small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

ひとっ風呂浴びて

2008年05月28日 | 健康のこと
まだ夢の中・・・
ガツガツ観光する気になれず、少しだけ寺院巡りをして、途方に暮れる。
そんな時に目に入ったのが京都タワーである。
この地下三階に大浴場があるという。
こりゃ、久しぶりに風呂でも入るか・・・
帰りの高速バスまでは時間があるから・・・

いやはや、驚いた。
時代錯誤な大浴場である。
そこは昭和のノスタルジーをタップリと感じさせる場所だ。
ドーーーーンと真ん中に大きな風呂があり、あとはサウナのみ。
各自が使う水道も昔ながらの手動調節・・・
んー、入っている人々も一癖も二癖もありそうである。
しかもオバチャンばかり・・・
湯の温度は暑すぎて、長く入れない。
オバチャンたちは大きな風呂とサウナ前にある水風呂の往復する。
その水風呂って、入るものではなく掛け湯するものでは・・・
交互でオバチャンが水風呂に入るたびに水が洪水のように溢れる。
もう何でもあり・・・無秩序状態・・・
しかし良い湯である。

髪の毛を乾かしていると、ヴィパッサーナ瞑想合宿が一緒だった人に偶然出会う。
なんだかホッとしちゃった。
つい声を掛けちゃった。
少し二人で語った。
ちょっと混乱していた状態から抜け出れた。
こんな偶然って有り難い。

京都よ、素晴らしき日々をありがとう。

京の味巡り 第三弾

2008年05月28日 | 外ゴハンのこと
ヴィパッサーナ瞑想合宿が終了して、施設を出て山を下りた。
近くのバスターミナルまで車で送ってもらう途中、心臓バクバク。
これって久しぶりの車だから?それとも車のスピードが早かったから?
とにかくドキドキ、バクバク、ソワソワ・・・
体と現実がシックリ合わず、ずれているような気分。
バスに乗っても、それは続く。
電車に乗り継ぎ、そんな話を参加者の子たちとする。
私だけではなかったようで安心、久々の外的な刺激たち。
電車が京都駅に近づくほどに少しづつ慣れてきたような・・・

今日こそ、この間訪れた際にお休みだった錦市場にある八百屋池政が営業しているいけまさ亭へ向う。
ずーっと菜食だったから、いきなり肉類はキツイ。
やはり体に良いゴハンが食べたいって思った。
町の八百屋さんの奥で、カウンターとテーブルだけというこじんまりとした営業だった。
本当にここかと疑っちゃうほど・・・
メニューは昼は月替わり定食1,800のみ。
あれ?ペーには1,500って聞いたけど・・・

《5月の定食内容》
カツオのタタキ
麩まんじゅうと野菜の炊き合わせ
椎茸と白身魚の天ぷら
青豆の胡麻和え
ゴハン

うわー、カツオにのっている紅葉おろしで舌がビリビリする。
私が考えている以上に味覚が敏感になっている。
久しぶりに魚を食べたけれど、やはり美味しい。
野菜は本来の味が損なわれない調理だし、椎茸は肉厚で濃い味がする。
いやー、値段は高いが本当の料理。
ヴィパッサーナ瞑想に二度目の参加していた子が、前回のときに街の定食屋さんでゴハンを食べたら、化学調味料の味に気持ち悪くなったって言っていたことを思い出す。
なんとなく、その気持ちが理解できた。

美味しいものを食べるという煩悩は捨てきれず・・・

京の味巡り 第二弾

2008年05月27日 | 外ゴハンのこと
錦市場を探索したり、鴨川を眺めたり、一澤信三郎帆布へ行ったり、バックパックを背負いながら活動。
そりゃ、疲れます。
そりゃ、荷物少なくても重いです。

がっつりとモーニングを食べたのに空腹。
んー、何を食べよう。
こりゃ、南米友達ペーに教わった店へ行こうっと・・・
野菜好きな私は錦市場の「いけまさ亭」へ向う。
すると、臨時休業の張り紙が・・・ガッカリ。
気を取り直し、ペー情報のおばんざいの美味しい店へ向う。
万菜 はせがわはおばんざいが食べ放題、ゴハン、味噌汁、主菜の魚料理一品付きで950とお得である。
カボチャ、肉じゃが、コンニャク、サツマイモ、高野豆腐、切干大根の煮物など10品が並ぶ。それを好きなものを好きなだけお皿に盛り付けて、いざ食す。
うーーーーん、ダシが効いた上品なお味。
ちょっと私には濃いかも・・・
このぐらいだと、ついゴハンが進んじゃいます。
主菜の魚料理は鯛の煮付け、これまたお上品。
そういえば、魚も当分食べれないんだな。

