small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

アスファルトの匂いと黒い雨

2005年08月30日 | 私の感じたこと
本日の天気予報はビンゴ。
帰宅時に降り始めた雨に濡れた。雨に染まり始めたアスファルトの道は、独特の匂いを放つ。雨に濡れることって最近あまりない、この匂いも久しぶり。嫌いじゃない、むしろ好き。雨の降り始めにだけ漂う匂い。

昨晩のテレビドラマ『広島・昭和20年8月6日』を途中から、なにげなく見ていた。広島に暮らす四姉弟の原爆の日を迎えるまでの20日間、末っ子の弟が戦地へ出向いたり、姉妹が喧嘩したり、次女が結婚したり、戦争の中でも普通の日常を過ごしている。そして、あの日・・・すべてが一瞬にして消え去る。長女の婚約者が何もなくなった四姉弟の家の跡地で、泣きながら黒い雨に打たれてる姿が印象的だった。

同じ雨、60年前の黒い雨。


花まんま

2005年08月27日 | 読んだ本のこと
今回の直木賞受賞作、朱川湊人著「花まんま」がオススメです。

6つの短編で構成され、アッというまに読み進んだ。
昭和という時代、子供の時を思い出し、ホロリと胸に響く。
電車の中で、読みながら涙が溢れそうにもなった。
どの話も子供が主人公で、そして子供が好きそうな不思議系の話しばかり。
舞台は大阪の下町が多く、貧しいながらも慎ましく生きている人々の姿が浮かんだ。
子供時代は自分の周辺の世界がすべてだった。
外に大きな世界があることを知らず、ただ毎日をその狭い世界でどう生きるかだった。
読み終えた時、自分の幼き日にタイムトリップしたような気分になった。

心休まる風景

2005年08月25日 | 私の感じたこと
家の近くに周辺をコンクリートの道路に囲まれた水田がある。そこだけポッカリと違う世界が広がっているよう。
ここを通る度に、四季を感じる。春に植えられたばかりの弱々しい苗は、夏に青々と生長し、秋にこぼれんばかりの稲穂となる。その稲穂に虫や鳥が群がる。稲の風に揺れる音、虫のささやき、鳥の鳴き声。
自然の中にいると、心が癒える。人間も自然の一部なのだと実感する。


アジア飯第二弾

2005年08月22日 | 食べもののこと
バリ島旅行土産にナシゴレンのペーストを貰った。早速作った。
大好物のナシゴレン、バリ島滞在中は毎晩ナシゴレンを食していた。
完成し、早速食らう。むむむ、辛い、辛すぎる。ナシゴレンはこんな味ではなかったはずだ。なぜだ、なぜなのだ。サンバルの必要がないぐらい。

アジア飯第一弾

2005年08月22日 | 外ゴハンのこと
先日、湘南台にあるタイレストラン「タムラップタイ」へランチに行った。店の中は、タイのポスターや民芸品が置かれ怪しさ満載。タイ人女性二人がたどたどしい日本語で私達を迎えた。
ランチは¥800で、随時二種類。この日は鶏と野菜炒め物と鶏のココナッツ煮だった。私達は迷わず前者。それに青菜とセロリのスープとマンゴーアイスが付く。料理は、さすがタイ人が作っているだけに本格派。甘辛味で私好み。タイを彷彿させる懐かしい味だった。

島唄の夕べ

2005年08月20日 | お気に入りなこと
沖縄三線が趣味の友人に誘われ、葉山一色海岸で7、8月の2ヶ月のみ営業されている海の家BLUE MOONで行われる島唄のライブへ出掛けた。

昔の「海の家」とは違い、現在の「海の家」はオシャレ。自然の素材の竹や木を使ったアジアンリゾート風なモノが増えた。ここも自ら伐採した竹を組み合わせたピラミットのような屋根が特徴。そして目の前は海、海、海。私達が着いた時間は、ちょうど満潮だったので海までの距離が近い。ビールを飲みながら、富士山の横を真っ赤な夕日が海を染めつつ沈む光景を眺める。横にいる外国人集団は、その美しさに感動しているようだ。

暗くなり、波の音だけが辺りに漂う。そこへ待ちに待ったライブがスタート。波の音の間を静かに三線の音色と歌声が響く。大島保克という沖縄民謡界では有名な人らしい。静寂の中に力強さを感じさせる歌声と演奏、そこへ波の音が合う。自然に調和していて、心地よい気分。真横には、料理研究家のケンタロウがライブを眺めていた。夜空を眺めると、満月の月が輝いていた。

燃油サーチャージって?

2005年08月19日 | 私の感じたこと
来月、ニューヨークへ行く。
4年ぶりのニューヨーク、1年半住んでいたニューヨーク。
私にとって、ニューヨークは旅行というより日常の延長、古巣に帰るという感じ。3日間あれば、大好きなベーグル屋へ行ったり、セントラルパークを散歩したり、街を満喫できる。その後、中米か南米へバックパッカー一人旅と計画していたが・・・結局、ニューヨークへ10日間ガッツリ行くことに決めた。

そこで航空券購入。久しぶりのアジア以外の外国。
航空券以外に空港使用料が必要なのは知っていた。
しかし・・・である。燃油サーチャージなる費用が、¥11,500も!!!
何だかんだと航空券以外に¥20,000近く掛かる。高いなー。
いったい、いつから登場したんだ“燃油サーチャージ”。
きっと、イラク戦争後あたり?石油の値段が高騰してるから?石油がなくなりつつあるの?それとも、どっかの権力者が牛耳っているの?きっと後者。

