small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

ヴィッパサナー瞑想とチャクラ

2009年11月14日 | 瞑想のこと
最近の瞑想は朝か晩に30分だけ。
この30分の瞑想でもスッキリとするので、瞑想は私には欠かせない。
来週から行く京都のヴィッパサナー瞑想合宿では、ほぼ一日中瞑想のため沈黙で座る。
んー、ちょっと不安。ちょっと緊張。

先週、地元のヴィッパサナー瞑想会に参加。
一時間座って、休憩、更に一時間座った。
最初はすごく集中出来て、深い瞑想だったのだけど、途中から足が痛み出し・・・
(きっと30分を過ぎたのだろう)
そこで集中力も切れ・・・
正しい姿勢で座るって大切だなって実感。
んー、やはり不安。やはり緊張。

さて、ヴィッパサナー瞑想について。
これは観る瞑想といわれ、自分の呼吸や感覚をトコトン観察する。
普通の瞑想は表面的効果があるが、このヴィッパサナー瞑想は深い深い奥の部分を徐々に表面へと現し、汚れた心を浄化する効果があるといわれている。

ヴィッパサナー瞑想10日間コース一回目
とにかく無我夢中。
何が何だか分からん状態。
ただゴエンカ師の指示テープをそのまま実践するのみ。
そんな状態だったのに、最後のほうで大きなコンプレックスを手放せ、すべてと一つになる体験をした。
今まで主観的だった私が、客観的に物事を捉えられるように変化。

ヴィッパサナー瞑想10日間コース二回目
やっとヴィッパサナー瞑想を把握出来た。
一回目に比べると、かなり辛かった。
愛の渇望がドンドン湧いてきて、妄想三昧だった。
元々かなりの妄想癖があったんだけど、一回目参加以降笑っちゃうほどピタリと止まっていたのに・・・
私の表面に近い深層部にあったのが〝愛の渇望〟だったみたい。
そこで気付いたのが、これって第二チャクラの反応。
前回は家族や同族に関係していたので、第一チャクラの反応だったかも。
もしや関係しているのか・・・
日を追うごとに、色や香りにも敏感になった。
今まで自分のことだけだった私が、他の人に奉仕したいと変化。

今回は三回目。
いったい、どんなことになるやら・・・
期待せず、不安にならず、ただ観察してきます。
すべては移り変わっている。
アニッチャーだから・・・

写真:今日の夕焼けの一瞬

リセット放浪

2009年11月13日 | 日々のこと
来週から、ちょっくら国内放浪に出ます。
ここ一ヶ月停滞していた流れが、やっと新たに動き始めます。
久々の放浪に胸が高鳴り・・・
寝袋ok、バックパックok、寒さ対策ok

まずは、京都へ。
一年ぶりにヴィッパッサナー瞑想10日間コース参加。
毎回キャンセル待ち必須の10日間コースなのだけど、今回はキャンセルが出たようで一週間前に参加決定。
千葉もキャンセル待ちにしていたんだけど、そちらは残念ながら・・・
また京都へ戻れ、初心に戻れってことかな。
心の煤を掃ってきます。

続いて、京都から出雲へ。
念願だった出雲大社は、ちょうど神有月。
多くの神さまの存在を感じて、恩恵をお裾分けして戴こうかと・・・
出雲には佐田という地名があり、私のルーツのような気が勝手にしています。
私にとって特別な地になりそうな予感です。

そして、出雲から天川へ。
奈良県にある天川は不思議な場所。
そんな話を人から、映画『ガイヤシンフォニー』で伺っていた。
いつかは行こうと思っていた。
しかも、厳しい修験の大嶺山あり。
こちらも何かが待っていそうで楽しみ。

他にも行きたい場所だらけ。
・千年ぶりに青蓮院〝青不動明王ご開帳〟(京都)
・パワースポットと噂の鞍馬山(京都)
・石見銀山(島根)

ここオススメとか、何かアドバイスがある方は、色々と教えてください。

乱歩<恋

2009年11月08日 | 私の感じたこと
実は、結構文学少女でした。
江戸川乱歩も貪り読んだ作家の一人。
薄気味悪い、ミステリー、変態作家ってイメージだけど・・・

