small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

呑兵衛復活の巻

2009年10月26日 | 私の感じたこと
すっかり呑兵衛に戻った私。
ここ一年ぐらいは、ビール2,3杯で満足だったのに・・・
周囲は、そんな私に驚いていたっけ・・・
今まで散々飲んできたので、もう一生は充分に飲み尽くしたから、もうアルコールは必要ないのかと思ったけれど・・・幻だったようです。

いやはや・・・
ここ1ヶ月ほどで、元の大酒飲みのayamとなりました。
先日は禁じていた日本酒を解禁
夏には冷酒、冬には熱燗、和食には日本酒。
その美味さに、つい飲みすぎてしまう日本酒。
飲みすぎて階段から落ちたり、足腰取られて一人では立てなくなったり、とにかく日本酒の失敗は多い。
ってことで、他の酒は飲むが日本酒だけは・・・
久しぶりに飲んだ日本酒は、やはり美味しかった。

昨日は旅友飲み会が夕方からスタート。
スペインバルでレモンビールと赤ワイン
初めて会う人や3年ぶりに再会した友人たちと飲んだ。
楽しいから飲む。
飲むから楽しい。
ジャンジャンと赤ワインボトルを頼みは飲み尽くす。
その後は一足お先に帰るつもりが、皆と一緒にペルー料理店へ向かっていた。
こちらでも引き続き赤ワインを飲む。
気付けば、誰よりも赤ワインを戴いていたような・・・
飲んでて楽しいけれど、心が虚しいって・・・
私とアルコールは切っても切れない仲なのか・・・
肉食との関係は、キッパリと断ち切れたのだが・・・

ちょっと下界から離れたほうがいいかもしれないと思う今日この頃です。

魔法の実 アムラ

2009年10月22日 | 食べもののこと
最近、アムラってドライフルーツを食べてます。
味はプラムや茶梅に近いようだけど、どこか違う。
インドの木に実をつける果物で、アーユルヴェーダの薬としても使われる。
豊富なビタミンCを含み、長期保存が可能で劣化知らず。

頭痛
解熱効果
疲労回復
排尿促進
眼の病
視力回復
止血
伝染病予防
頭髪やお肌のお手入れ

このアムラってば、本当に万能。
これを食べていればインフルエンザも怖くない???

ホーミーシャワー

2009年10月19日 | 映画のこと
ブログでも告知していたモンゴル映画『チャンドマニ』
今月19日だけの先行上映ってことで、映画館へ駆け付けた。
すると・・・長蛇の列・・・嫌な予感・・・
もちろん予約なんてしていない。
もちろん整理券なんて貰っていない。

こんなときに、旅人の癖が出る。
なんとかなるさ・・・
どうにかなるさ・・・
ここは日本、なんともならんのだよね。
結局、満員御礼ってことで入れず・・・
ありゃ・・・こりゃ・・・やっちゃった。
一緒来ている友人たちに申し訳ない。
すると、監督のカメイさんから何かを手渡された。
なんと、映画のDVDであった。

友人宅でピザとワイン片手に、DVD観賞会スタート。
初っ端のホーミーでノックアウト。
体が、細胞が、魂が喜んでいる。
歌は歌う、ホーミーは奏でる。
喉という楽器を奏でているのだ。
ホーミーって低音ばかりだと思っていたが高音があったり、笛と一緒に奏でたり、なんか奥深い。
チャンドマニとは、ホーミーが盛んな町の名前。
首都ウランバートルからチャンドマニまで旅するロードムービー。
モンゴルの厳しい自然からホーミーが生まれたことを納得する映像だった。
「ホーミーは風が体を通り抜ける」
それがカメイさんが最も言いたかったこと。
カメイさんの繊細な芸術家の面をタップリと感じられた。

今回は映画館に入れず、観られなかった方も多そう。
今後、UPLINKで1週間ほど上映する予定があるそうです。
その後は、ついに全国・・・
また告知したいと思います。

食欲の秋 椎茸狩り

2009年10月18日 | 食べもののこと
みかん、梨、ブドウ、苺、ブルーベリー・・・
色々と狩りモノはあるけれど、今日は人生初〝椎茸狩り〟へ行った。
まさに秋の味覚
って思ったら、通年狩れるらしいけどね。

