サクラ咲く

神社にお参りした後は、代々木公園へと急ぐ。
まだ桜が微妙な咲き具合かと心配しながら、花見会場へ向かった。

原宿駅から代々木公園は人だらけ・・・
もう東京中の人々が花見へ来たような状態・・・
日本人って花見好き。
っていうか、ただ飲みたいだけか・・・
さて花見会場へと向かうと、５０～７０人の大宴会真っ只中。
ほぼ知らない人だらけ・・・
全然、大丈夫・・・
すぐに、場に馴染んだ。
頭上を見上げると、見事に桜が咲いている。
幹事の人たちが昨晩から場所取りをしてくれたそう。
だから、一等良い場所で花見。
青空の下、サクラ咲く。

ビールを飲んだり、持ち寄った食べものを戴いたり、新たな交流があったり、ダラダラと春の日を楽しむ。
んー、ビールのせいだろか・・・
トイレへ行きたい。
長蛇のトイレを回避して、遠くのトイレへ行く。
トイレから戻ってくると、皆がギターの演奏に合わせてハッピーバースディを歌ってくれた。
仲良しの友人が、今日会ったばっかりの人が、名前も知らない人が、私のために歌ってくれている。
大きな愛を戴いた。
すごい幸せを戴いた。
皆さん、ありがとうございました。

誕生した地へ

なぜか早朝に目覚めた。
そして、三十数年前の今日この世に生を授かったのだと実感する。
その日の両親の気持ちが心に伝わってくる。
両親にとって、初の出産、初の子供、初の対面。
ドキドキとワクワク、心配と期待、複雑な思いだっただろう。

午前中に、生まれた地である横浜へ向かう。
産地神さまである神明神社へご挨拶するために・・・
数日前、神奈川県神社庁に電話で私の産地神さまの神社を確認した。
生まれた病院の場所より、生まれたときに生活していた場所が、私が生を授かった場所になるそう。

４歳か５歳で引越したので、生まれた地の記憶はほぼなし。
初めて訪れた場所のよう・・・
地図を頼りにトボトボと歩くと、木魚の音が聞こえた。
近所の人々が集う公園とお寺の間に、お目当ての神明神社は現れた。
そこは古いながら、人々に大切にされているようで小奇麗。
この地に生を授かったことに感謝する。
今まで挨拶に来なかったことを詫びる。
すると、身体がグルグルと回る。
まるで、瞑想をしているときと同じ。
産地神さまに来たことを歓迎されているよう・・・
温かで優しいパワーを感じた。

今日という日に、ここを訪れられたことに感謝した。

今更ながら…

ドーナツを買うのに、二時間の行列。
私には無理、食べもの屋さんで並ぶって無理。
混み合った店より、空いている店でダラダラしたい。

だから、今更ながらクリスピー・クリーム・ドーナツ初体験。
日本に上陸して、すでに三年弱。
アメリカには駅やら街角に、当たり前のようにある。
それなのに、ニューヨーク留学中には一度も食べたことなかった。
あの美味しさは、日本のドーナツ屋にはないという人も・・・
うーん、楽しみ。

私のセレクトしたのは〝チョコレートグレーズド〟
一番メジャーなオリジナルグレーズドに、チョコレートがかかっている。
濃い目のコーヒーとともに戴く。

これは甘い・・・


砂糖でコーティングされているので甘い・・・


そしてチョコレートがダメ押しで甘い・・・


これは甘すぎる・・・


コーヒーが進むって・・・

やはりアメリカのドーナツ。
私としては、いや我が家では、日本の某ドーナツ屋のほうが美味しいという意見で一致した。

ある手紙

突然、ある友人から手紙が届いた。
もう私のことなんか忘れちゃっているかと・・・
もう私の人生に登場しないかと・・・

その手紙には、足をケガして動けないこと。
だから、思い付いた人に手紙を書いていること。
私が何気なく発した言葉に救われたこと。
それを心のどこかに留めていること。

そんな内容だった。
懐かしい気持ちと温かな気持ちに包まれた。
彼がパソコンも携帯も持っていないことを思い出して、一人ほくそ笑む。
縦書きの手紙は彼らしくて、一人微笑んだ。

彼と出会ったのは、昨年の秋に滞在した京都のヴィパッサナー瞑想。
数日間、一緒にサーブした仲間である。
そんなある日、彼が「植物のほうが人間より優れている」と言った。
その意見に反論する者あり。
ありのまま、自然のまま、迷いなく、抵抗なく、ただ生長する植物。
自分たちの利益や欲望のまま、自然を壊す人間より優れていると私も思った。
「私もそう思うよ」と彼の意見に同意していた。