そんな乱歩満載の大乱歩展を友人と見に行きました。
収集癖、マメさ、几帳面さ・・・やはり変態。
その一方で、ミステリー作家の第一人者であり、兄弟と本屋を経営し、ヒッチコック監督と親交し、後に続く作家を励まし続けた立派な方でした。

一緒に行った友人は乱歩どころではない様子。
どうやら恋をしているよう
もう彼のことしか考えられない。
すごく楽しいけれど、自分がなくなるようで怖い。
自分のことより彼のこと。
そんなことを話す彼女は女子そのもの

そうだった、そうだった。
恋する気持ちって、随分遠くに忘れてた。
恋愛ってエネルギー。
どんなに寝なくても、どんなに動き回っても、どこからかエネルギーが溢れ出す。
あのエネルギーって何だ?
以前の私は恋をすると、ラテン女に変身。
パッと一瞬だけ燃え上がる。
その分、冷めるのも早い。
そんなことを思い出しながら、彼女の話を聞いた。
恋することは素晴らしい。
だけど、自分を相手に委ねることは危険。
恋愛って自己満足になったり、エゴ(自意識)のぶつけ合いだったり、自分の存在価値を高めたり・・・
最初の熱い想いが冷めたときに本当の恋愛かも。
自分のエゴと格闘していた私にとって、恋愛は何だか縁遠い。
お互いに自分の足で立っていながらも支え合う。
そんな関係が、今の私の理想かもしれない。
といいながら、次の恋でもラテンぶり発揮か・・・
影から彼女の恋を応援します。

恋話に夢中で乱歩展へ行ったことなんて、すっかり忘れてしまった私たちであった。

阿字観瞑想会

2009年11月03日 | 瞑想のこと
真言宗好きな私にとって、高野山は憧れの地。
その高野山別院が東京にあるんだって・・・
そこで阿字観瞑想会が月二回ほど行なわれているんだって・・・
阿字観瞑想とは、弘法大師空海が修行僧たちの精神を鍛えるために考案した真言宗の瞑想法である。

更に調査を進めると、茅ヶ崎千手院でも月一回のみ阿字観瞑想会あり。
こりゃ、我が家から近い。
ってことで、早速行ってきました。

現在、本堂を立て替え中である千手院へ到着すると、こじんまりとした仮本堂へ通された。
そこには何本もの阿字観のお軸が立て掛けられている。
好きなお軸の前に陣取り、ご本尊である千手観音さまにご挨拶。
お線香の香りが立ち込める室内は、まるで寺小屋のよう。

時間になると、親しみやすいご住職さん登場。
阿字観瞑想のやり方の説明が始まった。
手の位置、姿勢、座り方、気持ち、呼吸法・・・
力まず、頑張らず、楽な姿勢で座る。
三礼して心拍数を上げ、般若心経を唱える。
いざ阿字観瞑想スタート。
吐く、吸う、呼吸に集中する。
呼吸に集中出来なかったら、「あー」と声を出し響きを追う。
目の前の月が自分の心に入ってくるさまを描き、その月が自分から飛び出て、どんどんと大きくなり、その中心には自分がいるさまを浮かべる。
あれ、これって高尾薬王院の月輪観瞑想と同じ?
そして、今日は満月。
月が徐々に小さくなり、最後は自分の心に戻る。
初めての阿字観瞑想は、よく分からず終了した。
ただ気持ち良い瞑想であったことは確か。

片付けが終わると、ご住職さんを囲みながら、参加者全員15名ほどでお茶会。
阿字観お軸の文字は〝大日如来さま〟を表す。
仏像や真言が先ではなく、文字が一番最初に生まれ、次に色の光だそう。
その後に、仏像や真言が作られたそうだ。
形ではなくイメージ。
これって、頭ではなく心と似ている。
他のお話も興味深くて、ご住職とお寺の雰囲気が寛げた。
もっと阿字観を知りたいと思った。
また通おうっと・・・

外に出ると、満月が輝いていた。