small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

チャイナフリー

2008年10月20日 | 読んだ本のこと
またも中国から輸入した冷凍食品に問題が・・・
加工していないインゲンに、なぜ農薬が?
冷凍餃子問題って、どうなったんだっけ?
日本には中国製商品が溢れている。
それはアメリカも同様である。

あるアメリカ人一家ボンジョルニ家が、一年間中国製商品を購入しないというドキュメンタリー本を読んだ。
『チャイナフリー』サラ・ボンジョルニ
著書であるサラは、2004年12月末「来年は中国製を買わない」と何気なく思い付く。彼女の宣言により、二人の子供・夫・そして彼女の中国製品を購入しない一年が始まった。
壊れたプリンターの部品は中国製。
子供たちが欲しがるオモチャも中国製。
ビーチサンダルも中国製。
ブランドの洋服もほぼ中国製。
ケーキに載せるロウソクも、フルーツの缶詰も、アクセサリーも、小さなネジもすべて中国製なのだ。アメリカで売っているもの、ほとんどが中国製である。
店では〝made in china〟というラベルだったら購入しない。
通販の場合は、電話でいちいち確認する。
何となく始まった中国製品を買わない日々は、日を追うごとに大変なことだと実感していく。徐々にボンジョルニ家を蝕んでいく。
徐々に文章までギスギスしているような・・・
ただのストレス記に感じてきた。
ここまで苦労した一年の効果は・・・
今まで何気なく買っていたものを買わなくなった。
必要なものだけ、無駄なものを買わなくなった。

そんなに欲しくないのに、つい安いというだけで買ってしまうことがある。
だが実際は使わず、タンスの肥しが増えてしまう。
これからは本当に欲しいものだけを買おう。
そして、日本製のものを買うべきだと思う。
食べものは地産地消を目指したい。
日本の自給率を上げ、日本の技術を大切にしたい。
これって、理想論だろうなーーー


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2 コメント

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うん、確かに (ヨンヘ)
2008-10-20 23:50:39
でもね、
食料自給率の低い日本、
政治による経済関係での立場の問題、
簡単ではないいろいろによって
楽に暮らそうと思うと中国産に頼らなくてはいけないことは少なくないのだな…。

家族が多ければ尚のこと。

どういったモラルが必要だと思う?
貧富への人間の心ってどのようなコントロールが可能だと思う?

そんなことを考えると、
この構築された経済システムは
一度破壊されないと無理じゃないかと
ちょっと暗く考えていた今日でした。
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結局・・・ (ayam)
2008-10-21 00:15:10
ヨンヘ姉さんへ
このままだと、いつか経済システムの限界が来るような気がする。
今は賃金の安い中国や東南アジア諸国などに生産を頼っているが、いつかはこれらの国も経済発展するだろう。
しわ寄せになる国が、いつかはなくなるはず・・
今どうにかするか、いつかどうにかするか・・・
でも、人は変化を恐れるもの・・・
なかなか難しい課題です。
やはり最終的に農業をかと思っています。
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