small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

氏神さまへご挨拶

2009年01月28日 | 日々のこと
あまりに短期間に交通事故が続く。
2週間で3度も・・・
同じようなシチュエーションばかり・・・
しかも、地元で・・・

ここまで続くと、私も周囲も心配になる。
何か憑いているのか。
後厄だからか。
私が引き寄せているのか。
私のエナジーが弱っているのか。
とにかく、この連続を断ち切りたい。

私が暮す場所で起こっていること・・・
なので、土地の神さま〝氏神さま〟へご挨拶とお詫びに向う。
子供の頃から同じところに住んでいるのに、我が家の〝氏神さま〟がどこだか知らない。
んー、どこだ・・・家族と話し合ってみる。
結論は、住所と同じ名称の〝大庭神社〟。

お参りはヒッソリとした午前中が適しているので、代車のママチャリを返しに行った自転車屋さんの後に向う。
ちなみに、最初の事故で修理が必要になったマウンテンバイクは廃車にしてもらった。
代車のママチャリに乗って、自転車屋さんへ行くだけでビクビク・・・
帰りにマウンテンバイクに乗って帰ってくる勇気なく・・・

さて、地元の川である引地川沿いを歩く。
そこには川に沿って造られた親水公園が拡がる。
こんな近くに、こんな牧歌的な場所があったとは・・・
まったく今まで気付かなかった。
歩いたことによって、初めて気付いた。
そこを抜けたところ、森の中に目指す白い鳥居を発見する。
木々で覆われた長い石段を、確かな足取りで上る。
息を切らして上り切ると、ヒッソリとした無人の神社本殿が現れた。
お寺の鐘あり、手水なし、ここって神社だよね?
邪気を祓うように鐘を鳴らす。
長く暮しているのに、挨拶に来なかったことを詫びる。
これからもお世話になると挨拶する。
お願いごとは何もしなかった。
すべてが終了すると、誰もいない境内に白梅と紅梅の香りが漂っていたことに気付いた。

先日行ったネイティブインディアンのイベントを思い出した。
北山耕平さんが「自分の土地を知れ」と言っていた。
氏神さまに挨拶したことによって、初めて土地に繋がった気がする。

二度あることは・・・

2009年01月26日 | 日々のこと
またも、交通事故に・・・
しかも、前回と同じような状況。
本当に、二度あることは三度あるものです。
今月三度目・・・13日ぶりに警察のお世話になりました。

自宅から職場へ向うため、自転車屋さんからお借りしている代車のママチャリを走らせる。
T字路の横断歩道を渡るため、スピードを落とす。
事故続きなんで、自転車の運転は慎重に・・・
青い車が横断歩道の途中に止まっていたので、こりゃ先に渡っていいのだと思い、そのまま直進すると、突然車が進み始めた。
ってことで、自転車の前輪と車が衝突。
前回同様、道路に倒れる私。
降りてきた運転手さんに「警察を呼んでください」って、慣れたように言い放つ私。
丁度、近くをパトロールしていた警察官登場
代車の自転車に傷が・・・どうしよう・・・
運転者さんは、私の存在に気付いていなかったそう。
まったく左側は見ていなかったそう。
前回の交通事故も、運転者さんの左側確認不足。
前回は車道での出来事、今回は歩道での出来事。
前回は赤い車、今回は青い車。
前回は中年女性、今回は高齢の男性。
前回は左脛、今回は右脛の打撲。
前回より打撲箇所、程度も軽そう。
なんか、なんか、13日前のことがデジャブする。

2週間前にも交通事故に遭ったと知ると・・・
警察官は「厄除けに行ったほうがいい」と言い、
別の警察官は「こういうことは稀にある」と言い、
通っている整形外科では失笑され、
相手の保険会社の人には気の毒がられ、
家族には呆れられた。

ちなみに修理見積もりに出している私のマウンテンバイク・・・
修理に5万円弱掛かるそう。
新車購入が3万5千円だそう。
ってことで、廃車にすることにしました。
当分、自転車には乗りません。
いや、怖くて乗れません。
私の不安が、事故を引き寄せているのか・・・

乳がん自己チェック

2009年01月24日 | 健康のこと
またも自転車乗車中、車と接触したayamです。
今回は軽くかすっただけ・・・何事もなく・・・
でも、すごーーーーーく気を付けて自転車に乗っているのに・・・
慎重な運転で、特に曲がり角に気をつけているのに・・・
今まで事故とは無関係だったのに・・・
何で、こうも続く?何か学ぶことがあるのだろうか?