そんな会話のことなんて忘れていた。
私にとっては些細なことでも、彼にとっては大きなことだったのかもしれない。自分の言動や行動を小さく感じても、実は色々なことに影響を与えている。まるで波紋のように・・・

発熱デトックス

発熱したのは、何年ぶりだろう。
食欲がなくなったのは、何年ぶりだろう。
胸に何かが詰まっているようで気持ち悪いって・・・

それは、月曜日の昼から始まった。
朝食後、体全体が重苦しい。
どこか変である。
仕事まで時間があったので、少し眠ることにした。
が目覚めても、どこか変である。
時間が過ぎれば、過ぎるほど体調が悪化する。
気持ち悪い、体が重い、頭が痛い。
仕事へ行く準備をしつつ〝こりゃ、発熱しそう〟と思う。
結局仕事へ行ける状態ではなく、お休みを頂いた。

そこからは、予測通りの展開・・・
寝込む、発熱する、気持ち悪い。
一切、食欲ございません。
なにも食べたくないし、どんな匂いも嗅ぎたくない。
そんな日に限って、わが家の夕食は〝エビフライ〟
普段だったら大好物の〝エビフライ〟
今日は食べれません、食べたくありません。
久しぶりに38度の発熱は、フラフラして気持ちが良い。
これって高熱ハイだろう。
ただ水分だけ摂取して、睡眠を貪る。
ちょこっと起きて、夢の世界へ戻る。
一晩そんな繰り返し・・・

火曜日の朝。
熱は少し下がったよう・・・
が、まだ食欲はない。
リンゴで満腹になる。
また眠るが、眠ることに疲れた。
腰が痛くなってきたのだ。
昼過ぎに、ヨーグルトを食べて満腹。
すっかり、胃が小さくなった。
意図した訳ではないが、プチ断食になっている。
夜になって、すっかり熱は下がった。
が、相変わらず食欲なし。
プルーン煮とバニラアイスを食べて満腹。
胃だけでなく、体内全体がクリーンになった気がする。

本日仕事復帰。
仕事へ行って、Ｏリングテストすると・・・
まったくＯリングテスト出来ない状態。
これって風邪のせい？
これって寝込んでいたせい？
風邪薬とかいけないモノを飲んでいないはずなのに・・・
なんでだ？原因不明・・・
ど、ど、どうやら・・・
数日前に水路に落ちた際、手の親指と腿をケガした。
それで体に、変な力が入っているのが原因ではないかってことになった。
いやはや、またもやっちまったもんだ。
ちなみに、腿のケガはハート型。
これって、あたなわ旅団の愛のヒーリングの力だろう。
ちょっと感動モノ。

あたなわ旅団

ミラクル初詣で不思議な出会いをしたwaheiさん宅へ。
集合した４人の頭文字
あ→ayam
た→taka
な→nao
わ→wahei
第一回〝あたなわ旅団〟ワーク開始である。

takaさんの手料理の美味しい野菜と玄米を食べたり、
夜中まで色々と語ったり、
曼荼羅の横でグッスリ眠ったり、
樹齢４００年の椿に挨拶したり、
採った山菜と野菜の天ぷらで朝から飲んだり、
私が皆にお灸してみたり、
naoちゃんがホットワインを作ってくれたり、
音楽に合わせてセッションしたり、
waheiさんに中国易で占ってもらったり、
まったり、ダラダラ、ゆっくりと過ごす。

今回のワーク全体のテーマは〝愛〟
日常生活で〝愛〟って言葉を使うことは何だか気恥ずかしい。
でも、すべては〝愛〟である。
すべての人の中に〝愛〟がある。
すべての行動に〝愛〟が伴う。
すべての人が〝愛の存在〟である。
そんなことを語り合う。
最近すべての人が〝師〟であると、私は思っている。
他の人の中に〝教え〟がある。
他の人の行動に〝教え〟が伴う。
他の人すべてが〝教えの存在〟である。
〝愛〟とリンクしていたので、大きく納得した。

最後に、道路脇に止まる車に乗ろうかと歩き出すと・・・
端の水路に、ガックリ右側から転落。
足の腿と手の親指を負傷。
が、ガッツリと転落したのに軽症だった。
交通事故に引き続き、またも右側・・・
まだ怪我する意味に気付けてないってことか？
最後に、そんなことを感じたり・・・
そんな私を取り囲み、皆でヒーリングパワーを送ってもらう。
だから、軽症で済んだのかもしれない。