京の味巡り 第一弾

2008年05月27日 | 外ゴハンのこと
京都へ到着したのは朝6時すぎ。
こんなに早く着いても、どこへも行くところがないって・・・
途方に暮れる私・・・
そうだ、モーニングでも食べに行こうっと♪
ということで、京都に多数存在するイノダコーヒー本店へ向った。

そこは古い建物を今も使用しているモダンな雰囲気。
店員さんもキビキビと朝から爽やかに動いている。
京の朝食 1,050
(オレンジジュース・サラダ・スクランブルエッグ・ハム・クロワッサン・コーヒー付き)
モーニングの定番をオーダー。
コーヒーはアラビアの真珠という豆で、すでにミルクと砂糖が入っているとのこと。
久しぶりに豪華な朝食を食べた。
当分は食べれないハムステーキをほうばった。
やはり、コーヒーは砂糖抜きにすればよかったと思った。
朝から贅沢で、ノンビリした雰囲気に包まれた。

ヴィパッサナーを終えて

2008年05月27日 | 瞑想のこと
昨日の早朝、京都より夜行バスで帰宅しました。
10日間のヴィパッサナー瞑想コースを無事終了することが出来ました。
いやー、10日間も誰とも話せないって出来るかなって思ってた。
いやー、瞑想ってよく分からないって思ってた。

ところが・・・
すごく良かったです。
瞑想というものが理解出来ました。
日々無駄なことをよく話しているのだと実感しました。
自分のガサツさや無駄な動きを思い知りました。

さて、どんなだったかというと・・・
まず、10日間は下の戒律を守る。
①生き物を殺さない。
②盗みを働かない。
③性行為を行わない。
④嘘や悪い言葉を使わない。
⑤酒・麻薬の類を摂らない。
ということは、食事は必然的に菜食となる。
更に瞑想度を高めるため、10日間は瞑想の先生と生活面のマネージャー以外とは話してはいけない。目配せなども禁止である。
更に、本を読んだり、文章を書いたりも出来ない。
もちろんテレビやラジオはない。
そこにあるのは自然の音だけ。

これが一日のスケジュール。
4:00am  起床
4:30am~ 6:30am 瞑想
6:30am~ 8:00am 朝食と休憩
8:00am~ 9:00am グループ瞑想
9:00am~11:00am 瞑想
11:00am~1:00pm 昼食と休憩
1:00pm~ 2:30pm 瞑想
2:30pm~ 3:30pm グループ瞑想
3:30pm~ 5:00pm 瞑想
5:00pm~ 6:00pm ティータイム
6:00pm~ 7:00pm グループ瞑想
7:00pm~ 8:30pm 講話
8:30pm~ 9:00pm 瞑想
9:00pm~ 9:30pm 質疑応答
9:30pm  就寝
グループ瞑想以外の時間は自分の部屋で瞑想でも可能。
自分の部屋って8人部屋だし、人が出入りして落ち着かないので、結局瞑想ホールへ行っていた。
休憩時間は庭を散歩したり、シャワーを浴びたり、洗濯をしたり、お昼寝したり、3日目ぐらいには自分の中で一日の流れが出来た。
こういう生活になると、楽しみは食事。
食事は野菜中心ながら、様々なメニューで美味しかった。
こんなに昆布をたくさん食べたこともないってほど食べた気がする。

この瞑想法は自分の呼吸を感じ、自分の感覚を感じるというもの。
1日目
瞑想をする際、とにかく足が痛い。
2日目
なんだか昨日から嫌な思い出や悪夢ばかりを見る。
3日目
夜、寝付きが悪い。浅い眠りになる。
4日目
この日から瞑想時に動いてはいけなくなり、気絶しそうなほど足が痛い。瞑想に集中するどころではないほど・・・
5日目~6日目
驚くほど瞑想に集中出来ない。前日のほうが集中出来ていたはず・・・雑念と妄想ばかりが浮かぶ。
7日目
瞑想していると過去に出会った人、もう自分の人生には関係ない人、忘れていた人々や思い出がフッと蘇ってくる。
8日目
瞑想時に温かさに包まれ至福感を感じる。これが瞑想の良さなのだと初めて分かる。だが、この至福感ばかりを追い求めてはいけないようだ。
9日目
瞑想の途中から体が前後に動くようになる。それを客観的に見つめている自分がいる。
10日目
やはり体が前後する。感覚が鋭くなっているよう。
私の場合、こんな感じでした。
人が10人いれば十人十色というように、終了してから聞いた話は色々でした。でも、誰もがヴィパッサナー瞑想の素晴らしさを述べていた。ここは人を選ばず、宗教を選ばず、人種を選ばず、懐が深くて、押し付けていないところがいい。
大満足で合宿先を後にし、町へ戻るとそのギャップに驚く。
なんて多くの音が、色が、人が存在するのだろうと・・・
あそこでの生活は第一歩、日常にヴィパッサナー瞑想を実践する、これからが本番だ。

