酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

トランプ復活で自民党も安泰?

2024-07-21 16:03:01 | 政治
 13日の銃撃事件はドナルド・トランプを神様に押し上げてしまったようだ。タイムの表紙を飾ったせ血を流しながらこぶしを突き上げるトランプの写真はいまや世界の「御真影}だ。現職大統領のバイデンが撤退するのは間違いなく、民主党の新たな候補がカマラ・ハリスになることも確定的だ。初の女性、しかも黒人のハリスが大統領になればそれはそれで衝撃的だが、紙と化したトランプの敵ではない。民主党は中韓選挙の前後でバイデンを病気退陣させハリスを据え、現職ハリスが再選を目指すシナリオを採用しなかった時点で終わっていたのだ。

 次期米大統領がトランプに決まりかけているのに喜んでいるのはロシア、イスラエル、そしてわが日本の為政者だ。裏金疑惑で次期総選挙で大敗する見通しの自民党だが、トランプ政権となれば息を吹き返す可能性が高い。仮に立憲民主党が総選挙に勝利し政権を奪ったとしても無理難題を繰り出すトランプにお手上げ状態になることは疑いない。で、再び自民党の出番。自民党は総選挙で大敗しても維新や国民民主党を引っ張り込んで政権を維持する手もある。

 で、誰が次の首相か。これは難しい。トランプとの相性でなら麻生太郎だが、バイデン並みの高齢者という弱みがある。麻生派の河野太郎? この御仁では自民党内がまとまらない。茂木敏充は国民の人気が皆無でまあだめだろうな。高市早苗? 右派の希望の星らしいが党や官僚を束ねる能力に疑問が残る。あれこれ考えると誰もいなくなる。こういう時は目立たぬ影のような男に首相の座が転がり込むことはよくある。今回で言えば善幸のせがれ辺りがそれに該当するのかな? 
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