small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

裏高尾山で滝行

2009年09月27日 | 修行のこと
高尾山の北側へバスで向かった。
バスを下車した目の前は、トンネル工事のため山が削られていた。
いつもの高尾山口側では気付かない高尾山の違う顔。

山を15分ほど徒歩で登ると、蛇滝に到着した。
本日はこちらで滝行をご指導いただく。
あまりに静かでヒッソリとした場所なので、多くの人々で賑わっている高尾山と同じ山とは思えない。
高尾山口側が表、北側は裏。
高尾山口側が陽、北側は陰。
山にも陰陽が存在して、山のバランスを保っているのだろう。

蛇滝をお守りしているのは〝青龍大権現さま〟
水があるところは龍の神さまが多いもの。
蛇、龍、クンダリーニ、シバ神、ヨガ・・・
今年の初詣は軍刀利神社(ぐんだり)だったけ・・・
軍刀利神社の語源はクンダリーニって説もあり。
よく考えると、すべてが繋がっているもんだ。

般若心経などの法楽の後、滝場の掃除。
気持ちが徐々に引き締まる。
神さまの存在を徐々に近く感じる。
場を清めた後は、自分自身を清める。
塩を口に含み、三度ゆすぐ。
右足、左足、右手、左手、頭に塩で清める。
上記の順番で、「南無青龍大権現」と言いながら水で清める。
口を、体を、心を清めた。
五体投地を三度する。
この段階で、初めて蛇滝の全貌が見えた。
水は細長い蛇のように落ちている。

「南無青龍大権現」と叫びながら、右足、左足、右手、左手の順で入滝。
入滝している間は、手を組んで「南無青龍大権現」と何度も叫ぶ。
先達のかたが般若心経を唱えてくれている。
だが、その声は聞こえなかった。
自分が叫んでいる声だけが聞こる。
自分と滝だけが、そこに存在しているよう。
蛇滝は優しい。
まるで滝に包まれているようだ。

今までは・・・
初滝行は高尾山の琵琶滝。
滝行の作法や滝の迫力でいっぱいいっぱい。
自分に向き合う余裕などなかった。
続いて、御岳山の綾広滝。
強烈なパワーの滝に対峙するだけで必死だった。
苦しくて苦しくて仕方なかった。

高尾山の水行修行は琵琶滝と蛇滝の二ヶ所ある。
琵琶滝が男性、蛇滝が女性。
琵琶滝が父、蛇滝が母。
まったく違うタイプの滝、あなたはどっち派?

高尾山の水行修行に興味のある方はこちら

モンゴル映画のご案内

2009年09月26日 | 友人たちのこと
メキシコのサンクリストバル・デ・ラスカサスという長い名前の町の日本人宿で、関西人ぶり100%のニイサンに出会った。
ゴハン作ってもらったり、食堂へ飲みに行ったり。
夜な夜なダウンタウンの松本人志のラジオを聴いてたっけ。
偶然、キューバの田舎町で再会したっけ。
いつでもアニキっぷり発揮のニイサンの名は〝カメイさん〟。

そんなカメイさんが、この度モンゴル映画を監督しました。
モンゴルという国を大絶賛していたかと思ったら、ついにモンゴル映画を監督しちゃった。
旅が映画に、映画が旅に・・・
予告編を見ただけで、旅人心がくすぐられた。
今から先行上映会が楽しみである。

旅人のみなさん、
モンゴル好きのかた、
ホーミーに興味のある人、
倍音で心身ともに振動してみませんか?
↓予告編を観るだけでも、振動が伝わってくる・・・

映画『チャンドマニ ~モンゴル ホーミーの源流へ~』予告編


下記、監督よりメッセージ

この度、渋谷アップリンク・ファクトリーにて先行上映をおこなう映画『チャンドマニ ~モンゴル ホーミーの源流へ~』をご案内させていただきたく、ご連絡いたしました。

本作は、モンゴルのホーミーや伝統音楽、遊牧民の生活を映し出した映画です。主人公の若きホーミー唱者二人が、モンゴルでのホーミーの故郷とされるチャンドマニ村を目指すロードムービーとなっています。

豊富な地下資源のために外貨があふれだし、急激な変化を遂げていく現在のモンゴルでは、自然と共に生きてきた遊牧民が遊牧をやめて、現金収入を得るため首都ウランバートルに集まっているのが現状です。
それを見た監督の亀井岳が、「遊牧民の生活と美しい自然の中で育まれてきた本来のホーミー」を今、映像に刻み付けておかなければならないと感じ、2008年にモンゴルへ行き、撮影をおこないました。