今日も健康の話。
昨日、住んでいる自治体主催の〝女性のための健康づくり〟なるセミナーに参加。
第一回目の内容は〝乳がん自己触診〟だった。
恥ずかしい話だけど、この年まで私は乳がん検査をしたことがない。
興味はあるのだけど、行く機会がない。
いやいや、行くべき。いやはや、検査すべき。

まずは自分でってことで・・・
本日、お風呂上りに早速実行。
生理が終って、1週間から10日後ぐらいに・・・
鏡の前で、両腕を上げて自分の乳房を眺める。
ひきつれ、くぼみ、ただれなど、特に異常なし。
次に、人差指・中指・薬指の三本指の腹で乳房を触る。
乳房の外側上方の発症率が最も高く、次いで内側上方なんだって。
この部分を念入りに調べる。
少ないけれど、乳首にも発症するらしい。
しこりなど、気になる点なし。
この〝乳がん自己触診〟は、月に一回はすべき。
面倒臭がらず、毎月の定番としないと・・・
自分の体は、自分が敏感にならないと・・・
体について、自然治癒について、病気について、最近色々と考える。
現在読んでいるキャロライン・メイス著『7つのチャクラ』に、ガンを持つ人は未解決な人間関係の問題、完結していない状況、感情的な問題を抱えていることが多いとある。
感情と体、精神と体、ストレスと体・・・

第二回目の〝女性のための健康づくり〟はピラティス。
ピラティスは初めてなので、今から楽しみである。

やはりネック

2009年01月23日 | 健康のこと
気付いていたことだけど・・・
やはり、私の弱いところは〝首〟だった。
風邪をひいたり、空気が悪いところにいたりすると、必ず〝喉〟が痛くなる。
去年の冬は、編み物をしすぎて〝首〟の調子が悪くなった。
だから、私は第5チャクラの部分が弱いという自覚はあった。

働く鍼灸院で診察してもらう。
少し前にも、鍼体験ってこと診察してもらった。
その時には、粘膜系が弱いってことだった。
今回は、やはり出ちゃったよ。
首が弱いって・・・頚椎弱し・・・
そういえば、私って生まれてくるとき首が曲がっていたそうな・・・
それを砂袋で真っ直ぐにしたって聞いたような・・・
だから、首が弱いのかもしれない。
これって先天性なのかな。
右側を向くと、左側の首の付け根が痛い。
自分では、ちょっと痛い状態が当たり前になっていた。
毎朝、首のストレッチはしていたが・・・
首に鍼をしてもらう。
左肩にお灸をしてもらう。
ちょっと左へ向くのが楽になった。

〝私って健康〟と思っていたけれど・・・
体の左右バランスが悪かったり・・・
最近、足先だけが冷え性だったことに気付いたり・・・
自分で自分は、健康体だって過信していたのかな。
色々と改善すべきことが多そうです。

写真:久々に編み物しちゃった。ショール完成。
この時期、首に巻物手放せぬ・・・

あれから一週間

2009年01月20日 | 日々のこと
事故から早いもので、一週間が過ぎた。
もう遠い過去のことのよう。

結局、怪我した箇所は・・・
右足の脛とヒザ、左足の脛と腿の打撲のみ。
すでに痛みはなく、腿だけ触るとちょっとだけ痛い。
打撲で青アザになっている箇所も、色が黄色に変わり、元の肌の色へ。
もうヨガしても大丈夫なほど、非常に早い治癒ぶり。
一週間ぶりに整形外科へ行った。
他に痛みや違和感がないので大丈夫だろうと・・・
多分、後遺症もないだろうと・・・
本当に頭・首・腰を打っていなくて良かった。

なぜか、事故より便秘に・・・
私って便秘知らずだったのに・・・
食事も生活も変化ないのに・・・
なぜだろか。
右側から強い衝撃を受けたから、大腸系に異常が生じたか・・・
事故により体全体が緊張しているのか・・・
それも今日解消された。
体って、本当に不思議。

