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憧れの沖縄移住。
東南アジア好きで、一年中温かく、テーゲーな雰囲気・・・
はい、憧れます。はい、住みたいです。
朝日新聞に掲載されていた、桐野夏生のメタボラを読んだ。
ナイチャー、ウチナー、記憶喪失、ゲストハウス、バックパッカー、ホストに貢ぐ女、家族崩壊、工場勤務の派遣社員、引きこもり、集団自殺、米軍基地問題・・・
もう現代社会を、これでもかと取り込んだ作品である。
沖縄のゆるりとした雰囲気の中、苦しむ人々ばかりが登場する。
その対比が読んでいて苦しくなる。
沖縄という場所が効果的だ。
本土からの移住者と沖縄現地の人との温度差、東南アジアの一部としてゲストハウスに沈没する若者と沖縄に根付き始めるゲストハウスのオーナー、落ちていく男と這い上がる女・・・
物語は二人の男の目を通して語られる。
同じ現実を彼らが見ても、二人の目に映るものはまったく違う。
生まれ育った環境からか・・・彼らの価値観からか・・・
互いに誤解したり、感情がもつれたり、が最終的には必要とし合う。
底辺社会をもがき苦しむ人々ばかりで、彼らの心の底が巧みに描かれている。
最後の最後まで、誰も救われない作品だ。
なんだか気軽に沖縄に住みたいと言い難くなった。
人が集まるところ、どこでも大変なのだ。
どこで生きるかではなく、どう生きるか・・・それが問題だ。
東南アジア好きで、一年中温かく、テーゲーな雰囲気・・・
はい、憧れます。はい、住みたいです。
朝日新聞に掲載されていた、桐野夏生のメタボラを読んだ。
ナイチャー、ウチナー、記憶喪失、ゲストハウス、バックパッカー、ホストに貢ぐ女、家族崩壊、工場勤務の派遣社員、引きこもり、集団自殺、米軍基地問題・・・
もう現代社会を、これでもかと取り込んだ作品である。
沖縄のゆるりとした雰囲気の中、苦しむ人々ばかりが登場する。
その対比が読んでいて苦しくなる。
沖縄という場所が効果的だ。
本土からの移住者と沖縄現地の人との温度差、東南アジアの一部としてゲストハウスに沈没する若者と沖縄に根付き始めるゲストハウスのオーナー、落ちていく男と這い上がる女・・・
物語は二人の男の目を通して語られる。
同じ現実を彼らが見ても、二人の目に映るものはまったく違う。
生まれ育った環境からか・・・彼らの価値観からか・・・
互いに誤解したり、感情がもつれたり、が最終的には必要とし合う。
底辺社会をもがき苦しむ人々ばかりで、彼らの心の底が巧みに描かれている。
最後の最後まで、誰も救われない作品だ。
なんだか気軽に沖縄に住みたいと言い難くなった。
人が集まるところ、どこでも大変なのだ。
どこで生きるかではなく、どう生きるか・・・それが問題だ。
小説だからなのか、
そこだけ切り取るからそう感じてしまうけど、
しかし絶望から希望は始まる!
人間集まったらどこでも似たようなものです。
高野山でも同じだし。
秩序、道徳、宗教、
愛、慈悲、思いやり、
人間って
さぁこうしよう、こうなろう!
と少し力を入れないと
すぐに方向を見失う生き物なんだろうかと
ときどき不思議になります。
人間って、真っ暗闇を楽しめる人って少ないですよね。先に少しでも光りが、目標が見えたほうが進みやすいはず・・・
力を入れすぎの生き方は崩れやすいし、疲れますよね。
流れるままだと、本当に流れちゃったりするし・・・でも、流れを掴むのは重要ですね。
うーん、いつでも客観的に自分を見詰め、捉えることが重要なのかも・・・
まだまだ修行中の身だな・・・
沖縄はアジア好きな私が好きになれなかった場所です。なぜかと問われるとよくわかりませんが、1週間一人で沖縄本島を旅したとき、あのゲストハウスが・・・沖縄お空気が・・・居心地悪かったのです。
人の集まるところ・・・・確かにそうですね。。。
自分の状態、周囲の雰囲気、その時々によって感じ方とは変わるモノ。
沖縄滞在時には、すべてが合ってなかったのかもね。
沖縄好きな私としては、それは残念。
どこででも生きれる人になりたいです。
そんな逞しさが欲しい。
まぁ、どこにでも住めそうな気はするが・・・