small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

神聖な場所

2006年10月30日 | 南米2006秋
ペルーといえばマチュピチュ。
ペルーへ行ったらマチュピチュ。
もちろん行きました。

クスコから電車で4時間。
一日目はアグアス・カリエンテ(マチュピチュ村)で過ごす。
なんと水着着用の温泉があり。
日本の温泉に比べると、かなり温いから温水プールみたい。
温泉後はセルベッサ(ビール)をグビリ。
その後はダラダラのんびり飲んでた。
どこでも私はこんなっす。

2日目早朝、アグアス・カリエンテ駅よりシャトルバスでクネクネした山道を登る。こんなに登るのってぐらい登るとマチュピチュ入口到着。
オープンとともに入場。
朝靄の中に石の都市が現れる。
想像以上の広さ、見事な石積み技術。
ここは農業研究の場所で段々につくってあるという。
一緒にいった人々と、インカ帝国には間違いなくA型人間が多かったねって話していた。すごく綿密なんだよね。大雑把に石が積まれている所は、ここはO型だねって笑いながら見て回ってた。
この時点では、まだ余裕があったね。

さー、マチュピチュの全貌を見えるワイナピチュへと登る。
(写真奥の急な山がワイナピチュ、ちなみに手前はリャマ)
ワイナピチュの入口で名前と時間を記入。
出るときにも記入する。
行方不明になっていないかチェックしてるんだって。
もう山道、突然急な山道、登ったり降ったり、岩の間を抜けたり、木のハシゴをよじ登り、一時間休み休み歩くと、ついに頂上に着いたーーー
岩の上から360度すべて見渡せる。
さっきまでいたマチュピチュも、シャトルバスで登ってきたクネクネの山道も、アグアス・カリエンテの町も、遠くの山々も、すべてが見える。
はっきり見える。キレイに見える。
私たちが歩いている間に太陽は昇りきっていた。
あー、大変だっただけある景色。

ここでメキシコのスピリチュアル団体の人々と出会う。
「あなたは何を求めにペルーに来たの?」
と質問。んー何って何だ?
彼ら曰く、ここはすごいパワースポットでそれを感じに来たそう。
そうだね、皆マントラ柄のトレーナー着てたしね。

つい欲を出し、ワイナピチュの裏側にある月の神殿へ行ってしまった。
これまたアップダウンアップダウン、人の姿もなくなり、この道であってるのか不安になる。自分達の息づかいしか聞こえない。休みを取ることが増え、だんだん足も上がらない。
そこへ広がった静かな空間が・・・月の神殿へ到着。
インド好きそうな白人が瞑想し、また違うスピリチュアル団体が石のパワーを感じている。その団体の代表者と話したところ、日本の七神社巡り(多分七福神かな?)のように石本来の気をそれぞれに感じているとのこと。私もトライしてみた。うん、石によって発している気が違う。強いもの弱いものがある。

石ってスピリチュアルなモノ。
インカ文明ってスピリチュアルな文明。

ちょっとブレイク

2006年10月30日 | 読んだ本のこと
旅から戻ると、図書館で待ちに待っていた本が届いていた。
なんせ100人以上待ち、あー読む前から楽しみ。

それは・・・
劇団ひとり著『陰日向に咲く』

おお面白い。
彼のネタを見ているような面白さ。
サラサラ、サクサク読める。
同じ作者が書いているのに、各章ごとに主人公のキャラが文体がまったく違う。
一人一人のキャラが輝る。
さりげなく登場する別の章の人々。
一つの話でも、全体でもクスリと笑いながら読める。

ひとりは天才だね。
間違いなく天才だね。
んー、やはり本はいいね。
読書の秋だね。

ほのぼの

2006年10月28日 | 南米2006秋
インディヘナの人々は写真嫌い。
「写真いい?」って聞くと、首を横に振られることが多かった。

子供以外、カメラ無視のこの感じ好き。
写真よりゴハン、ゴハン。

大好きな場所

2006年10月28日 | 南米2006秋
どこの国でも、どこの街でも、必ず行く場所。
それはメルカド(マーケット)
人の生活臭が強ければ強いほど好き。
野菜やら生肉やら食堂やら・・・

クスコのメルカドでは、怪しい警察官に話し掛けられた。
危ないから気を付けろって注意されるのかと思いきや・・・ 
カンボジア(多分)のお札を両替しないかって言われて・・・
しかも表示してある値段が裏と表と違う。
これって偽札?

14角の石

2006年10月28日 | 南米2006秋
まったく隙間なし。剃刀一枚入る余地なし。
12角の石は有名で、撮影スポット。
こっちは静かに、誰にも気付かれてなさそうだった。
なぜ?

ペルーの街

2006年10月28日 | 南米2006秋
どこの街にもカテドラル(大聖堂)とアルマス広場がある。
それらを中心に街が形成されているよう。

12角や14角の石の壁で有名なクスコは石文化がもっとも発達した場所。
インカ帝国の首都らしく、山々に囲まれた街は茶と白の建物でまとまったキレイな都市。
ここまで来るとインディヘナの人々の姿が多く見られた。

アヤパンとアゲパン

2006年10月26日 | 南米2006秋
無事日本へ帰国したアヤパンです。
インド友達hiyococcoはなぜか私をアヤパンと呼びます。
少しづつ今回の南米旅行をアップ予定。
グラシアスな日々が懐かしいなーーー。

まずはペルーの首都リマから。
到着した時は、ペルーは危ないって思っていた。
夜なんて外出禁止でしょって思っていた。
が、街中には警察官が・・・1メートルごとにいるじゃん。
思っているより安全みたい。