あとの問題は自転車。
現在、自転車屋さんで修理代の見積もり作成中。
代車のママチャリは、マウンテンバイクより姿勢良く乗れる。
マウンテンよりママチャリのほうが首に負担が少ない。
そんな新発見。
負の出来事でも学ぶことは多い。

自由と自立

2009年01月18日 | イベントのこと
告知していた大磯にあるエピナールさんの職・食まつり学園イベントへ。
ユルユル、ダラダラ、トロトロとリラックスした一日。

醍醐さんに気功を習う。
〝気〟が付く言葉って、何気なく使っているけれど多いもんだ。
元気、空気、やる気、気持ち、気になる、気圧、内気・・・
まだまだある。
気功ってのは〝気〟を練ること。
呼吸を整える調息、心を整える調心、身体を整える調身。
この3つが重要らしい。
まずは呼吸の練習、最初に吐き、自然に吸う。
続いて、動物のような動きに合わせて気を動かす。
今日は〝熊〟熊のように大きく、熊のように強く。
うーん、自然に力を抜いて動くって難しい。
体のどこかに力が入る。
気功・・・奥深い。短時間では掴めぬ・・・

友人naoちゃんのインド式ヘッドマッサージ〝マプナポ〟は、暖炉横での出店。
そりゃ、暖炉にあたるでしょ。
そりゃ、暖炉に爆ぜる薪に夢中になるでしょ。
いつまで眺めても飽きない。
一日中、見ていられる。
それは私だけじゃない。
友人たちと暖炉を囲み、ユルユル過ごす。
まるで、外国のどこかにある日本人宿にいるよう・・・
こうして一日が、あっという間に終っちゃうんだよね。

ダラダラとしていたら、残っているのは知り合いばかり。
エピナールさんのオーナー中里さんと語る。
友人komame夫婦は大磯で自家焙煎珈琲beans mart oikosを営み、中里さんと知り合い。
更に、千葉で自給自足の生活をしている友人たちLove&Rice宅を設計したのは中里さんである。
繋がった、点と点が線になった。
中里さんも元は旅人であった。
そして、エピナールさんのデザインは船であるそうだ。
旅人が戻ってくる場所にと考えたそうだ。
だから、バックパッカーである私たちが落ち着く場所だったのだ。
旅という自由、旅人の自立を応援しているとも・・・
表現したい人々が表現出来る場所にしたいとも・・・
こりゃ、旅人祭とかしちゃう?
旅人座談会、旅写真展、世界各国の料理販売・・・
んー、楽しそう。んー、企画しちゃおうかな。
旅人の皆さん、一緒にやりませんか?

最後に、「出会えて良かった」
心から飛び出した言葉を頂いた。
私たちこそ、旅人を認めてくれる人と出会えて良かった。

写真:夏に遊びに行った際のLove&Rice

大磯のイベント告知

2009年01月14日 | イベントのこと
皆さんに、ご心配をお掛けしているayamです。
昨日の今日、すでに日常活動中。
いまのところ、打撲による青あざのみ・・・
ちょっと足首に違和感があるかも・・・
打撲を和らげるため、働く鍼灸院で鍼をしてもらった。
そうしたら、ヒザを折り曲げるのが楽に・・・
東洋医学の神秘だね。

こんな私ですが・・・
18日(日)に大磯のエピナールさんで行われる≪職・食まつり学園≫へ遊びに行きます。
このイベントは、エピナールさんで毎週金・土・日曜日に行われ、出店する店も色々と変わります。
昨年の冬至イベント〝一軒家でキャンドルナイト〟で、初めて訪れたエピナールさん。
ここはどこ?って思うほどステキなお家なのです。
キャンドルナイトに一緒に行った友人のnaoちゃんが、18日(日)にインド式ヘッドマッサージ〝マプナポ〟で出店します。
癒しのnaoちゃんのマッサージ・・・
きっと夢の世界へと導かれること間違いなし。
ヘッドマッサージ以外にも、ホメオパシーの相談も可能。
色々と気軽に相談しちゃってください。
っていうか、気楽に遊びに来ちゃってください。
気功師の醍醐さんのワークショップあり。
伝統工法の家づくりの手がける日高保さんの講演あり。
joliさんの雑貨やスィートあり。
ヘッドマッサージしてもらおうっと・・・
気功を習おうっと・・・
こりゃ、楽しくなりそう・・・