場所は根府川駅から車で山を登ったところにあるきのこ苑お山のたいしょう
原木の椎茸ということで、山の中にある木々に椎茸がなっているのかと思いきや、椎茸ハウスなるビニールハウスの中に横になった木々に椎茸がニョキニョキ生えていた。
養殖原木椎茸工場ってな感じ。
ベビー椎茸、双子椎茸、肉厚椎茸、カサ開き椎茸・・・
根元からサクッと取れるモノと取られまいと粘り強いヤツ・・・
個性的な椎茸たち・・・
ジメジメとしたハウス内で切磋琢磨しながら成長しているよ。
私たちは持ち帰りたい分だけを狩る。
入場料は無料、100g220円で購入。
置いてある秤と相談しながら、椎茸を狩り続けた。

この狩った椎茸。
こちらで炭火焼きで戴くことが出来る。
早速戴きました。
石づきを切って、茶色の側を載せる。
すると白い側が汗をかいてきたら食べ頃。
これが美味い。サッパリしていて美味い。
ビールとの相性抜群。
他の椎茸料理、さしみ椎茸や椎茸フライを単品で頼む。
野菜・キノコ・肉・おにぎりのセットも頼む。
女子5人、大いに椎茸を堪能しました。
こんにゃく作りに参加しようと思ったけれど、まったり食べたり飲んだり。
そんな食欲の秋の遠足

きのこ苑お山のたいしょう
神奈川県小田原市根府川657
0465-29-1393
根府川駅まで送迎あり。

内から外へ

2009年10月16日 | 日々のこと
この一ヶ月間、かなり精神的に追い詰められた。
その原因は仕事だというのは分かっていた。
次の人が見つかる来月までは頑張るつもりだったが・・・

仕事に行く前になると・・・
頭が痛くなる。
最近は胃も痛くなる。
食欲が異常に増えた。
お酒の量も増えた。

これって限界、もう無理。
このままだと、私自身が病気になる。

その旨を、先生に伝えた。
今月で辞めたいと・・・

私をここまで追い込んだもの。
それはOリングが出来なくなってからの先生の態度だろう。
仕事の指示以外話すことはなく・・・
先生に対する不信感は深まる一方で・・・
話し合っても埋められない溝があり・・・

私が今月で辞めたいと伝えた翌日に、先生から電話があった。
「そんなに辛いならば、これ以上は無理しなくていい」
その申し出を、遠慮なく受け入れた。
電話を切った後に、一緒に飲んでいた友人と乾杯した。
やっと解放されたって感じた。

内側に押し込められていたものが、やっと外へ出ようとしているよう。
自分で自分の可能性にフタをしていたことに気が付いた。
これから何をしようかな?
楽しみで仕方ない

玄侑宗久さん講演会

2009年10月13日 | イベントのこと
今日も遊行寺へ出向く私。
日曜日のような祭りの陽気さはなく、ヒッソリと静かな境内。
これが本来の姿で、日曜日が幻・・・
ただ本堂だけに人々が殺到していた。

玄侑宗久さん講演会『遊行という生き方』

臨済宗の僧侶であり、芥川賞作家の玄侑さん。
その講演会が無料とあれば混み合っていて当然。
日曜日はライブ会場、本日は法話会場。
遊行寺の懐は、どこまでも深い。

さて、講演内容。
仏教って、元々はインドの外来宗教。
そのインドでは、人生を四つに区切る。
《四住期》
学生期(ガクショウキ)誕生~20歳
人の成長期間
 ↓
家住期(カジュウキ)20歳~40歳
一般社会での働きをする期間(結婚・子育てなど)
 ↓
林生期(リンショウキ)40歳~60歳
林や山に入り、修行する期間
 ↓
遊行期(ユギョウキ)60歳~死去
死に場所へ向かう期間
お釈迦さまも若くして、家族を捨てて出家した。
早々と林生期に突入したという訳。
現在のインドでも、年を取ってから出家するサドゥーがいる。
インドでは出家して、神に近付き、死ぬということが、本来の辿るべき流れとしてあるのだろう。

まぁ、日本では随分事情が違うけれど・・・
日本で遊行ということを体現したのが、時宗の開祖の一遍上人である。
侍家に生まれながら、お寺に預けられ、一時は家督を継いだが、また修行の道へ戻った一遍上人・・・
名声や家名を捨て、家族を弟子として連れながら、全国を念仏を唱え踊り歌いながら遊行したそう・・・
衣食住は三悪と言い、一生定住を断わり、すべてを托鉢だけで賄う。
すべての欲を絶ち切り、与えられたモノだけで過ごす。
何日も食べものがなく飢えたり、弟子の女性を盗賊に連れ去られたり・・・
「自分を捨てる」「自分を解く」
それが遊行の形。
知れば知るほど、一遍上人に興味が湧く。

