small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

タンポポコーヒー

2010年04月18日 | お気に入りなこと
奥多摩からの帰り。
代々木公園で行われているアースデイへ行くには、ちょっくら遅い時間。
以前から気になっていた大船にあるにじのわへ行ってみよう。

大船駅からモノレール沿いの道をトコトコ歩く。
うろ覚えの地図を思い出しながら歩く。
確か、この辺だったような・・・
あれ、違ったかな?
って思うぐらいに、目的の店は見付かった。

温かな手作りだらけの店内、数々のフェアトレード商品、力の抜けた自然体の店主、私のツボな本たち・・・
ちょっと様子見に立ち寄っただけだったけれど、お茶を飲むことにした。
野草繋がりってことで、ノンカフェインのタンポポコーヒーを戴く。
結構、タンポポコーヒーの香ばしさが好き。
以前から欲しかった本を読んだり、店主の方と話したり・・・
ユルユル、ホコホコ、ダラダラ・・・
のーんびり温かなときを過ごす。
こんなお店が近くに欲しかったんだ。
次回は、ゴハンを食べてみたい。
きっとホッとするゴハンなんだろうなって思うから・・・

にじのわ
カフェ&ピースマーケット
鎌倉市小袋谷2-1-5
OPEN:12時~23時
定休日:火曜日

お近くの方は行ってみるといいさぁ~

お伊勢参り作法

2009年07月12日 | お気に入りなこと
ただいま~伊勢神宮から戻りました。
行きも帰りも、車で10時間のショートトリップ。
しかも、高速道路使わず・・・
一般道だけなのに渋滞に一度も引っ掛からず・・・

伊勢神宮は二度目。
前回は伊勢神宮の重要性も分らず、大きな神社って気持ちだけで初詣に訪れましたが、今回は違います。
私が働く鍼灸院の先生は伊勢神宮達人。
年間二度以上、すでに40回以上行っているそうな・・・
先生からのアドバイスで、今回は上級なお伊勢参りとなりました。

伊勢神宮は外宮→内宮の順番にお参りするもの。
人の少ない早朝がオススメとのこと。
私たちは6時半に外宮をお参り。
こちらは衣食住などの産業をお守りする豊受大神をお祀りしています。
二拝二拍手一拝。
再度こちらを訪れることが出来たことに感謝。
着るモノ、食べるモノ、住む場所があることに感謝。
日本という国が繁栄するよう・・・
世界が平和になるよう・・・
そんなことを拝む。
自分のことは願うのではなく、毎日が無事過ごせることに感謝する。
それが神社の作法というもの。

続いて、内宮をお参り。
今回は一般の人より、少しだけ御正宮にお祀りされる天照大神さまの近くでご参拝できる〝御垣内特別参拝〟が目的です。
〝御垣内特別参拝〟とは、二十年に一度社殿などを新しく移す〝神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)〟にご奉賛すると可能になるもの。
脈々と1,300年前から続く〝神宮式年遷宮〟
平成25年に62回目が終了となります。
しかも、すべてが終了するのは8年間という長い年月を要しているのです。
現代には考えられない時間の概念・・・
ただ、ため息が出るばかり・・・
〝御垣内特別参拝〟には、一回限りと7年間何度も参拝可能な2種類があります。
一回限りは千円~、7年間は一万円~。
私たちは一回限りを選択。
名前入りの協賛員証を戴けます。
正式に神さまにご参拝するので、服装は重要。
男性はスーツもしくはモーニング。
女性はそれに準じたもの、やはりスーツが無難なよう。
一応ワンピース着用の私・・・カジュアルすぎか・・・
ちょっと不安・・・いや、かなり不安・・・