あ→たなわ
楽しいときを、美味しいゴハンを、快適な空間を、ありがとさんです。
次なるワークは何しましょか？

エナジーチャージ

鍼灸院で働くことに決まって、心配していたことがあった。
それは「患者さんの悪いものにやられる」ってこと。
マッサージなど人に直接施術する人で、患者さんの悪い部分が腫れたり痛くなったりする人がいるとか・・・
私もそんな、やられやすい体質だろうなーって思っていた。
だから、そういう仕事を避けていたところがあった。

が、実際・・・
働き始めてみると、私の予測より大丈夫だった。

が、時々・・・
夜中に頭が痛くなる。
ちょっとづつ悪いもんが蓄積されているのか・・・
体の相当悪い患者さんの影響か・・・

これって、私のエナジーが低下したってこと。

先日も、夜中に頭痛。
次の日は、昨年末から心待ちにしていた高尾山での火渡り。
朝になっても頭痛治まらず・・・
高尾山行けず・・・
火でカルマを燃やせず・・・
あんなに楽しみにしていたのに・・・
なんってこった。

仕事を終えて、帰宅すると手足を塩入りの湯に浸す。
もらった悪いものがジワジワと溶け出すよう。
瞑想をして自分をクリアーにしたり、
自然の中を歩いたり、
友人と色々語らったり、
美味しいゴハンを食べたり、
それで私はエナジーチャージ出来る。

ダンマの輪

今年初・・・
約二ヶ月ぶり・・・
毎週木曜夕方に行われるヴィパッサナー瞑想会へ参加した。

地元のコミュニティホールへ、開始時刻より一時間遅れて到着。
おや、予想以上のスリッパ・・・
あれ、会場を間違えたか・・・
いや、今日は瞑想会がないのか・・・
だって、いつも３人か４人だったんだもん。
多くても５人だったんだもん。
それが・・・今日は・・・なんと１０人も。
私が知らぬ間に、ダンマの輪は確実に拡がっていた。
ジワジワと拡がっているのだ。
人が多いと、それだけ瞑想の集中力が増す。
ゴエンカ師の詠唱が流れる中、気持ちいい瞑想だった。

新しく建設している千葉のヴィパッサナー瞑想センター〝ダンマディッチャ〟が、５月から本格的に活動するとの噂あり。
まだ宿泊はテントらしいが・・・
テント宿泊の間に千葉で瞑想したい。
春に３日間コースがあったら行きたい。
ヴィパッサナー瞑想者の皆さん、ご一緒しませんか？
ダンマの輪は、益々拡がるだろうね。
なんか凄いね。なんか嬉しいね。

興味のある方は日本ヴィパッサナー協会をチェックしてみてくださいな。

おついたち参り

昨日は、新たな月の始まり。
〝おついたち参り〟に、わが氏神さまへご挨拶へ行った。
月に一度、神さまの御柱（みはしら）と人間の脊柱（せきちゅう）を一対にするという〝おついたち参り〟。
小雨の中、トコトコと神社へ向って歩く。
ヒンズー教で、雨は祝福の徴。
ネイティブインディアンで、雨は浄化。
これって、わが氏神さまからのギフトかも・・・
初めて氏神さまにご挨拶してから、交通事故や事件はなかった。
きっと私と土地を結びつけてくれたのだろう。
歴史を感じさせる鳥居を潜ると、カラスが数回鳴いた。
ネイティブインディアンでカラスって神の遣いだったような・・・
いつも護ってくださる氏神さまへ、感謝の気持ちを伝える。
それにしても、いつも静かなで寂しげな神社である。

今日は、私が暮す街の氏神さまを総括する皇大神宮（烏森神社）を初参拝する。
こちらにも早くご挨拶に伺わねばって思っていたのだ。
久しぶりの晴天の本日。
天気良し、気候良し、気分良し。
「こりゃ、今日行こう。今日しかない」
ってことで、早速出向く。
いやー、元締めってなだけあり立派、そして綺麗。
神社周辺や神社へ入った瞬間に感じる静けさが好き。
青空に映える白い鳥居を潜ると、カラスが飛び立った。
今日も神さまから招待されたよう・・・
静かな気持ちで、今までご挨拶に来なかったことを詫びる。
更に、この地に暮らすこと、この地で成長したこと、この地で働くこと、この地で生きることのお許しを戴く。
境内の大木からエナジーを戴いたり、足の裏に白い玉砂利の感触を感じたり、清々しい気持ちで満たされた。