興味のある方はこちら
誰かがこのブログを読んで、行こうというキッカケになればいいと思う。
ちなみに私は2年前に旅したインドのヨガアシュラムで出会った人々の影響。

写真:気持ちの良いダンマバーヌの庭

昨日そして明日

2008年05月12日 | 日々のこと
昨日
小雨降り、驚くほどの寒さの中、恒例の旅人バーベキュー。
いやいや、こりゃ中止かと思いきや決行。
さすが旅人たち、どんだけ寒くても、どんだけ風が吹いても、人は集まる。何人かは寒いから来なかった・・・残念だけど、それが普通かも・・・
この状況下でのバーベキューだと、友人にメールをしたら「さすがMだね」とのこと。基本的に旅人ってマゾ集団かも・・・
その後、小雨は止んだが曇り空。
この私が缶ビール2本飲むのがキツイ、そんな寒さ。
その後はワインを飲み続けたが、いくら飲んでも体は温まらず・・・
寒いものは寒い。

明日
ついに京都へ向う。
例のヴィパサナ瞑想10日間コースへ参加するためだ。
ってことで、明後日から携帯電話、メールなど一切通じません。
当面ブログもお休み。
しばらく音信不通になるので・・・
戻ってきたら、詳細報告します。
とにかく、その場を、自分を楽しんできます。


もう一つの原宿

2008年05月08日 | 日々のこと
ついに足を踏み入れた。
山手線の日暮里駅と池袋駅の間は未体験ゾーンだった。
お婆ちゃんの原宿という異名を持つ巣鴨へ行った。
赤パンツが目を引く下着屋、巣鴨名物の塩大福屋、が並ぶ巣鴨地蔵通り商店街をブラブラ歩く。商店街やら市場好きな私は堪らない。普通の商店街より100倍面白い。歩いている人々の80%はお婆ちゃん、しかも4,5人の団体さまが多い。
商店街半ばに位置する〝とげぬき地蔵〟へ向う。
いやー、想像以上に小さい。
オバアで賑わい大行列かと思いきや、すぐに自分の番。
お地蔵さまに水を掛けて、タオルでよくなりたい箇所を拭く。
やはり頭・・・次は顔・・・なぜかお腹・・・
ちょっとだけ感動、ちょっとだけ健康になったよう。
って、体のどこも悪くないんだけど・・・
いやー、巣鴨はオバアを元気にしますわ。彼女たちのパワーを感じる。
女性はいくつになっても元気、その一方オジイたちは何処・・・

その後、駒込にある六義園へ向う。
ここは3月にはしだれ桜、5月はツツジが有名。
って、すでにツツジは咲き乱れた後・・・
ツツジの枯れた花だけが残っている。
なんか汚い。すごくガッカリ。
花の季節って一瞬だから難しいよね。
特に最近は気候が変だから・・・

最後に大塚駅にある串駒で飲む。
日本酒好きには有名な店らしい。お料理からして、のん兵衛系ツマミのみ。そりゃ、私は大喜び。
久しぶりに日本酒に手を出しちまった。
しかも食前酒的な軽く発砲している日本酒からスタートして、徐々に濃厚な日本酒にしてくれるという。とにかく店員さんがすごく日本酒に詳しい。全国各地の酒蔵巡りをしていて、日本酒しか飲まないそう。
日本酒を飲むと、深酔いして二日酔いになるイメージだった。
が、美味しい本物の日本酒は違う。
味の違いやら、産地やら、知れば知るほど楽しいし美味しい。
グビグビ飲んでいると、店のオーナー登場。このオーナーがまた良い。世捨て人のようで、仙人のようで、フワリとした雰囲気。
私たちのテーブルで日本酒片手に語る。それが押し付けがましい感じじゃなくて、さりげなくて良い。

未体験ゾーンには知らないことが、たくさんあって楽しい一日だった。
まだまだ東京は深い。
まだまだ日本は興味深い。

悪天候につき

2008年05月03日 | パンのこと
あー、本当だったら鎌倉でアウトリガーカヌーに乗るはずだった。
あー、雨が降っている。
あー、波が高い。
なんてことだ、中止になった。

ってことで、葉山にあるブレドールのモーニングを食べに行くことにする。am8:00~am11:00まで1,200円でパンが食べ放題。
9:30すぎに到着すると、すでにチラホラと待っている人々・・・ボーっと30分ほど待って入店する。スープかサラダのどちらかを選び、ホットコーヒーはお替り自由とのことで迷わず頼む。さー、後はパンを待つばかり・・・
しばらくすると、バスケットに3種類のパンが目の前に・・・ホカホカっす。アーモンドデニッシュはサクサク、レーズンのパンにとろーりチーズが入ったレザンベールは最高。他にもクロワッサン、ピザ、ビール酵母のパン、アップルパイ、カレーパンなどなど・・・焼き上がるたびに各テーブルに配ってくれるんだ。
そりゃ、満腹でも食べちゃう。
こちらのパンはフカフカでホワホワ♪
結局5個以上食べちゃった。
にしても満腹すぎて動けない・・・