大磯エピナール
ADD:神奈川県中郡大磯町国府本郷1221
(大磯駅からバスになります)
TEL&FAX 0463(73)0948
職・食まつり学園
OPEN:10時~18時

お近くの方、ご興味がある方、一緒に遊びましょ。
ってことなんで、komame待っているよ。

事故に遭ったとです

2009年01月13日 | 日々のこと
今日の午後・・・
人生で初めて・・・
交通事故に遭いました。

それは、自転車でヨガへ行った帰り道のこと。
サーファー通りなる湘南らしい道路を走行中、横道から飛び出てきた車。
避けようと迂回するも、避けきれず右横に車が体当たり。
「あー」という間に、左側へ倒れた。
このまま車に巻き込まれるか・・・
こりゃ大ケガ覚悟か・・・
ここで私の人生は終わりか・・・
ってなことを、一瞬考えた。
車は即停止、私は倒れただけで済んだ。
道路に打った左側が痛い。

「大丈夫ですか?本当にすみません」
車から降りてきた女性が言う。
うーん、立ち上がれる。
うーん、左足が痛いぐらい。
体の異常は、他にはなさそう。
彼女は車を、私も自転車を脇に寄せる。
これからどうすればいいのか、二人とも分からない。
警察に電話すべき、病院へ行くべき、自転車を修理すべき?
彼女はダンナさんへ、私は母親へ電話をして、どうするべきか確認する。
で、警察を呼んだ。
寒空の下、警察を待つ。
事故という大変なことなのに、実感がなかった。
それは彼女も同じようだった。
長々と警察を待つ。
警察の前に、私の母親が現場に到着。
母親の姿を見た瞬間、なんだか涙が溢れた。
事故という事実に、緊張していた自分に気付いた。
そんなこんなで、警察到着。
どの位置で接触したとか、どこで気付いたか、などの現場検証あり。
どうやら停止線から左折しようと、右を走るバイクに気を取られ、左を確認せずに曲がっちゃったんだって・・・
それで、左側の私に気付かず・・・

我がマウンテンバイク・・・
ハンドルは右に曲がり、サドルの皮が破け、チェーンが外れてた。
トボトボと自転車を引きながら、自転車屋さんまで歩く。
自転車屋さんで自転車を見てもらう。
ハンドルとチェーンは、すぐに直った。
だけど前輪を支える部分が曲がっているので、走っていると右側へ傾いちゃうってことだった。
しかもメーカーに換えがないかもしれないとのこと。
買い換えたほうがいいかもと・・・
ありゃりゃりゃ・・・
後日、自転車屋さんに修理の見積もりをしてもらわなければ・・・

自転車屋さんの後、整形外科へ向う。
徐々に腫れてきた左足の脛。
自賠責で保険が利かないって、いくら掛かるんだ?
診断、レントゲン、薬・・・
もしかすると、足の腫れが下に下がるかもしれないと・・・
他の体の部分が痛くなるかもしれないと・・・
2、3日は静かに安静し、1週間は様子を見たほうがいいとのこと。
保険料は相手の保険会社から病院へ連絡があり、今日から保険会社から引き落とされるってことだった。
自宅に戻る頃には、左脛以外に、左腿、右脛も打身あり。
他にも出てきそうな感じ・・・
また病院へ行くべきかもしれない。

事故っていう大変なことに遇ったけれど、相手の女性が良い人で良かった。
大事故にならず、怪我は軽症で良かった。
もしかしたら、これから体のことを学ぶ私へのギフトかも・・・
そんな風に前向きに捉える私・・・

地を知る

2009年01月11日 | イベントのこと
それは昨日のこと・・・
鎌倉の極楽寺にある古民家にて、先住民クラフトショップMiddles主催のネイティブ・インディアンのイベントへ行った。
ネイティブインディアンって、以前から興味があるけれど知識ゼロの私。
急ぎ、パネリストである北山耕平さんの『虹の戦士』を読む。
なんか素朴な内容で好き。こりゃ楽しみ。

