small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

口福中国飯

2006年02月11日 | 中国
上海で忘れられないモノ、それは〝ショウロンポウ〟。
1週間ぐらいの滞在中、色々な店のを4回ぐらい食べたかな。上海は焼きショウロンポウが有名。焼いたパリパリの皮の中に肉汁タップリの具が・・・熱いし、スープは飛ぶし、必ず口の中を火傷する。でも止められない美味さ。

ゆっくりと中国茶

2006年02月10日 | 中国
爽快な気持ちで、西湖をサイクリングした後・・・うむ、喉が渇いた。
こりゃ、杭州特産品の龍井茶でも飲もうかな。かなり中国茶好きな私、中国緑茶も大好き。中国茶って、何度も何時間も楽しめるのが良いところ。

そこで向かったのが、杭州植物園内にある玉泉。西湖三大名泉のひとつで、池の横に茶館あるらしい。ありゃー、杭州植物園ってば結構な広さ。サイクリングでパンパンになった足を無理やり動かし、目的の場所へ向かう。おー、中国庭園が広がった。墨絵のような風景に、心が落ち着く。ひょっいと横に入ると茶館発見。やっと、お茶が飲めそうだ。

スタンダードな緑茶セットをオーダー。茶菓子や・フルーツ・お湯の入ったポット付き。池が眺められる外の席に落ち着く。茶館の中では、お茶を飲みつつマージャンをしている男性四人組、私の前の席の男性たちはヒマワリの種を食べ散らかしつつ、お茶を啜っている。その横を見れば、親戚たちでトランプをしつつ午後の時をノンビリと過ごしている。
オーダーしていた緑茶が届いた。お湯を注いで、茶葉が沈むのをゆっくりと待つ。少しづつ、のんびりとした動きを目で追っていると、体の疲れが徐々に忘れられていく。お茶を一口啜る、中国緑茶の微妙な味。パンチはなく、これといった特色のない味。だから何杯も飲めるのだろう。茶菓子のヒマワリの種を食べる。歯でヒマワリの種をカキンと割って、中身を食べる。この香ばしさ美味しい。
隣の中国人男性に声を掛けられる。私は中国語が分からない、彼は日本語も英語も分からない。会話にならないのに、私の隣の席に腰掛けちゃったよ。そこで始まったのが筆談。やはり、これだね。最後には、これだね。寧波から旅行に来ているテイさん、自分の所にも遊びに来いとか、電話しろとか言っていた。でも言葉が通じませんから・・・結構笑えた。
何杯も何杯も中国緑茶を飲む。何度も何度もポットからお湯を注ぐ。日の光の下、緑の中、遠くから聞こえるマージャンの音、近くでは中国語のお喋り、時を忘れてしまいそうなぐらい贅沢な時間。心身ともに癒された時。

西湖情景 第一弾

2006年02月10日 | 中国
杭州の観光といえば『西湖』
とにかく大きな湖、私はレンタルサイクルで周辺を走行。んー、寒いけれど澄んだ空気で気持ちが良かった。そんな私の心を捉えた風景たち・・・

蘇州という街

2006年02月09日 | 中国
「東洋のベニス」と呼ばれる蘇州は、運河に囲まれ、街中にも細い運河が張り巡らされ、街の至るところへ橋が架かっている。整備され、独特の雰囲気のあるキレイな街。

しかし私が目に付いたのは、物乞いをしている人たち・・・
橋の中央に座り続ける老女、お金を求める幼い兄弟たち、すがるような目をした母子。
1番ショックだったのは、前から父親と4歳ぐらいの女の子が歩いてきた。「あー、この親子は物乞いなどはせずに生活が出来て、幸せなのだろう」と心で思っていると、二人はスーっと離れ、女の子が私の腿にガッチリと抱きついてきた。「えー、なんで?」私が振り払おうとしても、離れない。私が歩こうとしても、離れない。中国の田舎では、この手の物乞いは多いらしい。どうにも、こうにも離れない。私の頭は混乱中「なんで?なんで?なんで?父親はどこへ行った?」首を振り続け、歩こうとする私を、通りがかりの中国人が気の毒に思ったのか、中国語でその女の子に何か言った。すると女の子は離れ、走って父親の元へ。

確かに、上海にも物乞いをしている人はいる。地下鉄の駅だったり、橋の上だったり・・・蘇州という小さな街に対して、物乞いをしている人の数は多かった。きっと地方からのバスに乗ってやってきたのだろう。中国の影の部分に触れた気がした。

蘇州へ

2006年02月09日 | 中国
驚いたって、上海駅の人の多さ。さすが人口10億人って感じるほどに、ブヘーって人が座っている。田舎から仕事を探しに来た人々が駅周辺にいるらしい。すごい荷物だし、東京の人が多いというのとは違う。もっと生活がかかっている緊迫感がピリピリ流れている。
驚いたって、列車が到着した瞬間の中国人乗客たち。走る走る。ベンチは乗り越える。もう横入りは当たり前、他人を押しやり、前へ進む。もう、同じ電車だからって。
驚いたって、中国の列車では熱湯と水が誰でも使える機械がある。カップラーメンを食べる人や中国茶を楽しむ人の多いこと。なんと空港にも、この機械が設置されていた。