ブレドール
神奈川県三浦郡葉山町一色
TEL:046-875-4548

満腹すぎるから歩く。
散歩がてら葉山をテクテク歩く。
近くにあるカノムパンまで歩く。
ここは月・火曜日はタイ料理屋、金・土・日曜日はパン屋という変り種。
パンは硬めの、咬めば咬むほど味がありそうとのこと。
ここって、まさに私好みじゃない。
住宅街にあり、場所は分かりづらい。
でも、発見したときは嬉しさ倍増。
外観から東南アジアチックだ。
いざ店内へと思ったら、pm12:00からだった。
雨の中、あと30分待つのはキツイ。
今回は満腹だし断念。
次回、タイ料理の日でもパンの日でも必ず来ようと誓う。

カノムパン
神奈川県三浦郡葉山町一色1490

最後に逗子にあるわかなぱんへ向う。
この間のHanakoの「鎌倉&湘南特集」にも載っていたお店。
以前はパン販売だけだったんだけど、カフェも始めたとのこと。
こちらも住宅街の中にあり、ちょっと分かりづらいかも・・・
店内は暖かな木造りでノンビリ出来そう。
しかも、私の好きな硬いパンばかり・・・スコーンもある。
●山ぶどう(カレンズとクルミ入り)
●ココアクランベリースコーン
満腹だと、目も胃も欲しくない。
で、この2つのみ購入。
どちらも素朴で自然な甘味で美味しかった。

わかなぱん
カフェ:神奈川県逗子市新宿1-5-14
    TEL:046-872-4262
    営業日:水曜日~土曜日
        10:00~17:00

こうして、雨の日のパン屋巡りは終了した。
その後、満腹ながらワインを飲み始めたのだが・・・
つい深飲みになったことは言うまでもないだろう。

旅とは運命か、宿命か・・・

2008年05月03日 | 私の感じたこと
ここ最近、旅熱が再燃焼しつつあり・・・
そりゃ、前回の南米旅からすでに9ヶ月・・・
よくここまで日本に沈没していたってもの・・・
しかも、久々に東南アジアへ行きたいんだよね。
っていうか、あっちに沈みたい。

そんな気持ちを満足させる本を本屋で発見、即購入。
服部直美著『世界のお弁当 心をつなぐ味レシピ55』
(情報センター出版局)
各国のお弁当の写真やその国のお弁当事情が書かれている。
行ったことのある国のことを思い出したり、まだ行ってない国へ行ったような気分になれる。
国の特色って料理に大きく出る。
しかも、お弁当って家庭の母の手作りのもの。
それは、どこの国でも変わらないものだ。

旅気分が上がった私は驚くべきニュースを発見。
一気に下がったわ。
「ボリビア中西部のポトシ州の観光地ウユニ塩湖に向かう途中、日本人5人と現地の運転手、ガイドの計7人が乗った車が対向車と正面衝突し炎上、7人全員が死亡した。対向車にはイスラエル人ら7人が乗り、イスラエル人5人全員を含む6人が死亡した」
そこは行ったことのある場所だった。
私も彼ら同様現地のツアーに参加した。
しかもイスラエル人とイギリス人と同じツアーだった。
南米を旅する人、旅した人なら行くべき場所、かなりメジャーなところ・・・
そこで車の事故。
これって、運命なのかな?
日本でも、旅先でも事故に合う人はあうのだろう。
そんなことを考えてしまった。
彼らのご冥福を祈り・・・
でも旅は止められない。

写真:ボリビアのラパス パンを売るオバチャン

メーデーなので・・・

2008年05月01日 | 友人たちのこと
今日は労働者の日、メーデーです。
個人的には何の関心もなく、普通の日だったのですが・・・
現代の日本社会と闘う人はいるものです。

mixi友の羊君もその一人・・・
バイトしていたガソリンスタンド相手に闘っています。
サービス残業やら労働条件やら・・・
ガソリンスタンドユニオンを立ち上げ、多くの人々と共に闘っています。
詳しくは、彼のブログ我慢しません、勝つまでは。

彼とは何ヶ月か前に出会ったのだけど、その時はタイ好きの若者という印象だった。明日にでも、一ヶ月前に旅したタイへまた旅しそうな勢いだった。その数週間後、彼は日本で面白いことを見付けたというメールをくれた。それが今回の活動である。いやー、正直驚いた。彼の情熱というベクトルが、タイからすべてここへ向いたのだと思った。今後どんな方向へいくのか楽しみである。