里をひらくプロジェクトVol.1
「自分の足元を知ることから始めよう!」
新春!北山耕平VS辰巳玲子ネイティブ大放談!
インディアンに学ぶ ~大地に交わり生命を祝福するということ~

『ホピの予言』上映
 ↓
アナンさんメディスンフードランチ
 ↓
辰巳玲子さんによる火起こし
 ↓
港敦子さんによるアイヌユカラ
 ↓
北山耕平さんVS辰巳玲子さんによる新春大放談

こんな流れだった。
午前中から始まり夕方まで・・・

『ホピの予言』
ネイティブインディアンであるホピ族に口承で伝わる精霊の教え。
父なる天、母なる大地と共生していた人間たち。
白い人々によって、物質社会へと移行していった人間たち。
浄化である第一次大戦や第二次大戦。
すべてのことは予言されていた。

自然を忘れてしまった人間たち。
大地から離れてしまった人間たち。
このままではいけない。
そんなことを気付き始めた人々、約40名が集まっていた。
だからだろう、北山耕平さんの語りは熱かった。
永遠と思えるほど語っていた。
自分の住む地を知り、自分の聖地を探し、自然の声を聞き、次の世代に伝えろ。
そんな熱いメッセージだった。

会場のアナンさん宅は築70年というステキな古民家だったし、
知らない人々と火鉢を囲んだり、
インド人であるアナンさんのベジランチは新鮮な味ばかりだったし、
PARADICE ALLEYのパンたちは力強かったし、
なかなか火が付かなかった火起こしを皆で見守ったり、
太鼓を叩きながら東西南北へ祈ったり、
アイヌユカラの心地好い音に聞き入ったり、
北山さんの話に納得したり、
辰巳さんの母性を微笑ましく感じたり、
色々なヒントを得れた日。
まずは自分の足元を見詰めよう。
大地と繋がろうと思ったのだった。

だが、本日参加したアーユルヴェーダ講座で、ドーシャ(体質)チェックをしたら、〝地〟の要素であるカッパが一つだけ・・・
以前は、もうちょいあったような・・・
ドッシリとか、腰を据えてとか、私には足りてないよう。

お灸の練習

2009年01月08日 | 日々のこと
新しいことが、なかなかと覚えられんayamです。
これって、年なのか?
それとも、ただ不器用なだけ?
とにかく、お灸に悪戦苦闘中。

ってことで、自宅でお灸の自主練習。
働いている鍼灸院では、主に二種類のお灸を施す。
ツボに米粒ほどのモグサを何度も重ねる〝点灸〟。
これはツボによって、人によって、何度重ねるか異なる。
もう一種類が、キスチョコのような山型にしたモグサをツボに乗せる〝知熱灸〟。
これは熱くなったら取るお灸である。

私が苦手なのが前者〝点灸〟。
左手でモグサを米粒ほどに軽く捻り、右手でツボに乗せ、お線香で火を付ける。
燃え尽きる手前で、ギューっ熱さを逃がす。
その間に、左手で次なるモグサを作成。
これが一連の手順。
これを何度か、一つのツボに対して繰り返すのだ。

モグサをフワリと捻るコツってのがあるらしい。
何って訳ではなく・・・
「頭で覚えるより、体に覚えさせろ」
ってことらしいんだけど、そのコツが掴めぬ。
指が自由に動かん。
手が攣りそう。
「こうだ」「そうじゃない」
って聞く人によって違うし・・・
皆それぞれに、自分のやり易いやり方をしている。
出来ない自分が情けない。
出来ない自分に悔しい。

こりゃ回数を重ねて、指先に、体に覚えさせるしかない。
とにかくモグサを捻る。
おっ、なかなか形になってきたかな。
次は人体実験である。
自分のツボにモグサを乗せ練習。
はい、手の合谷は痕になりました。
まるでタバコの根性焼きのようです。
この年で、根性焼きです。
どうやら、私は痕が残りやすいよう。
ってことで、次は足で練習。
婦人科系に良いという三陰交に・・・
合谷より上手に出来た。
痕にならずに済んだ。
まだまだ私のお灸練習は続く・・・
次はどこに・・・