まずは、御正宮の天照大神さまにご挨拶。
日本の神さまの中で、一番の神さま。
ご参拝する際のお賽銭は、小銭だったらアラ塩で洗い、和紙に包んで持参するといいそうです。
お札はピン札がいいそうです。
一般の神社でも同じ作法。
今まで神さまがいるか、いないか感じることはあったが、神さまの違いっていうのは分らなかった。
今回、初めて神さまによって異なるということが分りました。
やはり、天照大神さまはスゴイです。
引き続き〝御垣内特別参拝〟へ。
心配した通り、服装の注意あり。
今回は特別ということで、スーツじゃなくてもOKに・・・
まずは塩でお清めされ、宮司さんの後に続いて中へと入ります。
そこはヒンヤリした静寂の空間。
少しだけ神の領域に入ってしまったことを肌で感じました。
静かにご参拝すると、天照大神さまと繋がったようでした。

写真:天照大神さまの荒御魂を祀る荒祭宮

水のまち散策

2009年06月28日 | お気に入りなこと
梅雨になってから雨の日が少ない。
でも、今日はガッツリ梅雨空。
なんだか忙しい天気だったな。

久々の〝あたな〟活動。
静岡の三島へtakaさんの車で向かう。
その途中から、雨がポツポツと降り始めた。
そんな天候なのに、雲の間から富士山がチラリと見える。
数日後には、あの頂上へ・・・
三島でnaoちゃんと合流。
まずは三島大社へご挨拶。
6月30日に行われる大祓式で使用される茅の輪を、和歌を唱えながら左・右・左の順に歩く。
これを行うことによって、日常の穢れが祓えるそう。
なんか心も体も清められたような・・・

沼津港で昼食。
こんな天気だけど、人が多い。
初めての沼津港はどこか遠い港へ来たようで、観光地散策気分で楽しい。
ブラブラしていると、アジの開きを無料配布。
昼食に選んだ店は醤油漬けサバ定食500円。
売っている魚は断然安い。
お得で、新鮮で、美味しくて・・・
魚は鮮度が一番。

そして、以前から行きたかった柿田川へ。
ここは富士山の水が地下から湧き出ているのだ。
その透明感といったら・・・
雨降りなのに、全然濁っていない。
地下から湧き出る水で、砂がボコリと盛り上がる。
現在流れている水は、富士山に10年前に振った雨や雪だそう。
名水100選であり、日本一、いや世界一の水。
ここの水が清水市や三島市の飲料水となる。
本当に静岡って水がキレイ。
だから、美味しい魚が獲れるのだ。

写真:柿田川の湧水

タイコ始めました

2009年05月02日 | お気に入りなこと
夏になると「冷し中華始めました」というビラの文字が飛び込む。
もう夏だねーーー
もう裸足だねーーー
ってぐらい、今日は快晴で気持ちが良い。

そんな最高の気候の中、茅ヶ崎の海へ向かう。
烏帽子岩を横目に、海岸線を歩く。
サーファー、日光浴をする人、BBQを楽しむ家族・・・
居心地の良さそうな場所を求め、更に海岸線を歩く。
海に迫り出した岩場を発見。
そこに落ち着いた。
今日の目的、それはタイコ。
〝あたなわ旅団〟のtakaさんにアフリカンタイコ、ジャンベを習う。
まさか私がタイコを始めるとは・・・
中学生の頃、ピアノを習うが数年で挫折。
ギターを習うも、指が弦に届かず挫折。
そんな私が・・・タイコを・・・
リズム感に自信ありませんが・・・

今日は第一回目なので、基本を習う。
持ち方、手首のスナップ、基本のリズム。
自分が気持ちの良い音を探す。
叩く箇所で音が違うもんだ。
叩き方で音が変わるもんだ。
そんな発見が楽しい。
早く色々と叩けるようになりたいと思う。
まぁ、少しづつ・・・さぁ、練習。

風が強くなった。
波の音が近くなった。
それらに負けないように、takaさんのタイコの音色は響く。
いつの間にか、自然と一体した音に聞こえる。
takaさんのタイコはパワフル。
良き師に、タイコを習える喜び。
今後もよろしくお願いします。