初日のゴハンは同じ宿の人々とチャイナタウンで中華。
スペイン語のメニュー分からず・・・
ワンタンスープとスゴイ量の炒め物とチャーハン。
んー食べきれず。

帰国する日にもチャイナタウンへ。
ここに〝ウドン〟と〝沖縄そば〟があるって噂。
日本人長期旅行者には評判の味。
たどたどしいスペイン語で聞きまくり、やっとたどり着く。
うどんとアゲパン付きで5ソル(2ドル弱)と安い。
鶏だしの汁、カマボコと鶏肉の具、手打ち平麺、ショウガが効いた優しい味。
ペルー料理に飽きた胃に染み渡る。
アゲパンを出汁につけても美味い。
こりゃ、毎日食べたい味。
一緒に行った長期旅行の二人は明日も来るって言ってた。

いつでも、どこでもチャイナタウンには助けられる。

今夜フライト

2006年10月24日 | 南米2006秋
あまりブログアップ出来なかった今回の南米旅行。
毎度のことながら、ご心配かけております。
いやいや、一ヶ月にペルー・ボリビア・チリと三カ国を周遊、実に忙しく駆け回る毎日でした。

あれからポトシの鉱山ツアー、ウユニ塩湖二泊三日ツアー、そしてチリへ。
行きたかった所、やりたかった事は一応クリアー。
実に充実した日々だった。
恐い恐いと思っていた南米は、実に愛するべき人々の国だった。
彼らを見ていると、私まで笑顔になった。
彼らと話していると、言葉なんていらないのかもって思った。
彼らは親切で、陽気で、太陽のような人たち。

今日の深夜フライトで南米を離れるのが信じられない。
もう日本へ帰国するのが信じられない。
それぐらい、この国に馴染んだ。
次回の旅は三ヶ月以上にしょうと、すでに思う私でした。
まだまだ凝りてません。

旅での出来事、出会った人々の写真は日本帰国してからアップします。
とにかく無事日本へ帰国出来そうです。

ラパスとソパス

2006年10月14日 | 南米2006秋
ボリビアに入国して三日目。
特に危険なことはなく、首絞め強盗や窃盗にあった話も聞かない。
でも、時々後ろを振り返る用心深い私。

ラパスはボリビアの首都。
世界一標高が高い首都。
想像していたより都会です。
人々の活気がすごい。インド並かも。
物価は安い。
ランチとか街の食堂にて1ドルぐらいで、前菜、スープ(ソパス)、メイン(今日は牛ステーキ)食べれちゃう。
その一方、オシャレなカフェでコーヒーを飲むと1ドル強しちゃう。
この価格観は上海並かも。

ここには世界各地の旅行者がいるのだけど、アルゼンチン人によく出会う。
ペルーのプーノからのバスの隣の席もアルゼンティーナのマリオ。
彼はネックレスやブレスレットを作って売りながら旅を続けている。
国では学生であり、シェフらしい。
スペイン語しか話せない彼、スペイン語が分からない私。
指さし会話帳は大いに役立ちました。
ムーチョグラシアス。
彼のようにモノ売りをしながら、南米を旅しているペルー人やチリ人やアルゼンチン人が、この街には多い。
陸続きだから出来るのだろう。
そんな彼らとの交流は楽しい。

今晩に鉱山の町ポトシへ移動。
なんかスケジュールがタイトになってきた。
先を急がねば・・・

明日ボリビアへ

2006年10月11日 | 南米2006秋
久々のブログ。
なぜか忙しい今回の旅。
何が忙しいのか不明だが・・・
それだけ旅が充実しているということで・・・

前回はナスカの地上絵。
あれからウネウネとした山道を走る長距離バスに乗りクスコへ。
ペルー人乗客は吐いていたよ。
夜で真っ暗のバス車内に吐いている音だけが響く。
クスコは標高3399メートル。
到着後、その日は少々頭痛あり。
少し歩くだけでも心臓がバクバクして、空気の薄さを実感。
しかし、この街は茶と白でまとまった綺麗な場所。
首絞めのメッカだったらしいが、現在はまったくないとのこと。
ここで快適な日本人宿にドップリ。

体も気持ちもクスコに慣れた3日後にマチュピチュへと向かう。
マチュピチュ村の温泉へ行ったり、昼から飲んだくれたり、日本と変わらない私。
そんな次の日、今回の旅の目的の一つマチュピチュへ。
天空都市でした。
すごい場所でした。
石のパワーを貰いました。
朝日に照らされたマチュピチュは神秘そのもの。
マチュピチュが一望出来るワイナピチュという山に登り、次の日は鼻の日焼けと筋肉痛に悩まされた。テヘッ。

そして現在はチチカカ湖畔にあるプーノ。
ここは富士山より標高が高いらしい。
毎日、鼻のとおりが悪く感じるが空気が少ないせい?
昨日までチチカカ湖にある島巡りツアーへ参加。
一泊二日で島の人の家へホームスティ。
葦で出来た島へ行ったり、島のフェスティバルへ参加したり、民族衣装を着て踊りまくったり、ホームスティ先のママのゴハンに感動したり、島に登る朝日を拝んだり、と大満足、大充実のツアー。

そんな感じで楽しい日々を過ごしています。
詳しくは日本帰国後アップする予定。
明日はバスで隣国ボリビアのラパスへ。
クスコやプーノで多発していた首絞め強盗がラパスへ移動したようで、結構危険らしい。
新たに気を引き締めて入国するよ。
では、また旅報告します。