本作の先行上映会(初公開)を、10月19日(月)渋谷アップリンク・ファクトリーで開催いたします。
是非一度ご高覧頂けますと幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

公式サイト

『チャンドマニ ~モンゴル ホーミーの源流へ~』先行上映会
日時:2009年10月19日(水) 19:30上映(19:00開場)
場所:アップリンク・ファクトリー
(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2F tel:03-6825-5502)
料金:1,500円(1ドリンク付)

お問い合わせはコチラまで
chandmani@me.com


今年もTobeYogaキャンプ

2009年09月23日 | yogaのこと
ただいまーーー
昨年に引き続き、TobeYogaリトリートキャンプ2泊3日に参加。
やはり、ヨガって素晴らしい。
心も体もノビノビして気持ち良い。

TobeYogaとは、トベさんという男性が教えるハタヨガ、アイアンガーヨガ。
インドのヨガアシュラムで知り合ったトベさん。
頼れるアニキであり、人をグイグイと引張るリーダーであり、向上心あるヨギ。
毎回、TobeYogaを受けて感じることは・・・
トベさんのヨガは進化している。
去年より今年のほう、教え方が的確でヨガを存分に感じられた。
一日目から三日目のヨガクラスは、徐々にヨガに心も体もほぐれてから、ヨガを存分に堪能できるという流れ。

更に、キャンプ内容も充実だった。
敷布団が用意されていたり、キャンプファイヤーをしたり・・・
そしてゴハン内容も・・・
昨年はタイグリーンカレーとインド豆カレーというカレー三昧。
それで充分に満足だったんだけど、今年はひと味もふた味も違った。
一日目夕食:炊き込みゴハン、けんちん汁、ひじき煮物
二日目昼食:インド豆カレー、チャパティ
二日目夕食:ファラフェル(イスラエルの豆コロッケ)、トマトカレースープ、ゴハン
キャンプなのに、バラエティに富んだメニューばかり。
日本、インド、イスラエル、エスニック好きには堪らん。
参加者全員で作るのも楽しかったし、ちょっとした失敗も外ゴハンの醍醐味ってことで、どれもこれも美味しかった。

普段、TobeYogaは吉祥寺でクラスあり。
今までに一回しか行ったことがないけれど・・・
昨年のキャンプで一緒だった人々との再会、新たな人々との出会い、奥多摩の自然、ヨガ、森の中の呼吸法、マントラ、温泉、花火、キャンプファイヤー・・・
すべてにリトリートされた。
自分の心と体が開いたのを感じた。
心が閉じ気味で、体の気が停滞していたよう。
本当に心と体は繋がっている。
体の流れを良くすれば、心が健全でいられるのか・・・
心が開いていれば、体が健康でいられるのか・・・

ちょっとヨガから遠ざかっていた私は、ヨガの素晴らしさを再認識。
自分自身でヨガしたり、また寺ヨガに通ったりしようっと・・・

TobeYogaに感謝。

昨年のTobeYogaリトリートキャンプの日記
TobeYogaについてはこちら

当たり前の幸せ、当たり前が幸せ

2009年09月19日 | 私の感じたこと
先日、メキシコで知り合った看護師のmomoちゃんと会った。
彼女とは場所を超えても、時を越えても、すぐに打ち解けられる。
同じ周波数で共鳴しているのか・・・
お互いの波動が似ているのか・・・
とにかく有意義なときだった。

彼女との話は、いつも深い。

「当たり前に思える幸せについて」
食べること。
入浴すること。
テレビを見ること。
買い物すること。
寝ること。
誰もが何気なくしていること。

それって、すごい奇跡的な幸せ☆

彼女は精神科や小児科などを渡り歩いてきた看護師さん。
多くの死や重病の患者さんに出会ってきた。
入院している患者さんが、彼女の行為により幸せを思う瞬間。
入浴してあげたり、マッサージをしてあげたり・・・
何気ないことが、すごく効果があるという。

私も働く鍼灸院の患者さんから感じること。
治療を始めたばかりは、痛みがあるので顔が険しい。
体の具合が回復すると、顔が穏やかに変化する。
ある腕が痛くて下げられなかった患者さんも、症状が治まったときに言っていた。
「今まで当たり前にしていたことが、また出来るようにって本当に幸せ」