新緑、明治神宮、井戸

2009年04月28日 | お気に入りなこと
アロママッサージの仕事をしている友人と都内でパワーチャージ。
人の体に携わる仕事って、その人の波動を感じること。
自分の波動が落ちているとやられやすい。
だから、時に自然からエネルギーを戴く。

今回の目的地は明治神宮。
都内ど真ん中にありながら、あそこだけ空気が異なる。
原宿口の鳥居をくぐると、静かで澄んだ空気に変わった。
新緑の木々を眺めながら、砂利道を行く。
この季節、木々の新たな勢いを感じる。
すべてが新しく生まれ変わるよう。
目の前に、日本一の大鳥居が現れた。
樹齢1,500年の檜の鳥居は威厳が違う。
つい有難くて、手を合わせる私。
本殿前左には、二本の楠が寄り添う。
夫婦楠で、縁結びや良縁にご利益があるそう。
堂々と枝を伸ばすほうが男性で、遠慮がちなほうが女性と勝手に予測。
本殿でお参りをしていると、大きな太鼓の音色が・・・
こりゃ、結婚式かと思っていると・・・
ちょうど14時、二人の神主さんが登場。
祝詞を上げたり、ご神体にご挨拶したり、これって毎日の慣例?
何をしているのかよく分からずも、なんだか得した気分。
神社仏閣好きとしてラッキーである。

それから今日の見所である明治新宮御苑へ向かう。
この中にある井戸“清正井(きよまさいど)”を探す。
それにしても広い庭園。
茶屋あり、ツツジ咲き、池あり、鯉泳ぎ、菖蒲田あり・・・
一日中ここだけで楽しめそう。
奥のほうのヒッソリとした場所に井戸登場。
石の階段を下りると、小川の中に黒くて丸い井戸から水がコンコンと湧き出ている。
ここが“清正井(きよまさいど)”である。
(写真奥の丸いところ)
覗き込むと、底の石まで澄んで見える。
手を浸すと、トロトロとした感触。
飲料厳禁だがコッソリと飲むと、甘露な味わい。
静かな水面に動きがあると、波紋は丸く広がる。
だが、ここは常に水が流れているので、波紋は手前に広がる。
体が自然に右に回る。
こりゃ、良き波動が出ております。
友人とボーっと過ごしていると、次々と人が訪れる。
ある人は水晶を洗い、ある人は遠くから眺めるだけ。
多くの人は手を井戸に浸していた。
飲んでる人はいなかったけれど・・・
都会の癒しの場。
こりゃ、通っちゃうかも・・・

お宅訪問 武相荘

2009年04月19日 | お気に入りなこと
高尾山修行繋がりの友人たちと、鶴川にある旧白洲邸 武相荘を訪れた。
ここは、かつて白洲次郎と正子が暮らした家。
第二次世界大戦中に農業をするため移り住んだ彼ら。
日本は必ず敗戦すると見抜いていた次郎は、これからは食材が重要だと分っていたらしい。

住宅地の中にありながら、静寂な空間に澄んだ空気が流れる。
なんか気持ちが良い。
いつまでも長居出来そう。
家とは住人の表現の場であり、住人を表す。
次郎の口癖「自分の信じた原則(プリンシプル)には忠実」なのだろう。

萱葺き屋根の母屋
牛小屋を改装した居間
展示してある食器はどれも素敵
隠居部屋を改装した書斎
圧倒される大量の書籍
竹林や水仙が絵のように眺められる廊下
所々に置かれた石仏たち

どこもかしこも本物。
すべてが一流品。
かつての住人たちの暮らしぶりを感じ、彼らが生活を楽しんでいた様子が見える。
少しづつ暮らしやすいように改装する。
いつまでも完成することはない。
そのスタンスが彼ららしい。
んー、こんな家を作りたい。

邸内の散歩道を歩いたり、カフェでケーキと珈琲を戴いたり、見晴らしの良い席でいつまでも話したり、気付けば4時間以上の時間が過ぎていた。
時間を感じさせない居心地の良い武相荘。
やはり、こんな家を作りたい。

