておりますので、興味のある方はご連絡お待ちいたしております。

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新ハーネスへの挑戦 7

2011-10-02 10:33:08 | ハーネス(HG harness)

Photo パラシュート回り、バックプレートの開発が終わり、次におこなったのが、ハーネス表面「オーバーサーフェース」の開発です。

今回は、新しい立体裁断にトライしました。

今までの立体裁断よりも、美しく、そして、時間も短く製作できる可能性があったからです。

しかし、現在のハーネス表面を作る技術はとても繊細で難しく、型が完璧でも湿度で生地の寸法が変わってしまうため、かなり神経を使う仕事と言えます。

新しい立体裁断の型を作るに当たり、まずは実物大の模型から作ります。

そして、これに生地をあてて、一番美しくなる立体裁断を調べるわけです。

以前はコンピュータで簡単なプログラムを組んで、座標変換しながら立体裁断を計算するということにもトライしましたが、実は実際やってみると、座標の入力だけでも膨大な作業で、しかも、そのもとになるデーターを出すのも、正確にはやりづらい(結局実物のハーネスを図らないといけない。レーザー等で瞬時に立体の座標を読み取る機械があれば別ですが‥。)ため、結局、原始的な方法の方が効率的という結論になりました。

Photo_2 模型が出来たら、それに生地をかぶせて出来るだけしわが出来ないカットを探っていきます。

今回は腹回りのカットが新しくなるため、そこのところは特に重点的に調べました。

こうして立体裁断の型が製作されていきます。

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