人って・・・
今が幸せでも、まだ上があるよう思ってしまう。
上にある幸せを求めてしまう。
本当は自分が生きていることが奇跡☆
病気や怪我は、時に気付きとなる。
自分の周囲には幸せが散らばっている。
そんな現在に、状況に、すべてに感謝したいもの。

落ち込んでいる私は、彼女から確かなエナジーを戴いた。
momoちゃん、いつもステキな時をありがとう。
人との出会いに感謝。

鎌倉の夜

2009年09月15日 | 外ゴハンのこと
鎌倉へ行って、毎回思うこと。
この街の夜は早い。
小町通りは、観光客仕様で19時に真っ暗。
いったい鎌倉市民は、どこでゴハンを食べてるんだ?

本当の最後ってことで、アメリカ永住する従姉夫婦と夕方から鎌倉。
まずは、ご挨拶ということで鎌倉八幡宮へ向かう。
新しくなった舞殿では日本舞踊のご披露あり。
シトシト降る雨の中、舞う人々の姿は優雅。
ここだけ時間が、ゆーっくり悠久タイム。
昨日・今日・明日の三日間は、鎌倉八幡宮の秋の例大祭。
本殿にお参りして、下へ戻ると神輿を担ぐ男たちの声が聞こえた。
ちょうど神輿を八幡さまに奉納するよう・・・
雨など気にせず、神輿を担ぐ日本男児は勇ましい。
祭囃子は日本人の心を躍らせる。
祭りは日本人であることを思い出させる。
明日は流鏑馬、夜にはデジタル掛け軸あり。

しばしブラブラしていると、私の携帯電話が鳴った。
鎌倉で評判の和食居酒屋企久太さんからだった。
八幡さまに来る前にお店へ立ち寄ったら、すでに満席状態。
席が空いたら、連絡を戴けるということで・・・
これまた抜群のタイミング。
すぐに店へ向かい、美味しい料理と酒に舌鼓を打つ。
ホワホワの卵焼き、地アジ刺身、カボチャの空揚げ、枝豆チーズ、揚げナスのポン酢和え、なめこ雑炊・・・
新鮮な食材を丁寧に料理しているお味ばかり。
周囲を見回すと、年配のご夫婦や地元の人が多そう。
こりゃ、良い店発見。
和食は落ち着く味ってことで、従姉夫婦も大満足だった。

鎌倉の夜も捨てたもんじゃない。
まだまだ知らない鎌倉があるんだろうな。

Oリングテスト

2009年09月13日 | 日々のこと
前回、調子が悪いと書きましたが・・・
もっとも困ったことに〝Oリングテスト〟というのが出来なくなり・・・
これって、鍼灸院で働く私にとっては致命的。

〝Oリングテスト〟とは、親指と人差指で作った輪が開くか閉じるかどうかで、被験者にとって好ましくないモノ、物質の振動数が被験者に害があるモノが判明する方法。
代替医療や東洋医学では多く利用されている。
私が働く鍼灸院でも、この方法を用いて患者さんの気が弱っている経絡や悪いツボを判定して、治療に用いているのだ。
それが先週水曜から出来ず・・・
それは土曜まで続き・・・

いったい、何が原因なんだろか・・・

体の調子が悪いと狂うこともあるという。
軽く腰が痛いからだろうか。
すぐに治療してもらったが戻らず・・・
先天性に弱い首かと思ったけれど、最近は首の調子悪くない。
体の調子は悪くない。

いったい、何が原因なんだろか・・・

邪気や強い念の影響で狂うこともあるという。
んー、最近で強すぎる邪気を受けた記憶なし・・・
誰かに強い念を送られているのか・・・
こちらも該当がないような・・・

原因不明、解決策なし。
私の滞在意識に何が起きているんだ。

そういえば、最近氏神さまの神社へ行っていない。
神さまへの感謝が足りていないのだろうか。
毎月どこかの神社へ出向いていたが、先月はどこへも・・・
神さまと繋がる、それが魂と繋がる道。
明日は氏神さまの神社へ参拝します。

この時期は・・・

2009年09月11日 | 日々のこと
ここ2週間ほど調子が悪い。
動く気になれず、休みの日は自宅待機状態。
心が静止モード。
今週からは仕事中に軽い腰痛登場。
ついに体の不調も現れた。
業務に支障を及ぼす不調ぶり・・・
どうやら、心も体もゆっくりしたいらしい。