武相荘という場所に癒され、
咲く花々や新緑に癒され、
美味しいタベモノに癒され、
楽しいお喋りに癒され、
白洲夫妻の生き方に力を貰った。

日本の神様カード

2009年02月23日 | お気に入りなこと
懐かしい友人よりメールあり。
「日本の神様カードって知ってる?きっとayamが好きだと思うよ」

早速、インターネットでパチパチ調べる。
まさに直球。神社仏閣好きの私好み。
『日本の神様カード』は、日本を御守する代表的な日本の神々48枚からなる。カードのメッセージやテーマ、どこの神社に祀られているか記されている。
タロットカードやオラクルカードは、占ってもらうのは好きだけれど、自分で購入しようと思わなかった。
それが・・・これは・・・心から欲しいと思った。

そして、昨日訪れた広隆さんのサロンを訪れて、一番最初に目に飛び込んだのは『日本の神様カード』だった。
このシンクロ・・・すぐに買うべきだと直感・・・
リーディングの途中で、このカードの話になった。
早速、一枚選ぶように言われる。
その一枚は・・・〝大国主神〟
「ハートと繋がりなさい。
ハートと繋がれば、あなたの真の姿が見えてくる」
そのメッセージに驚いた。
読み進めば、読み進むほど、リーディングしてもらった内容とシンクロしているのだ。
うーん、このカード凄いかも・・・

大安の本日、早速購入した。

ようこそ、わが家へ

2009年02月17日 | お気に入りなこと
一瞬だけ、春のように暖かくなった。
いつもより早く花粉が飛び始め・・・
花粉症の人は大変そう。
私の花粉症も少しだけ再発。
鼻だけグズグズ・・・

花粉症には〝上星(じょうせい)〟ってツボが効果あり。
額中央の髪の生え際から、親指一本分真上のツボ。
鼻がスッキリしない人は、ここを刺激しちゃってください。
私がお灸してあげてもいいよ。

が、また冬の寒さに舞い戻る。
先日、友人に手編みの手袋を戴いた。
だから、私には寒さが少しだけ嬉しい。
指なしだから、手袋を付けたまま何でも出来るのさぁ。
暖かい上に、便利なのさぁ。
私好みの色、レインボー模様、お気に入りです。
ようこそ、わが手元に・・・

一昨日は、北鎌倉のガレージセールへ行った。
ここに住む女性は、来月から無期限でタイへ旅立つそう。
だから、彼女の私物大売出し。
洋服、靴、食器、電化製品・・・
一番気になったのは本棚に並ぶ本たち。
興味深い本ばかり・・・
残念ながら、本は売り出し対象ではなく・・・
結局、タイパン2枚とベッドカバーの布を安く購入。
知らない人のモノが私の手元に・・・
商品が作られたときに息が吹き込まれ、誰かが使うことによって息を吹き返す。
大切に使わせていただきます。

岡本太郎in渋谷

2008年12月09日 | お気に入りなこと
ちょっくら都内へ行く用事があったので、渋谷へ立ち寄る。
目的は40年ぶりにメキシコで発見された岡本太郎作『明日の神話』を見るため。

どどどかーん

とにかくデカイ。
縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画である。
ハッキリとした原色が多い。
岡本太郎が一番好きな色は〝赤〟。
なぜなら血の色だから・・・
彼の本能のまま、彼の情熱のまま描かれた作品。
ジーっと見ていると吸い込まれそう。
なななんか怖い。オドロオドロしいのだ。
なぜって、原爆が爆裂する瞬間を描いたらしい。

この作品は、メキシコの実業家に新にオープンするホテルに展示するために制作された。
その後、経営が悪化したためホテルは未完になった。
長い間、メキシコ郊外の資材置き場に放置されていたのだ。
そして日本で蘇った。
渋谷が終の棲家になるそう。
芸術って永遠だ。

警備員さんが二人いたけれど、今後もずーっと24時間体制で作品を見守るのか気になるところ。