small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

野草を食らう

2010年04月18日 | 食べもののこと
早起きして、奥多摩へと向かう。
奥多摩ナチュラリスト協会主催「春の野草を食べてみよう」というイベント参加のため。
雑草俳優の岡本信人の弟子になりたいって思っていたほど、以前から野草やら雑草に興味があった。
自分ではどれが食べられて、どれが食べられないのか・・・
こりゃ、一度詳しい方に聞かねば・・・

まだ桜が咲いている奥多摩駅の川沿いを歩きながら、食べられる野草の説明を受けながら野草を採取していく。
春の野草は、他の季節に比べて柔らかく消化しやすい。
食べられる野草と美味しい野草は違う。
キンポウゲ科、ケシ科、ナス科は有毒性なものが多い。
シソ科、アブラナ科はほぼ平気。キク科、マメ科は大丈夫。
アクが強い野草が多いが、大体天ぷらにするとアクが抜ける。
必要以上には採らない。

食べられることを知っていた野草
タンポポ、ヨモギ、ワサビ、ドクダミ、アザミ
食べられるのが意外だった野草
ユキノシタ、イタドリ、ノビル、椿の花、ハルジョオン、ニリンソウ、イタドリ
色々な野草を見つける。
色々な野草が採れる。
今まで、何気なく生えていた野草たちが食料として見えてくる。
人の意識って不思議。

参加した人たちが、採取した野草たちを種類ごとに並べる。
驚くほどの種類、驚くほどの量。
それらを種類ごとに料理をして戴いた。
タンポポとレタスのサラダ
ワサビの葉の和え物
ハコベやアザミなどの天ぷら
どれもこれも野草独特の苦味や味。
自然をそのまま戴いている感じで、すごく体に効きそう。
予測以上に美味しいもんだ。

こりゃ、野草採取ってば癖になりそう。
まずは、食べられる野草図鑑を購入しようっと・・・

写真:白い花で可憐なニリンソウ

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