何が原因だろか?
夏の疲れか・・・
涼しくなった朝晩の冷えか・・・

今年の夏も充実していた。
あー、楽しかった。
お伊勢参り、海のライブ、BBQ、富士登山、断食道場、高尾信徒分峰修行会・・・
それ以外にも、懐かしの友人たちと飲んだり、新たな友人たちとゴハンしたり・・・
こりゃ、遊びすぎか・・・
やはり、夏の疲れか・・・

ついでに、数日前まで窓を開けて眠っていた私・・・
そりゃ、明け方に体が冷えるってもんだ。
腰痛の原因は、間違いなく冷えだ。
皆さんも、この時期の冷えには要注意ですよ。

この時期って、毎年あまり調子が良くない。
一昨年には夏の南米旅行から帰国したら、訳分らん部署に変わっていて会社を辞めたっけ・・・
8年前には語学留学先のニューヨークがアメリカ同時多発テロで大パニック、私自身も大パニックになったっけ・・・
そんなことを今日、9月11日に思い出す。
不調の原因は、この出来事に関係しているかもしれないと思ったり・・・

休んだ後は動く。
下がった後は上がる。
調子が悪かった出来事は変化のきっかけ。

EFTタッピング

2009年09月08日 | 健康のこと
きっと、誰にでもトラウマってあるはず。
それは幼い頃の傷だったり、恋の後遺症だったり、事故のフラッシュバックだったり、前世からの記憶だったり、身近な人の死だったり、誰かから投げられた言葉だったり・・・
体に影響を及ぼすトラウマから、日常生活では気付かないほど心の底に沈んでいるものもあるだろう。

自分自身でトラウマや不安や悲しみを取り除く方法。
それが〝EFTタッピング〟である。

〝EFTタッピング〟とは・・・
①アスペクト:問題を特定する
②アファーメイション:主張とフレーズを宣言する
③シークエンス:特定の12ヶ所のツボをタッピングする
④ナイン・ガミュート:手の甲のツボをタッピングしながら、8つの神経関連の動作をする
⑤シークエンス:もう一度、特定の12ヶ所のツボをタッピングする

たったこれだけ、なーんて簡単。
自分のアファーメイションを真剣に唱えながら行うことがポイント。
意識すること、イメージすること、自己治癒力を信じること。
ツボは心と体を刺激する。
心と体は繋がっている。
この方法は鍼灸院で働く私にとって興味大。

ってことで、自己実験。
今年1月、自転車乗車中に3度の交通事故。
それから自転車に乗れなくなった。
また事故に遭うかも・・・
今度は大事故になるかも・・・
完璧に事故後トラウマに・・・
〝自転車に乗れるようになる〟ってのが目標だな。

《参考にした本》
ギャリー・A・フリント著
『EFTマニュアル―誰でもできるタッピング・セラピー』

高尾山のこと

2009年09月03日 | 私の感じたこと
都内にありながら、自然の宝庫である高尾山。
昔から山伏の修行の場である高尾山。
ミシュランガイドで★★★の高尾山。
多くの登山客で賑わい、山が荒れたといわれる高尾山。
天狗伝説が伝わり、霊山でもある高尾山。

そんな高尾山が大きく変わるかもしれない。
昨年からトンネル工事が開始され、湧き水が出なくなったり、滝の水量にも影響が・・・

高尾山に滝は三つある。
清滝
琵琶滝
蛇滝

高尾山口駅すぐにあるのが清滝。
一般的な滝行は琵琶滝。
ひっそりと北側にあるのが蛇滝。
この蛇滝が来年には水が出なくなるという噂あり。

滝行というのは山で修行する際に、最初に行なうもの。
禊と同じ意味を持ち、日常の垢や塵を払い、神聖な山へ入る準備となる。
いつも初心で、滝と向き合い、自分を内観する。
長さや回数は重要ではない。
心持ちこそが重要である。

そーんなことが、先日の高尾山信徒峰中修行会のときに戴いた『高尾山報 修験道特集』に書いてあった。
すべての記事が興味深い。
すべてのお言葉が有難い。
驕らず、貪らず、愚痴らず・・・
慣れると驕る。
好きだと貪る。
嫌だと愚痴る。
自分の日々を思い返し、一人反省。

今年ラスト滝行は、蛇滝に決定。
来年の滝開きで水が出ないってこともあるだろう。
すべては変化している。
後悔しないようにしなくては・・・
ついでに今月末までオープンしている高尾山ビアマウントへ飲みに行かなくちゃ