small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

偲ばれて…

2005年07月31日 | 私の感じたこと
17年前、親戚の叔父さんが登山中、転落して亡くなった。

今日は、その叔父さんを偲ぶ17回忌。親戚と叔父さんの友人が集った。幼少期の私には、ただただ怖った叔父さん。友人達が語る若き日の叔父さんの思い出話を聞いていると、意志が強く自分をしっかりと持っていた魅力的な人物だと感じた。亡くなって17年が過ぎても、集まってくれる仲間がいることがその証拠だろう。

初カイロプラクティック

2005年07月30日 | 私の感じたこと
最近、肩が重い。多分、一日中仕事で使うパソコンが原因。

このままでは、肩の重さに潰される…って事で、友人のカイロプラクティック治療院へ。
まずは問診。どんな症状か、今までカイロやマッサージをした経験などが質問される。そして鏡の前で体の歪みを見た目でチェック。どうやら私は、右肩下がりらしい。平常だと左右対象の体が理想だが、それが左右4:6のバランスになっているらしい。姿勢やストレスなどで左右対象の人はナカナカいないとのこと。
その後カイロプラクティック専用ベッドで体の調整開始。両足の長さから体のズレを探し、ズレていれば調節。それが何度か続く。徐々に体が整っていくのを実感する。痛かった部分が平気になる。右肩を回しても違和感がない。治療を受けていると、何だかダルく眠い。こりゃ、効いているのか!どうなのか!そんな感じでフィニッシュ。
ん~何だか効いている気がする。カイロプラクティックは何度か通わないといけないらしいが、今回だけでも良さを実感できた。

女の友情って・・・

2005年07月27日 | 私の感じたこと
前回の直木賞を受賞した角田光代著「対岸の彼女」を読んだ。彼女の本は好きで、以前からよく読んでいた。

この作品は、同い年の女性二人が主役である。平凡な専業主婦の小夜子と旅行会社を起業している女性社長の葵。小夜子が葵の会社の面接へ行くと、二人は偶然同じ大学だったことが分かり、小夜子は葵の会社で働き始める。現在は、真逆な立場にいる二人。お互いのあるべき立場を羨ましがったり、理解しようとする。だが・・・。

現在の二人の立場と葵の過去の話しが交互に語られ、葵の発言や行動はこういう意味だったのかと納得したり、女友達との距離感の難しさを考えさせられた。人との距離感は、人それぞれ違う。あまりに踏み込みすぎられても、あまりにも遠すぎても友情は成立しない。年を重ねるごとに友情と呼べるものが成立しづらくなるような気はする。きっと立場や生き方が多種多様し、分かり合いづらくなるからだろうか。女性の友情と生き方を考えさせられる作品。

この作品内に、ラオスの首都ビェンチャンが出てくる。旅行好きな彼女らしく、他の作品でも世界各地が出てくる。「ここは、私も行ったことがある」と思うと自分もその景色を眺めているような気になる。旅行中の心境が綴られる文章には「私もそう思った」と共感する。旅行好きな人にもオススメの作家。「太陽と毒ぐも」も面白かった。


自家製ピクルスレシピ

2005年07月26日 | 食べもののこと
最近、ピクルスをプレゼントした人から「どうやって作ったの?」「すごく美味しい」と言われることが多い。って事で、レシピ公開。

■材料■
・キュウリ、ニンジン、大根など
・酢 2カップ
・水 2/3カップ 
・砂糖 2/3カップ
・塩 小さじ2杯
・ローリエ 3枚
・鷹の爪 3本
・黒コショウ 少々
・ハーブ類 少々
ハチミツや白ワインを入れてもGood。
野菜やハーブは何でもOk。

■作り方■
①野菜を食べやすい大きさに切り、煮沸したビンに入れる。ニンジンは薄めに切るといい。
②上記の調味料を鍋で沸騰するまで加熱、ピクルス液完成。
③冷ましてから、①の野菜がピクルス液に漬かるまで入れる。
④食べ頃は3日後。ニンジンは1週間後。

私自身も作る度に、調味料、ハーブ、酢の種類などを変え、試行錯誤中。
簡単に作れるので、レッツトライ。

抹茶豆菓子

2005年07月26日 | お気に入りなこと
帰宅すると、実に和を感じる菓子が・・・
抹茶チョコレートのようなものがコーティングされているピーナッツ。抹茶の味が濃く、ピーナッツの香ばしさの後に苦味と甘みが口の中で混ざる。
んー、日本の豆菓子。んー、食べるのを止められない。

その名は「お抹茶ミルクぴぃ」

母の友人がお取り寄せが購入したらしい。
製造元は京都の宇治にある西出製茶場。抹茶といえば宇治だと納得。

これは購入だと思い、インターネットで調べてみたが、ヒットなし。
いったい、どこで買えるのでしょうか?
誰か知りませんか?

麻布十番にて

2005年07月24日 | 外ゴハンのこと
昨日の地震は大きく揺れた。何度も揺れた。
電車は全線ストップし、都市機能は一時麻痺した。

そんな時、私はニューヨーク留学時代の友人たちと麻布十番にいた。
米屋経営の和食「むら田」で夕食をするために・・・ここは出来たての釜飯が有名で、テレビや雑誌にもよく紹介されているらしい。

2階にある店内は白木作りで品のある雰囲気。私たちは前菜に白和え、いちぢくの白味噌掛けを頼み、メインはアナゴ釜飯、味噌味のアサリ釜飯にした。
お通しは大きな皿にゴマ豆腐、枝豆、大根の松前漬けなど5種類が一口サイズにキレイに並んでいる。どれも優しい味。
続いて、前菜がテーブルに並べられた。
白和えは、スナップエンドウ、枝豆、空豆など和えてある。夏らしい見た目と爽やかな味。
いちぢくの白味噌掛けは、煮たいちぢくに甘い白味噌がかかっている。変わった組み合わせに興味津々の私たち。いちぢくの実の柔らかさ、種のブチブチ感が白味噌に妙に合っている。しかし小さい、小さすぎる。4人で分けると一口づつ・・・
しばらくすると、メインの釜飯が登場。まずはアナゴ釜飯から頬張る。アナゴがホクホクと柔らかい。やはりというか、米が美味い。硬さといい、モッチリさといい、私好み。続いてアサリ釜飯もパクリ、アサリのダシが米を引き立たせていて、これまた美味しい。どちらの釜飯も、米が具に負けていない。

全体的に上品な味、上品な量、上品な店だった。
少し物足りない私がいた・・・

頂きもの

2005年07月23日 | 私の感じたこと
近所で家庭菜園をしている方から、よく野菜を頂く。
土つきのタマネギ、曲がっているキュウリ、大きさのバラバラのナス、真っ赤に熟れたトマトなど。形は悪いかもしれないが、味は瑞々しくて美味しい。本来の野菜の味がする。

郡山総一郎写真展(カンボジア)

2005年07月22日 | 友人たちのこと
バッタンバンの軍病院のエイズ病棟にて。
薬も貰えずに、ただ寝ているだけの人々、毎日確実に死が近づいている事を感じながら生活している。(郡山さんのメールより)

今の私が彼らに出来ることは、あるのだろうか?
ただ死を待つだけ・・・私には彼らの心は、すでに死んでいるように思えてならない。
カンボジアに生まれた彼ら、日本に生まれた私。もし少しの違っていたら、私がカンボジアに生まれ、彼らが日本に生まれていたかもしれない。私がエイズ患者として死を待ち、そんな私を見つめる彼ら。

今回の写真は、私の心に大きな黒い波紋を広げている。