寒い日が続く。こんな日は家でぬくぬくと映画鑑賞に限りますな
まずは、1本目『フォーチュン・クッキー』
確執のある母と娘が、中華レストランのマダムにもらったフォーチュン・クッキーを食べた翌朝、互いの肉体が入れ替わっている。クッキーの中にあったメッセージは「相手の本当の姿を理解したときに、元に戻る」と書かれていたことを思い出す。相手の本当の姿って?二人にも分からない。母の日常生活を娘が、娘の日常生活を母が過ごし、相手の知らないことを知り始める。しかし、相手の本当の姿はなかなか分からない。母の結婚式リハーサル・娘の出演するライブなどを入れ替わったまま乗り越え、本当の姿を心から理解したら・・・
感想
グッときて、泣けます。母だから、娘だからって、他人の事情や心は見えないもの。入れ替わって、生活を過ごしてみて、初めて分かることの多さ、人を理解することって難しい。人って、色々な側面を持っているモノ。母役のジェイミー・リー・カーティスの演技最高。こんな格好良い母親になりたいモノだ。
では、2本目『隣のリッチマン』
隣人、会社の同僚,、そして大親友のニックとティム。ニックの思いついたアイディアが商品となり、大ヒットし、ニックは大金持ちに・・・それを面白く思えないティム、なぜニックのアイディアに共感しなかったのか?なぜ出資しなかったのか?と後悔しながら、ニックを羨むばかり。そして・・・
感想
ニック役はジャック・ブラック、ティム役はベン・スティラー、 そしてコメディーとあれば、大笑い間違いなしと思った。コメディーというよりシリアスで考えさせられる内容。他人を羨んでも、自分の幸せは来ない。隣の芝生は青く見えるってこと。結局、自分は自分なんだな。
この2本鑑賞後に、横浜で行われた『レジェント・オブ・ゾロ』の試写会へゴー!!!いくら何でも映画3本は厳しいかな?まぁ、アメリカ映画だからな!余裕だな!
数年前に公開された『マスク・オブ・ゾロ』の続編。ロサンゼルスがアメリカ合衆国の州に加わろうとしている19世紀後半、それを阻もうとする敵に、立ち向かう正義の味方ゾロ。ゾロの正体とは?ゾロは家族を愛しているが、ヒーローとして、敵と戦い続けなければいけない現実。家族を取るか、正義の味方か・・・
感想
もうアントニオ・バンディラスのゾロは格好良すぎた。あまりに格好良くて笑ってしまうほど。木製の橋で戦えば、敵を川に突き落とす。剣で戦えば、敵の尻に「Z」の文字を刻む。火事の中から馬とともに飛び出してくる。もう非現実的で、アニメ的で笑うしかない。ストーリーも分かりやすいから軽く観られた。