玄侑さんはユーモアに溢れ、知的好奇心旺盛で魅力的な方。
あっという間に講演会は終了。
阿弥陀さま前では、どの言葉も心にストンと落ちた。
遊行寺は多くの人々に愛されている。

写真:すべてが眩しくて・・・

遊行三昧

2009年10月11日 | イベントのこと
私が暮らすところは、ある寺の門前町として栄えた場所らしい。
その寺とは、時宗総本山遊行寺である。
一遍上人が広めた時宗とは、念仏を唱えれば誰でも救われるという楽観的な教え。
全国を旅をしながら、教えを説く人々のことを遊行人と呼ぶ。
そんな遊びながら行く人々の町・・・
それが私の町である。

多くの人々に開かれた教えだからなのか、遊行寺では様々なイベントが行なわれている。
本日はECHO BEATS湘南なるイベントが開催されていたので、チラリと立ち寄ってみた。
金ピカの阿弥陀如来さまが鎮座される本堂でライブあり。
境内ではアートパフォーマンスやマーケットあり。
なーんか、ゆるーい感じで皆が楽しんでいる。

時宗の修行には、一日中念仏を散々唱えるという念仏三昧がある。
念仏三昧だったからか、このお寺には〝三〟という文字が多いらしい。
念仏三昧、酒三昧、音楽三昧、食三昧、踊り三昧・・・
すべてを味わいつくせということか?
今というときを三昧したいもの。
今週の火曜日にも、遊行寺を三昧予定の私。
ステキな場所に暮らしていることに感謝。

満月と無意識

2009年10月03日 | 私の感じたこと
中秋の名月だった今夜。
真ん丸にお月さまは輝いていた。
満月って感情を高ぶる作用があるとか・・・

そんな影響か、ついに仕事を辞めたい意向を伝えた。
以前ブログに書いたように、Oリングテストというものが出来なくなった。
患者さんの虚実(弱っていたり強すぎたりする経絡)や弱っている箇所を探す際に必要なOリングテスト。
それは3週間以上過ぎた今も同様な訳で・・・
まるでパソコンの出来ないOLさん。
まるで車の運転が出来ないドライバーさん。
私って役立たずじゃん。

原因は不明。
自分で思い当たることはイロイロやってみた。
神社へ行ったり、気の流れをよくしたり、チャクラバランスを整えるホメオパシーのレメディを飲んだり・・・
鍼灸院でもイロイロやってくれた。
詰まったツボにお灸してもらったり、麻の紐を手首にまかれたり、邪気を除ける石を付けさせられたり・・・
どーんなことをしても一向に回復せず・・・
私モヤモヤ、先生ピリピリ・・・
私と先生の関係が大きく変化していった。
先生の態度が急変したように感じた。
そんな先生に私は不信感を抱いてしまった。
治療で重要なこと、それは〝信頼〟
私は先生を、先生は私を信じられない。
こんな状態って、患者さんに失礼だろう。

辞めるかどうか悩んだ。
きっとOリングテストが出来なくなったということは何か意味があるはず・・・
ここで学ぶべきことはないってこと?
まだ出来ないこと・・・ある。
覚えていないツボの名称・・・沢山ある。
イロイロありそうだけど・・・
次なる道へ進めってこと?
その準備が出来たってこと?
辞めるって決めたら、途端に楽になった。
先のことを考えたら、急に楽しくなった。
インド旅行、四国お遍路、ヴィパッサーナ瞑想合宿・・・

先生と話し合いになった。
時には言い合いになった。
お互いに腹を割って話した。
私が感じていたことを、先生は気付いていなかったり・・・
先生が感じていたことを、私は知らなかったり・・・
言葉を発するほうの意図とは変化して受け取られる言葉。
気持ちとは裏腹に受け取られていた私の態度。
先生としては、鍼灸院の仕事がある程度出来るようになり、もうここで学ぶことはないと無意識的に思っているからOリングが出来なくなっているのではないかと・・・
今後も続けて欲しいということも・・・
無意識を変えるって、簡単なことじゃない。
私としては、次の人が一人で仕事が出来るようになるまでは続けるということを伝えた。