そんなこんなで、上海から約一時間蘇州へ到着。


辛い湖南料理

2006年02月07日 | 中国
前のブログネタ登場のサマー、次の晩も大活躍。ドミトリーに泊まっている人々で夕飯へ行こうということになった。

サマーのオススメは湖南料理の滴水洞(Disuidong)タクシーで店へ着くと、確かに待っている人の多いこと多いこと。店内も満席。
私たちは中国人、台湾人、日本人、オーストラリア人が円卓を囲んだ。ここもサマーが仕切りオーダーしてくれた。とにかく辛いからと何度も念を押される私たち。うん、私は辛いのは平気だけど・・・ビールとグァバジュースで乾杯。えー、何で辛い料理にグァバジュースなんだろう?料理は次々と運ばれてきた。「燻製されたハムとニンニクの芽炒め」「唐辛子で煮た魚」「大根のアッサリスープ」「季節の野菜炒め」「松の実と鶏肉炒め」などなど。うわー、どれもこれも美味い。辛さにビールが進む進む。あれ、他の人はあまりビール飲んでない。結構、辛さに引いている人もいる。グァバジュースばかりが進んでるなー。

上海に行く人にはオススメ。『地球の歩き方 上海・杭州・蘇州』のレストラン欄にも掲載されています。私はタクシーで行っちゃったから、どこにあるのかイマイチ分からず・・・

上海の熱い夜

2006年02月07日 | 中国
まずは上海を思い出しつつ・・・

中国って、食べものは安いが宿泊費が高い。東南アジア感覚の私には非常に厳しかった。そんな中、上海でフル利用したのがCAPTAIN HOSTELここはドミトリールーム(約10人部屋・男女別と混合あり)が60元(約900円)。この値段で毎日シーツは変えてくれる、カギ付きロッカーあり、24時間ホットシャワー、しかも門限なし。更にバンドまで徒歩1分。ここは上海を安く旅行したい人にはオススメ。結構、人気があるので予約したほうがいいかも。日本からフェリーで来る人や色々な国の人々が泊まっているから、様々な情報が集められるし・・・私としては、もう充分に大人なのでドミトリーには泊まりますまい。って思っていたのだけど泊まってみたら快適、快適。

上海に到着した足で、そのままCAPTAIN HOSTELへ向かった。ドミトリールームはまだ私一人だった。すぐ後に部屋へ入ってきたのは、杭州出身のサマーなる中国人の女の子だった。すごく巻き舌英語で、異常に英語が上手い。話をしてみると杭州にあるイギリスの紳士服メーカーで通訳をしていて、週末を利用して上海へ遊びに来たという。その彼女が「これからアメリカ人の友達と飲みに行くから、一緒に行かない?今晩はウィークエンドだから、楽しまないと・・・」えー、到着したばかりで疲れているし、どうしょうかな。軽く行っておくか。ってことで、一緒にタクシーで出掛けた。

まずは古い洋館がバーになっている店へ。1階にはバーカウンター、2階には各部屋ごとに色調が統一され、暖炉が燃え、ソファーが置かれ寛げる空間となっていた。この店へいる人々は・・・欧米人と上海ガールのみ。皆、英語で朗らかに話している。すごく欧米人が好きそうなバーだな、こりゃ。きっと経営者か、内装デザイナーが欧米人なはず。

そしてタクシーで次なる店へ。今度の店はクラブですな。ガンガンなる音楽、席を立ち上がり踊る人、酒を煽るように飲む人。ここは一軒目より、やる気満々の上海ガールが多い。外は零度ぐらいなのに背中のバックリ開いたドレスを着ている子やヘソ出しまくりの子・・・んー六本木の雰囲気と似ている。周辺を見渡せば、おいおい、キスしちゃってるよ。おいおい、男子のヒザに女子が乗っちゃってるよ。おいおい、馬乗りで喧嘩してるよ。中国って、社会主義だったよね。後日、度々目撃するが中国人カップルは本当にどこでもイチャイチャしてる。喫茶店でも公園のベンチでも男子のヒザに女子が乗っちゃってるし、キスしちゃってる。地下鉄駅の自販機にジュースやお菓子と一緒にコンドームを売ってるのを見つけた私は『これが一人っ子政策か』って納得しちゃった。恐るべし、中国人活力。話しは戻り、そのクラブでは乱れた人の多いこと多いこと。酒に乱れたのか、エロに乱れているのか・・・目の前では瓶の割れる音、何だ?何だ?あちゃー、上海ガールが酔っ払いすぎて、周辺の人々にこれ以上飲むなって酒を止められているが、飲もうとしてるよ。彼氏と思われる欧米人にキスしてねだったりしてるよ。もう誰の目にもヤバイ。酔っ払いガールは女友達に引きづられるように帰っていった。すると、彼氏と思っていた欧米人は別の上海ガールに即効で声を掛けたね。おいおい。

私たちがCAPTAIN HOSTELへ戻ったのは3時すぎ。初日から飛ばしすぎだろ、こりゃ。

なんとか帰国

2006年02月06日 | 中国
昨日、帰国した。

が、旅行が終わるからか、日本に戻るってことで気が緩んだのか、上海の寒さにやられたか、自宅へ戻ると寝込んだ。確かにインドから上海へ戻った時、こりゃ寒すぎろうと感じ、楽しみにしていたショーロンポウも美味しかったが食後気持ち悪くなり、飛行機では悪寒がして機内食は食べれず。自宅で熱を計れば38.7度。かなりヤバイ。

例の黄色の紙を持って病院へ行かないとダメかしら、ダメかしら。成田空港では体調不良はまったくなく、全然平気ですって言って特別健康相談室を通過したのに・・・ついに私も黄色の紙を使う日が・・・とにかく薬を飲んで寝た。ぐっすり寝た。やはり自宅は落ち着く。自分の布団は落ち着く。

朝になると、熱は下がっていた。良かった。

そんなこんなで、当分は自宅でのんびりするつもり。
今後、上海&インドネタと写真をブログでアップするつもり。