昨年のタイ旅行の時には気にならなかったから、なかったような気がする。

先日、スペインへ行く友人とイタリアへ行く友人と3人で会った時にも“燃油サーチャージ”話題になった。一番高かったのは、やはりアメリカ。
今後もずっと必要なのかな“燃油サーチャージ”って。


岩盤浴

2005年08月15日 | 私の感じたこと
            ↑これが天照石

今年1月、地元に岩盤浴Spa KARAKARAなる施設がオープンした。
温かい岩の上に寝転んでいるだけで、汗が大量に流れるという。こりゃ、時間がある際に訪れねばと思っていた。

お盆休みの今日、行ってきました。
お店へ着くと、岩盤浴の入浴法を説明される。入浴用の作務衣に着替え、石の上にタオルを敷き、うつむけ5分、あおむけ10分、休憩5分の順に2~3回入浴を繰り返す。
早速、着替えて岩盤浴へ向かう。室内は暗めの照明で照らされ、ヒーリングミュージックが静かに流れている。それぞれに上半身の部分まで木で仕切られているので、隣の人の存在が気にならない。タオルを敷き寝転ぶと、心地よい温かさ。ジワリジワリ全身に温かさが伝わっていく。この寝転んでいる石は《天照石》というもので、遠赤外線やマイナスイオンを放出し、体の活性化に有効らしい。徐々に温かいというより熱くなる。汗が全身の毛穴から流れるように出ている。足の甲からも汗が出ている。その汗はベトベトしたモノではなく、サラサラしている。岩盤浴後、シャワーを浴びないほうが、その効果が出ると説明された。
もう耐えられないと思い、休憩ルームへ向かう。着ている作務衣は、汗でビショビショの状態だ。貰ったミネラルウォーターを大量に飲む。さて、また岩盤浴へ戻るか。この後、2回入浴と休憩を繰り返し、終了した。

終了すると、新陳代謝が普段以上に活発になったようで顔は真っ赤、肌はスベスベ、全身はプール後のようにダルイ、体内の毒素がすべて排出したからか。ゲルマニウム温浴もたくさん汗を流すが、今回に比べると子供と大人の差がある。この岩盤浴、クセになりそう。これで¥1,800はお得かも。



ほっとけない・・・

2005年08月14日 | 私の感じたこと
地元のレコード店で探したが、見つけられなかったホワイトバンド。昨日、汐留のWAVEで見つけて、迷わず購入した。

現在、著名人参加で話題になっているホワイトバンドプロジェクト。ホワイトバンドを300で購入すると、世界の貧困を救う活動資金になるという。今この時にも、世界のどこかでは3秒にひとりの子供が貧困で、命を失っているという。飢えで苦しむ子供、エイズで死ぬ子供、劣悪な環境で生まれた子供。
こんな子供たちを、ほっとけない。

ホワイトバンドプロジェクトについて詳しくはこちら

私にでも出来る簡単な世界支援。誰でも気軽に参加出来る人道支援。皆さん、是非ご参加ください。

ご褒美ランチ

2005年08月13日 | 外ゴハンのこと
最近、忙しい日々を送っている。
よく仕事し、よく遊び、よく飲み、よく活動している。全速力で全パワーで動く毎日・・・やはり疲れます。よく頑張てる私。

って事で、カレッタ汐留47階にある「ビーチェ東京」へご褒美ランチ。ここはミラノにある高級イタリアンレストランの日本直営店。47階にあるだけに眺めが最高、東京タワー、皇居など東京が一望できる。その風景に気分も盛り上がる。

さてランチのコースで一番手軽なコースをオーダー、って3,255とランチには高め。これで美味しくなかったら犯罪でしょ。
下記がコース内容。3種類のパンが山ほど運ばれ、食事はスタート。

****前  菜****
夏野菜のクスクス ガスパッチョ風トマトソース モッツァレラ添え

****パ ス タ****
ボンゴレとチェリートマトのスパゲッティー

****メ イ ン****
ポークのオーブン焼き ポテトとインゲンのサラダ添え

****デザート****
マスカットと白ワインのゼリー ヨーグルトムース添え 
チョコレートと焼き菓子

コーヒー、紅茶、カプチーノ、エスプレッソ

前菜は、トマトの爽やかな酸味とインゲンやオクラなどの夏野菜に絡んだクスクスが絶妙な味。夏らしい爽やかさ。
パスタは、んー、普通。ちょっとオリーブオイルの量が多くてギトギトしてる気が・・・ちょっとパンチにかける味。
すでに満腹気味。後はデザートか、って思ったらメインが残ってた。
メインのポーク。パサパサとしてる。しかも特徴がない味。私が満腹だから?付け合せのポテトも、今の私には重過ぎる。
デザートは見た目が、ヨーグルトムースの白、ゼリーの薄ピンク、マスカットの黄緑とキレイ。ヨーグルトムースは少し酸っぱくて美味しい。マスカットのゼリーも甘すぎず上品な味。
焼き菓子とチョコレートは、普通だった。満腹な私には必要なかった。

全体的に、この値段でこの料理って思ってしまった。景色代ってところでしょうか?ゆっくり時間をかけた食事だったから、贅沢な時は過ごせたが・・・